goo blog サービス終了のお知らせ 

羊飼いな日々

仕事も家庭も子育ても、
のんびり気ままに行きましょう~

歯科矯正な日々 その2

2006-09-22 22:44:50 | 身体と心・歯科矯正

前回、さわりの部分のみの歯科矯正顛末。というか、羊飼いの思い出話だけでしたね。すみません。

きっと、この記事を検索してくださった方は、反対咬合の矯正について、とても切羽つまって悩んでおられるずです。

で、特別にセキララにどのような流れなのかをご説明いたしましょう。

まず、娘(小4)の症状ですが、「上顎劣成長、下顎過成長による、骨格性反対咬合」という診断です。治療名は、「早期予防矯正治療」といいます。

これは、どういうことかといいますと、上顎に比べ、下顎が成長しすぎるため、受け口になっている。上顎が発達不足のため、小さいので、歯の生えるスペースがない、この先永久歯が生える場所がないので、ゆくゆく乱くい歯になってしまう。娘の場合、ちょうど、乳歯から生え変わる時期なので、上あごを広げ、下顎を押さえながら歯をきれいに整えていきます。

なので、反対咬合の場合は、普通の歯並びが悪い状態と違うため、あごから広げていく必要があり、また、骨格の成長も見ながら整えるので、早く相談に行くほうがいいみたいです。4、5歳から診察を受けると、いいらしいです。遅くとも娘の年齢くらいまでだと、割合スムースらしいです。もちろん、もっと大きくなっても大丈夫ですが、やはり時間と費用はかさみます。悩んでる方はお早めに相談に。

娘は歯並びは、まだ永久歯が生えてないこともあり、きれいなので、上前歯8本、下前歯8本を、咬合誘導、部分矯正治療する、という感じです。

さて、気になるスケジュールと費用です。

5月中旬-はじめて電話する。郵送で、書類をいっぱい書く

6月21日 予約がとれず、やっと初診 3,680円

7月21日 予約がなかなかとれず、やっと検査にこぎつける 21,000円

8月11日 3週間後診断 15,750円

この日、矯正費用の見積もりが出る。しめて 246,750-円

これは、あくまで、装置・技術料のみ。毎回、窓口で支払う治療費と指導料金は、また別。だいたい15万也。もう、たおれそう。

8月24日 上奥歯の間に器具を固定するため、歯の隙間をあけるセパレーター処置。ゴムをはさむ 他、歯ブラシセット込み 4,280円

8月31日 上顎拡大装置印象採得  1,730円

途中おたふく、また、M歯科さんの都合で予約がのびのびに。・・・。

9月21日 やーーーっと、ここで矯正開始。ここまでも長かった。拡大装置セット 3,150円 と、矯正器具の分割頭金、約5万円支払い。残りは、これから1年間分割支払い。

拡大装置は、上顎の内側にセットし、内側から顎を広げる器具のこと、。

本人なれないので、変なかんじらしい。痛みはいまのところないが、食事がたべにくい。歯磨きもなんか気になってしかたない。

次回は3週間後。なにもなければ、ようやくブリッジ装着だ。

その後は、寝てる間につけるヘッドギア・フェイスマスク セットだ。

とにかく、先生に丁寧に時間をかけて、説明されているので、治療自体は結構納得している。費用も、適正という感じだ。注意点として、受け口の子は、発音にも問題があり、顎を突き出すほうがラクなので、姿勢が悪くなり背骨も曲がるらしい。また、舌が普通は上の前歯についているのが、下の前歯につける癖がついている。だから、矯正と同時に、発声、姿勢、舌の位置などの訓練もしていくらしい。うーん。羊飼いの幼少のころの矯正よりかなり進化している・・・。なにせ、黄金出っ歯ですから。

結局、歯だけを治すというより、骨格や生活習慣から、全体的に整えていく感じ。きちんとした予防歯科も教えてくれて、娘の歯に対する意識もかなりあがったように思う。いろんな意味で、反対咬合は矯正したほうがいいということも、今回はよくわかりました。ちなみに1歳になる姪も、もうりっぱな反対咬合。遺伝強いのでしょうか。弟夫婦には、お金をためるようにアドバイスしておきました。


歯科矯正な日々 その1

2006-09-21 20:28:45 | 身体と心・歯科矯正

今日、M矯正歯科の日であった。娘は、生まれつきりっぱな反対咬合なのである。受け口とも言う。(実は羊飼いもそうであった。そして小学生の時に矯正をしている。)

さかのぼる事30年。そのころ矯正する子どもはほとんどいなかったため、羊飼いに対するいじめは酷かった。黄金出っ歯なるあだ名までつけられ、それはそれはつらい日々であった。しかし、そんな日々も今振り返るといい体験であったように思う。(あだ名も今思えば、金持ちそうで、なかなかいい。)

人は中身なんかより、外見しか見ないということも子供心に感じていた。見てくれは変だけど、中身はとてもいい子なのよ・・などと言われても、そう簡単に納得いかない・・そのルーツであった。その上、羊飼いは近視,乱視であったため、眼鏡までかけさせられていた。もう、いじめられる素質充分なのである。

ま、とにかく、そんなわけで、娘の矯正になんのためらいもなかった。現在は、実に寛容な時代で、矯正もいじめる対象ではないし、羊飼いが大人になった今は、歯を治してもらったことを、しみじみと親に感謝しているからだ。

で、矯正な日々になるわけだが、これがまた、ひとブログかかりそうないきおい。顛末はまた、今度。こればっかり・・。

今日は、上顎の内側に拡大装置なるものをセットされて、娘、少々ナーバスになっている。これは、小さい上顎を内側から広げる装置だ。これまでも、歯形をとる段階で吐いたり、かなり神経質になっていたので、夕飯はおかゆと豆腐とネギトロ。本人これしか食べない。くよくよしている娘羊を尻目に、子どもなのですぐ慣れるさ、と流す羊飼い。これから1年以上かかる矯正に、今からおたおたしてどうなるもんじゃない。費用も時間もたっぷり使って、さあ、どうなることか、またまた、ひと波乱ありそうな羊飼い一家なのである。