雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 1月20日(木)の2 次女のIさんの誕生日の前日です

2011年01月21日 06時24分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月20日(木)の2 次女のIさんの誕生日の前日です

 明日は、次女のIさんの2○才の誕生日です。
 ごめんなさい、精液だけ使って、生物学的に、産む責任のない父親は無責任ですね、正確に20何才なのか、定かではありません。

 あ、則子さん、そんな怖い顔をしないでください。

 次女のIさんが産まれるための「2人目をつくろう」という決断をしたのは、ぼくですからね。

 もちろん、きっかけは、ぼくが「いまの収入では、2人は無理」と主張していたのにたいして、則子さんが、30何才で「もう子供はつくれないのかな」って、涙を流したことですが。

 則子さんの涙に、つい「じゃあ、2人目、つくろうか」と言ってしまったので、今のIさんがいるんですね。

 Iさん、わかった?
 則子さんの涙がなかったら、Iさんは産まれなかったんだよ。
 なんだか、不思議ですね。

 夜、長女のTさんが、ケーキを買ってきてくれました。

 TさんとIさんは、ぼくたちが2人目をつくるのをためらっていたので、6年くらい離れています。
 
 やっぱり、今になってみると、2人子供がいて、2人親がいて、親と子の4人の、四角関係がうまくいっているような気がします。

 バランスはいいですね。

 Tさん、Iさんに、感謝です。
 

 

 
 

雨宮日記 1月20日(木) 「大寒(だいかん)」です

2011年01月21日 06時04分09秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月20日(木) 「大寒(だいかん)」です

 雨宮ブログを初めて1年以上が経つので、去年の「1月20日」と同じ事を書かないように、以前の日記を参照しないといけないですね。

 1年前の日記は、こうです。

 「1月20日は大寒(たいかん)です。
 昔の旧暦は、太陰暦といって月の満ち欠けで月を数えるので、1年の季節の移り変わりとはずれてしまいます。
 そこで、1年365日を「24節気」に分けて、季節の変わり目が分かるようにこよみに書き込みました。
 その1つが大寒(だいかん)です。
 「おおさむ」とは読まないでくださいね。

 ボクが小さい頃から覚えている「唄」ではこうです。
 母が歌ってくれた子守歌かもしれません、
  「大寒(おおさむ) 小寒(こさむ)
   山から小僧(こぞう)が 泣いてきた
   なんと言って 泣いてきた
   寒いと言って 泣いてきた」
 と覚えています。もちろん「大寒(おおさむ)」は「大寒(だいかん)」のことで、「小寒(こさむ)」は「小寒(しょうかん)」のことですが。

 加藤文三さんの『民謡歳時記(上)』(青木書店、1980年)の「1月 寒天唄」(p52)には、「これは東京の唄だが、長崎では初めを「あー寒さ、こー寒さ・といい、熊本では「ああ寒み、小寒み」という」とあります。
 
 ボクの母は東京育ちで、結婚して浜松へ来たので、これは「東京の唄」なのか、それとも父の、浜松の唄なのか、わかりません。
 回りの友だちに聞いてみたいと思います。」

 今日の「大寒」から15日前が「小寒」で、15日後が2月はじめの「立春」です。
 「小寒」から「立春」までの30日間(1ヶ月)を「寒の内」といいます。

 ぼくが好きな日本酒は、この寒い時期につくる「寒造り」のお酒と言って、おいしいとされています。


 「合点(がてん)して 居ても 寒いぞ 貧しいぞ」 
  
   小林一茶さん(文化八年(1811年)、一茶さん49才、「我春集」

本と映像の森 125 奥泉光さん著『シューマンの指』講談社、2010年7月

2011年01月21日 05時25分55秒 | 本と映像の森
本と映像の森 125 奥泉光さん著『シューマンの指』講談社、2010年7月

 「音楽推理小説」です。
 前に紹介した「さよなら、ドビュッシー」も最後にどんでん返しの謎解きがありましたが、これも帯には「ラスト20ページに待ち受ける、未体験の衝撃と恍惚-」と書いてあります。

 シューマンさんは、ショパンさんと同じ年、1810年の6月8日生まれなので、昨年は「シューマンさん生誕200年」なのですが、ショパンさんほどには騒がれませんでした。

 ぼくもショパンさんは、ピアノ曲をほとんど聴きましたが、シューマンさんはこれからなので、この本の最初に「ダヴィッド同盟舞曲集」なんて出てくると、本を置いて、CDを探しに行こうかと思いますね。

 もちろん、シューマンさんのピアノ協奏曲は、すごい、すてきで、何回も聴いています。

 小説は、主人公・里橋優さんへの旧友・鹿内堅一郎さんの手紙から始まります。
 
 ドイツに留学していた鹿内さんは、里橋優さんと知り合いのピアニスト・永嶺修人さんのコンサートと遭遇します。

 手紙は、ピアニストには致命的な、右手中指を切り落とした事故に遭遇した永嶺修人さんの右手が自由に動いているのに驚嘆した鹿内さんが里橋優さんに書いたものです。

 ネタバレは、あまりしたくないので、読み終わってから、どう紹介するか?考えますが、いま半分くらい読みましたが、シューマンさんの紹介テキストとしても傑作でもあることは間違い有りません。

 だって、音楽本より、「大反響!話題沸騰」の小説の方が、何倍?何十倍?印刷されるか。