望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

ウラ話フルコース(29) なぜか突然バミリの話

2014-06-27 10:08:03 | 舞台・ウラ話

また話がとっ散らかっていますが、
思い出したんです。


やらざるを得ないので、
いつも当たり前のように、
やっていることなんですが、

舞台で、

 <バミリにちゃんと立つ>

って、意外に難しいんですよ。


これ、実際に、
やってみて頂くとわかるんですが、


たとえば、小さな付箋くらいの紙を、
2~3メートル先に置きます。
(貼り付けるとベスト)

で、そこまで歩いて行って、

その付箋を、
両足の間に挟むように立つんです。


 <もちろん、下を見ないで>


何度かやっているうちに、
ある程度、感覚はつかめますが、


舞台で、
たとえば、走ってきて 
バミリにピタッと止まるのは 
かなりの技を必要とします。



そして役者は、その技を、

  持ってやしませーん(笑)


(持ってる人もいるのかな


だから、よく10センチくらい、ズレたりするんです。

といっても、
下を見てから直すワケにもいかず、

どうかな~、とドキドキしながら、
何もなかった顔をして芝居するんですが、



最終手段として、

ライトを浴びてから、
さりげなくライトの中に入る方法、
っていうのがありまして。


バミリというのは、
ぴったりに止まったときに、一番、
ライトを浴びるようになっているので、

止まれなくても、
なんとなく、ライトの真ん中に入れば、
バミリはなかったことにできるんですね。


ライトの真ん中というのは、
だいたい経験上、わかってきます。

 ・・・が、

わからない人は、ずっとわからない。


私の方向音痴ほどじゃなくても、
どうしてもズレちゃう、
というベテランもいます。

でも、よくしたもので、
こういう人は、
バミリにピタッと止まる、
才能があったりするんですね~(笑)


人間それぞれ能力が、

  ・・・って、

 話が細かすぎ


明日は昨日の続きに戻ります!


  (つづく)


  しつこいのは承知の上
    どうぞよろしくお願いいたします
  
  人気ブログランキング
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ