私のスマホ操作能力は自己判定では10段階の6くらい(後期高齢者として)のレベルだと思う。
日常的にかなり使い込んではいるのだが、なにせあの文字の小ささと自分の指の太さとで大変苦労している。
だからなるべくスマホは避けているのだが、各種のアプリがスマホでないと使えないため、マイナポータルを使いたければパソコンにはICカードリーダーが必要になっている。
このマイナポータルを使いこなしている人はいったい全人口の何%くらいいるのかな。
若い人はいざしらず、ほんとうに国は後期高齢者がこれを使いこなせると思っているのだろうか。
画面が見にくいのに、目的地へたどりつかず、そのたびに元の画面に戻るのに途切れてしまい、カードの読み込みからやり直すこと10回。
パソコンにしか使えないような周辺機器を買うなんて無駄遣いとしかいえないけれど、しかたがない。
今回は自分の源泉徴収票を確認したいと思ったのが動機で、年金の年間の支給額と社会保険料の合計金額を知るだけでいい。
(なぜか私のところには紙のお知らせが届かないので)
ただそれだけのことでもマイナポータルではおいそれとたどりつけない。
1,2,3の3段階くらいで結果が出てほしいのに、細かい文字で説明文がえんえんと続いていてうんざりしてしまう。
国の役人は実際に高齢者にスマホを持たせて作業をする様子を確かめてほしい。
目が不自由、手先がふるえて、ご操作から戻る方法がわからないといった高齢者にも使いこなせるようでなければ実用化はまだ10年先にしてほしい。
・・・と文句を言いつつ、パソコンでその中身を確認するためにICカードリーダーを発注した。
あんまり高いのだと役に立たなかったときに後悔するから1200円くらいの安いのです。