望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ダブルで見せます!ウラ話&ウラ写真⑦

2023-04-06 16:00:17 | 舞台・ウラ話

<文章と写真は全く関係ありません>



ウラ話
一難去っての初顔合わせ①


ついに初顔合わせの日になって、
初めて、みんなで台本を読んで・・・。


その時点で、由紀は「大丈夫!」だと思いました。

台詞の読み方がまっすぐで、余計な色がついてない。
彼女はいける、と長年の勘が働きました。

このまま演出家の指導を受けていけば、
どんどん伸びていくだろう。



 ただ・・・、なんていうのか・・・、


  みんな、なんでこんなにバラバラなの???



もちろん、初めて共演者の前で読むワケで、
私も毎回、顔合わせはめちゃくちゃに緊張します。



 それはそうなんだけど・・・、


それぞれの醸し出す演技の空気というか、
芝居の雰囲気がバッラバラで。


といっても、芝居に関しては演出家の仕事だから、
こちらが口を出すことではない。


 ・・・とは思いつつも、

 どうする気だ~~

みたいな気分は、正直ありました。


中でも「これはヤバい」と思ったのが・・・。

 <つづく>




ウラ写真
出を待つ

ひたすら集中して待つ久米田先生(西村尚恭君)。

彼の真面目さが体からあふれてきそうです。

かなりの緊張も伝わりますね。

 



このシーンが最初の出番となる銀治郎(如月せいいちろーさん)も、
いつもの柔和な表情とは打って変わって、
厳しい表情で出を待っています。

最初に場に出るシーンって、
どんなベテランでも、やっぱり緊張するんです。

 



政志役の上入佐秀平君。



彼の出番はワンシーンなのですが、
なんといっても「蛇の悪霊がついたー」なんていう、
超ハイテンションシーン。

だからといって、狙いに行ったら、
すべては終わってしまいます。

ハチャメチャであっても、
きちんとその場でリアルに生きてないと、
客席は冷えきってしまう。

そりゃぁ、独特の緊張感があったと思います。

あのシーン、
キャスト仲間も「このシーン大好き!」なんて、
楽しんで見てくれていたのですが、

やってる方は、テンポを崩さないか、
毎回ヒヤヒヤでございました~。

 <つづく>

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