サンスクリット初級講座を受講するために東京へ行ってきました。
初めての土地なので右も左も分からないから時間に余裕をみて新幹線に乗りました。
東京駅からは地下鉄で本郷3丁目へ行くらしいのですが、どうも地底は苦手なので、山手線で御徒町へ行き、地上を歩いていくことにしました。
いやはや、上り坂なんですねえ。
けっこう息が切れました。
今日の授業で印象に残ったこと。
サンスクリット(原語ではサンスクリタ)という言葉を分解すると、サン+s+クリタになり、そのクリタがk+r(下点つき)+taになるのですが、そのクリタの部分が、金剛界曼荼羅2番目の尊である金剛舞菩薩の種子と同じだったのです。
クリタの意味は「作られた」で、過去分詞だそうで。
ルート記号は「語根」をあらわし、中に動詞が入るらしい。
今年はコロナのために授業回数が半分に減って、全10回になったため、動詞のところまでは進めないということでした。
授業料は半分、現金で戻されました(1万円)。
お金は返さなくていいから、残りはZOOMでやってくれないかなあ。
若い先生ですが、聞き取りやすく、無駄のない表現で、わかりやすい。
頭がいい人なんだと思う。
テキスト(コピー)の最後のページにデーヴァナーガリー字母表があり、ここで発音を指導してくれたのですが、母音のみで、時間切れ。
ちょうど私がいちばん知りたかったところの一歩手前でした。
すごーく残念。
知りたいところというのは、ka,kha,ga,gha・・・と続くところの発音です。
12時20分ごろ終わり、周囲になにもない場所だからそそくさと御徒町駅へむかい・・・・途中湯島天神へ道草し、山手線に乗って東京駅へついたのがちょうど1時ごろ。
湯島天神で道草しなければ1時3分のひかりに間に合ったかもしれないなあ。
やはり明るいうちに家に戻りたいので、来月からの「大乗起信論」は参加取りやめにしてきました。