望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

舞台の裏のウラ話・その1

2014-08-27 20:33:10 | 舞台・ウラ話

昨日は足のことで、
また違うところに行っちゃいましたが、

はい、お待たせいたしました!
今日から書きます。


ということで、メイクの話ですね。


役者は、楽屋に入って、舞台メイクをするとき、

普通は顔を洗って、
完全にスッピンにしてから、メイクを始めます。


たぶん、白塗りのような化粧をした、
昔の名残じゃないかなぁ、と思うんですけど、

今の小劇場みたいに、
ほとんどナチュラルメイクの場合は、
あまり意味がないんですよね。

・・・なんですが、
それでも、まず全員が、顔を洗います。
で、スッピンからスタートします。

ある意味、儀式みたいなものですね。



でも・・・、

 私はやりません。


  めんどくさーい!



私なんかの場合、
肌の色から違う場合はともかく、

普通の現代劇なら、
いつものメイクを、ちょっと、
濃い目にすれば問題なし!

早い早い


文句があるなら、
普通にがっつりメイクが必要な、
美しい役でも下さい!
(逆ギレ)

私ががっつりメイクをするときって、
笑いを取るか、バケモノ系か、
どっちかなんだから!


あ、そういえば、バケモノ系では、
・・・って、そんなに数はやってませんよ、さすがに。

でも、顔に隈取りを描いたときは、
けっこう大変でした。



このときには、けっこう、ここで、
愚痴ったり、うろたえたり、
いろいろ書きまくっていたため、
覚えておられる方もあると思いますが、


最初は普通のメイクで出て、
途中で怖い人になるため、

本番の途中で、
手間のかかる隈取りを、

フルスピードで仕上げなきゃならない、
というのが大変で


着替えもあるし、
トロい私にとっては、
大変なプレッシャーだったのですが、


こういうのって、たいがい、
アセればアセるほど、
ヘンなことになってくるんですよね。


   (つづく)




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