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地元の歴史講座

2022年01月13日 | 日記

講師のサノ先生はもう20年くらい前に生涯学習関連で交流があった方ですが、私のことは覚えていないかと思ったけど、当時のことを思い出してくれました。

20年も経つとお互いに高齢者なので記憶の片隅を呼び起こすのが大変。

受講生は30人募集のところ9人しか集まりませんでしたが、みなさんとても熱心です。

その中にひとり私が現役で高齢者教室を担当していたころの生徒さんがいて、現在はお年が92歳だそうでびっくり。

つねに前向きな人は違うなー、と感心しました。

あのころはよかった、とおっしゃいます。

とくにバス旅行で東京見物したのが印象的だったといい、あれは皇居東御苑散策と巣鴨のとげぬき地蔵でしたが、申込み開始即日に50人の定員がいっぱいになり、補助席まで使って平均年齢80歳くらいのお年寄りを東京まで連れて行ったのです。

今ではそんなリスクの高い危険な計画は無理ですよねー。

途中で怪我したり、倒れたりすることなく全員無事で戻ったんだからいいようなものの、よく実行したと思います。

今日は温泉にまつわる話でした。

近くに庵原という地名の場所がありますが、その昔弘法大師が通りかかって、おばあさんに水を所望したとき、おばあさんが大師の身なりが汚いのでいぶかしんで、水なら川の水を飲めばいいと無視したらしい。

そこで弘法大師が地面を錫杖でつつくとその川の水が消え、だから今でもあのあたりは川がなくなっていて、途中からまだ水が湧いて現在の川になっているのだそうです。

錫杖をつついて温泉が湧いた修善寺の真逆ですね。

 

弘法大師空海の名前はあっちこっちに出てきますが、出羽のほうでは即身仏というのがあり、しっかり木喰して脂肪を抜いてからミイラの段階へ進まないと失敗して腐敗するので、あと燻製するのだそうです。

だからミイラの失敗作は色が黒いとか。

成功した人は鉄門海上人というように「**海上人」と命名されます。

これは空海から海という字をとったそうです。

 

「木賃宿」の語源。昔は安い宿屋に泊まる時、干し飯など持参して自炊するので、お湯が必要となり、それを沸かすための燃料(マキ)代をとったから木賃宿と言いました。

サノ先生のお話が人気があるのは今も昔も変わらないのですが、彼はとにかく人名地名年代を全部そらんじているんですよ。

テキストやメモを見ながらではない。

そこがすごいところです。

 

「玄奘三蔵」の本

勉誠出版から暮れの12月28日に出版された本ですが、著者のひとりのキッカワ先生を通して早々に入手しました。

少しでもわかればいいんだけど難しそう・・・・・・・・・

この本は価格が定価12000円、分厚くて立派な本。

500部印刷されているそうでなかなかアマゾンなどには出てこないと思います。

 

「高野山大学の先生からの回答」

どんな書物や論文を読めばいいのか教えてくださいと問い合わせたら、4点紹介してくれました。

やはりMM先生はいいなあ。

そのうち1点はすでに高野山大学図書館からコピーしてもらってありますが、あと3点、図書館に丸投げしてコピーを要請(メールで)しました。

はたして少しでも送ってもらえるかどうか。

 

 

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