望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

主役もヒロインも小道具作り

2011-02-09 09:50:56 | 演劇・舞台・小劇場
 
ついに大きなスタジオに入りました 

ここで、本番と同じ形のセットを組んで稽古します。


これまで平面の稽古場でやっていた殺陣も、

まるっきり勝手が変わって、最初はみんな大パニック。

セットには階段もあるし、壁もありますからね~。



いやもちろん、これまでだって、
それを想定して稽古してきたはずなんですが、

そこが頭で考えるのと、実際にあるのとの違いで 


バキッ!(木の折れる音)

「おいっ


なーんて状態から、またじっくりと稽古やり直しです。



そして、

それと同時進行で、作り物の作業もガンガン進んでいます。



 セットの前で、刀を作る男性陣。

刀っていうとTVの時代劇を思いだしますが、
今回はもっとずーーーっと古い平安時代。

あんな刀じゃないんです。
もっとシンプルかつワイルド。

ということで、全員で「MY刀」を作成中。
立ち回りで壊れたりするので、予備もたくさん作ります。


朝早くから、本当に、いや、これ、けっこう大変なんです。

そしてその中には、将門役の載寧君も入っています。

主役も、みんなと一緒に早朝から来て、
木屑にまみれて作っているんです。


いや~、本当に彼はすごいです。

小劇場の役者なら、当たり前なんですけど、

彼はホリプロのタレントさんで、
「デカレンジャー」の主役をやった人。→

つまり「タレントさん」なんですね。

普通、タレントさんはこういう作業、やりたがらないんです。
そりゃそうですよ。
TVだったら、その道のプロがいるわけですから。

それだけじゃなく、
稽古場に入るのも遅かったり、休みが多かったり。
はっきり言って、態度の悪いヤツが多い。



ところがところが載寧君は、

稽古場には30分前には到着。
空いている時間はずっと自主稽古。

その上、こういう作業も進んで働いてくれます。

誰よりも「本気」
オバサン、感激!

主役だから当たり前、って思われるかもしれませんが、
それが当たり前ではない世界なんですね。

うん。オバサン、かなりファンになってます。



一方、こちらはヒロインの玉姫役、野村恵里ちゃん。



おなじみ小道具チーフの長縄さんと、
彼女も朝から小道具作り。

彼女もね、元アイドルなんですよ。
ホリプロのスカウトキャラバン出身。

やっぱりね~、美人・・・です。

ほんっとに「かわいいなぁ」って思います。

アイドルの持つ、独特の「華」ってありますね。



載寧君も恵里ちゃんも、ライトの下に入ると、

またぐっと際立つはず。

残念なのは、本番が客席で観られないことだなぁ(おいおい!)



          

将門 ~平将門傀儡徒夢~

           
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