羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

まったりと看病の日々

2007-01-16 22:17:25 | 子羊・日常の様子

昨日に引き続き今日も、子羊たちは熱のため、学校を休みました。ついでにいうと、羊飼いも看病のため出張講師の仕事を休むハメになりました。

子羊たちも、冬休みの遠出から、新学期と、かなり疲れていたのかもしれません。ここにきて一気に疲れが出たのだと思います。

さて、羊飼いは補完医療であるホメオパシーを勉強中です。そんなこともあり、小羊らには、極力自然に治癒してもらいたいわけです。なお、ホメオパシーは、予防薬ではないため、症状が全て揃うまで待つことをしないとなりません。鼻が出るだとか、喉がイタイだとか、それぞれどう痛いのか、ヒリヒリするのかズキンとするのか、また、急に熱が出たとか、症状が揃いきるまで待って確実になった時に、初めてシミリマムのレメディの登場となります。

間違っても、「あれ?ちょっと風邪っぽい?」・・などという段階では処方しないのです。羊飼いはクラシカルホメオパシーを勉強しようとしていますので、ミックスされたレメディを使うことはしません。ので、のんびりと症状が確定するまで待つわけです。せっかちな羊飼いには非常に大変な作業でもあります。

また、いくら副作用がないからといって、一度や二度の投与でアレコレとレメディを変えてはいけません。セルフケアセミナーでH先生曰く、「それをするくらいなら、一回の解熱剤を飲んだほうが、体のために良い」とのことです。(ただし、高熱の場合は、救急なので、効かない場合にすぐに変えても良いらしい、熱が不要なレメディを燃やしてしまうのだそうです)

そんなことを聞いている羊飼い。子羊らの症状が現れるまで目をサラのようにして待つ、待って待って待ちます。ここでは詳しいことは省きますが、レメディは対症療法の薬(症状を抑える薬)ではなく、ストレスによって生体が失ってしまった情報なので、症状がなければ、何もわからないからです。

今回は、結局最終的にそれぞれにベラドンナとメリクリウスを与えましたが、これから様子を見ます。

いつも、そんなこんなしているうちに熱は下がり、レメディが効いたからなのか、自然治癒なのか・・ま、どちらでも治ればいいか・・となります。

しかし、子どもの状態をみて病院へ行くというのは基本ですから、無理をしないようにしましょう。結局風邪に効く風邪薬はなく、氷枕をしたり温かくして寝て治すというのは昔から言われることです。基本はそれですね。一方でこのような自然治癒は体に負担も大きいので、ホメオパシーで治癒を上手に助けてあげるわけです。

子どもの熱というのは大事で、抗生剤などで無理に抑えないほうがいいのです。子どもが、自身の体を作りかえるのに、熱が必要なのですね。熱が細胞を活性化させます。そして、一番大事なのが、体が休息を求めているということです。無理に休ませるために体が出すサインなのですね。もちろん、大人でもですね。

現在は忙しい時代なので、働く親は子どもが熱がでると大変です。見てくれる人もいなければ、休むしかないですからね。働くためには、まったりと症状を待っているわけにもいきません。せめて、幼児期、入学前まではこんな看病をしてあげたいものです。

そうはいっても、今日で発熱3日目。早く開放されたいのは、正直なところ。

先にパーッと高熱の出た息子羊は、喉の痛みと口内炎があるものの、今夜は熱が下がり楽になりました。ずっと微熱と頭痛が続きクラクラするといっていた娘羊が現在、熱真っ最中です。18日は娘の誕生日。それまでには元気になって欲しいものです。