望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

朗読劇・ちょっとだけウラ話・その1

2024-08-04 15:31:49 | 舞台・ウラ話

 

2週間前に朗読劇が終わりまして、

久しぶりに公演のウラ話と思ったのですが、

これがあんまりないんですよね。

稽古時間も少ないし、
小道具もなければ衣装の早替えがあるわけでもなく、

座ったきりの朗読劇では、そりゃなくて当たり前。

で、どうしようかな~と思ったとき、

昔の朗読劇の「事件」を思い出したんです。


そういえば・・・あったなぁ。
思い出してもゾッとするようなことが・・・。


いつだったかを調べてみたら、11年も前でした。



ということで・・・、

今回の朗読劇のウラ話のつもりで来て下さった方、
ごめんなさーーい!!

今回のも後で必ず書きますので、
とりあえず11年前のウラ話から書かせて下さい!

はい、これから書くのは11年前の朗読劇の、

<血の気が引く>ようなウラ話でございます。


   *    *

朗読劇と一口にいっても、
いろんなパターンがありますよね。

今回のように座ってるだけもあれば、
けっこう動きのある作り方もある。

その時の朗読劇は後者の方で、
演者が出たり入ったり、
かなり動きのある演出で・・・、

結果的に、それで命拾いしたのですが・・・。

   *    *

それは公演初日。
開演5分前くらい。


もちろん、既に全員、そでに待機していて、

台本をまとめてある、こういうファイルを、



しっかり胸に抱えておりました。


同じ台本といっても、
いろいろと個人的に書き込みがあるし、

私みたいに、字を大きく太く、
カスタマイズしてるのもあるし、

同じファイルでも取り違えたりしたら、
とんでもないことになるんですね。

特に私なんぞ、
他の出演者の台本は、小さくて読めないっ!

だから間違えないように、


と、それと・・・、

やっぱり抱えていたい気分で、

みんな黒のファイルを抱えていたんです。


で、

もうすぐ始まるな、と思いながら、


いつものように台詞を復唱する必要もなく、
(台本持ってますからね)


でも、やっぱり不安で、ファイルを開いたんです。

舞台の裏の、少し明るめのスペースで。


そこでもう一度、
ちゃんと読み直しておこう・・・と。


  と・・・そのとき!


  (つづく)

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