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望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ご不幸ウラ話・・・狂気の沙汰は波乱万丈<その4>

2016-10-06 16:05:55 | 舞台・ウラ話

(1日空いちゃいましたが、ま、適当にお読み下さい)

ふと見ると・・・、
飛ばしたケーキの箱のふたが、半分開きかけている!

これが開いたら・・・、
舞台に登場するのは、3冊の本 

  ヤバい!


でも、このシーンには、
本当にありがたい演出がついていました。

物を飛ばした後、

私は、狂ったように叫びながら、
そのあたりを這い回って、
散らした物を拾うんですね。


主宰が以前、
ジョン・F・ケネディ暗殺事件の映像を見たとき、

撃たれて、身体から飛び散った夫の内臓を、
ジャクリーン夫人が叫びながら集めていた。

元に戻るはずがないのを知りながら、
人間って、こういうとき、
こんな行動をとるんだ、

と、強烈に印象に残ったので、そのイメージで、
とのことでした。

私も同じ映像を見てるはずなのに、
そんなこと、まったく気づかなかったんですけどね。
(だから私は作・演出家にはなれない


とまぁ、そういうイメージで、
演出がついた動きなんですが、

そのおかげで、
そのあたりの片づけが、全部できちゃうことに(笑)


物が散らかっている場所は、

その後のシーンで、
カトウクリス君や小川千尋ちゃんが、
後ろ向きで移動しなきゃならない場所。

そのあとも、結構走り回るため、
何かがあると、
転んだり、大けがにもつながります。


そこで、

ここでの私の役割は、
叫びながら、とにかく場所をあけること!(笑)

ケーキの箱も、さりげなくフタを押さえて、
わからないように奥に突っ込み、セーフ

周りで見ていた共演者が、
おびえる芝居をしながらも、
ホッとしたのを、空気で感じました。


そうかと思うと、
公演中、ずっと右腕が筋肉痛で・・・。


   <つづく>





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