望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

リモート演劇ウラ話<その2>

2020-10-25 16:23:59 | 舞台・ウラ話

 

この話のオファーをいただいた時、
あまり深く考えずに受けました。

芝居への飢餓感もあったし、

それ以上に「リモートなら」みたいな、
気楽な感覚があったんですね。

 

1本の舞台ともなれば、
稽古場と劇場通いに、およそ2ヶ月。

オファーを受けたときは、まだピリピリしていた時期で、
舞台をやるなんて発想すらなかった。

 

でも、リモートなら!


稽古場に集まらなくてもいいし、
ちょこっと時間とれば楽勝だわ。

だって、往復の移動時間ゼロだし、
台詞だって、シーンごとに覚えりゃいいんだから。


楽して芝居ができるって最高!


少なくとも、その時にはそう思いました。

 

 

しかしね、

よく考えてみたら、


舞台中継をリモートで予約しても、

その時間に家で、ずっと観るって、
想像以上に難しいんですよね。

アーカイブでもなきゃ、
とてもちゃんとは観られない。

 

観るだけでも大変なのに、
自分で出るとなったら、

そんな気楽な考えで、
できるワケないんですよね

 

 

私の場合、演出家の気遣いで、
撮影は2日だけにまとめてもらいました。

 

  たった2日。

 

  それもお昼だけ。

 

めちゃくちゃ楽でしょう?

ここでも大事にしてもらってました。

 

 

   なんだけど・・・、

 

    なんだけど・・・!

 

 

 スタートの撮影の日が・・・、

 

   よりにもよって・・・、

 

 

  ダンナもリモートワークの日だった!

 

 


我が家の、たった1台のデスクトップPCの前で、
ダンナが仕事している時、

私は、すぐ隣の部屋で、

  大声で芝居をするということに・・・。

 

   <つづく>

 

 

 

 

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