TUFS(東京外語大)サンスクリット会話の授業でデーヴァナーガリー文字の書き方をやりましたが、現在は基本形だけでもそのうち「切り継ぎ?」という形が出てくると思うので、いまのうちに見本を作っちゃおう!と思って、前に作ってあった梵字の表を利用してそこへキーボードをサンスクリット入力にしてみました。
手際が悪くなってきて、なかなかテキストボックスのコピーがうまくいかない。
その枠の中へおさめようと思うとどうしてもテキストボックスの力を借りなければならないのに、なんどもコピーが空振りになってやり直し回数が多い。
なんでテキストボックスを使うかというと、もともとこの表は自分で手書きの梵字を書き込むために作ったもので、四角い部分の左上にはローマナイズが書いてあって、空欄に梵字を書こうと思ったわけです。
手書き用の空欄なので、そこへデーヴァナーガリーをおさめるにはテキストボックスに入れるほかない。
梵字の悉曇十八章は大事にしまいこんであって、それはは高名な大先生に習ったもので大変貴重。美濃紙に1枚1枚、師匠が手本をいちばん上のところに左にずっとつながって書いてくれてあり、弟子(私)はその展開形を下のほうへ書いていくというシステム。
ほんものは美濃紙に120枚くらいになっていると思う。
ちゃんと印可状もいただきました。
専用の紙は高野山の紙屋さんにひとしめ注文して一生分確保してありますが、それっきり・・・・・・・
いまから4年くらい前のことだったか。
先生は梵字をやるなら、ローマナイズと梵字を双方向で行ったり来たりできるようにしておかなければいけないよ、と言われたのでそのときこの枠組みを作ったのです。
現在はどちらかというとローマナイズとデーヴァナーガリを行ったり来たり。
梵字はしばらくお預けですが、なにかとかたがついたらそのとき再開します。
悉曇十八章は私が作ったものは全部でA4で70枚になり、現在のところ11ページだけこの文字を入れてみました。
たぶん後半部分はほとんど非実用的なパーツの組み合わせで、意味がないと思うので、いい加減のところまでいったらやめるつもりです。
この悉曇十八章を考え付いたのは誰なんだろう。
もしかして空海?
そんなことも知らず黙々と取り掛かってしまうところがちょっと問題ありかも。
なんでも、サンスクリットで習う母音文字や子音文字の順番はそのまま辞書のと一致しているらしい(未確認)。
アルファベット順でないのですごくひきにくいと思っていたけど、あの発音練習の順番だったらわかるかもです。
この作業をやるといやでもキーボードの配列が頭に入ってきます。
子音文字をポチったら、Eをクリックするとアーになり、Fはイに、Rはイーに、Gはウに、Tはウーに、Sはエに、Wはアイに、Aはオに、Qはアウ、Xはアヌスヴァーラに、シフト+ほ はヴィサルガがついた形に変身します。
眼が疲れる。
サンスクリットをキーボードで入力するとおもしろいのは、3つくらいのパーツを組み合わせたものでもちゃんと合成されることです。
たぶんハングルなんかもこの仕組みでできているんだろうなあ。
4週連続あったサンスクリット会話の授業が黄金連休のため2回お休みです。
いまのところちゃんとついていけて、少し余裕も感じていますが、はてさていつごろ落ちこぼれてしまうかな。