自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

1月20日

2017-01-20 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。2日目。

9時くらいに起きた気がする。いやー、快適だった。エアコンはちゃんと効いているし、何より静か!車の音もなければ、電車の音もない。我が家ってうるさかったんだなぁ…。窓を開けてみると、若干雲は多いけどいい天気。雨季なのにラッキーだ!

身だしなみを整えて、朝食へ。朝食は宿泊料金に含まれているよ。今日はプールサイドのオープンカフェみたいなところでビュッフェです。ちょっと行くと海なので、時折聞こえる波音が心地よい。ときどき激しいのが聞こえてくるけど。

店「in side?out side?」
ア「天気いいし、外かなぁ。アウトサイドで」
店「out side is so hot」
嫁「in side」

暑いところに来たんだから、暑くていいじゃん。中って言ったって、屋根があるだけでエアコンも壁もないんだからさ。

料理はビュッフェでみんなそこそこ美味しい。個人的に気に入ったのは、sumoke
tuna。スモークサーモンのマグロ版ですね。半生なので嫁はビビっていましたが、なかなかに美味しい。卵料理はオーダーすればその場で作ってくれるし、飲み物もその場で作るフレッシュジュースもあります。フレッシュジュースはぬるいのが難点ですが、めっちゃ美味しい。特に、オレンジ、スイカ、バナナは、どこ行っても外れがなかったよ。インターコンチネンタルは、プラスでグァバも美味しかった。メロンとパパイヤもどこにでもあったけど、イマイチだったな。今日のベストはライスヌードルでした。フォーですね、美味しい。

食後はホテル内のお散歩。ホテル、めちゃめちゃ広いねん。まずはプールの見回り。誰でも使えるプールが2つだったかな、あとはクラブルーム専用のプール。普通のプールは家族連れがパシャパシャと遊んでいましたが、クラブプールではプールサイドのベッドでみんなのんびり。ときどき、誰かが入っているけど泳いではいないなぁ。優雅ですね。

クラブプールのちょっと先は、プライベートビーチです。インド洋、波高し。めっちゃザッパンザッパンいってるよ。沖縄の海とは大違いだよ。砂は結構細かく、サンゴとかの混じりが少ないので、素足でも大丈夫そう。私はサンダルでしたけど。このために、モンベルのサンダルを買いましたからね。青い空と海、そして白い雲。いやー、夏って感じだね。雨季ってどこ行った。そこまで暑くないのが快適。

部屋へ戻る道中、昨日のクラブラウンジに寄ってみました。オレ、半袖短パンサンダルだけど、ドレスコード的に問題ないのかしら。不安に思いながら入ると、バトラーに捕まりました。やっちまったと思いましたが、早口の英語で『何にしますか?』的なことを聞かれていると思う。『通り抜けたかっただけです』とは言えず、強制休憩。アイスティーを頂くことに。まぁ、無料だし。このアイスティーがまた美味しい。香りは控えめだけど、中に入っているミントを潰すと爽やかな香りに。こりゃスッキリ。ただ、エアコンがガンガンで寒いっす。

部屋に戻って荷物の整理を少しして、13時にロビーへ。今日はツアー会社のサービスで6時間のチャーター車が付いているんだよ。ロビーで待っていたのは、昨日のアルサさん。ですよねー。運転手さんも昨日と同じ。運転手さんは気が弱そうな、笑顔のステキなおじさんです。今日やりたいことは昨日の段階で打ち合わせ済み。

まずは特産品系のお土産。ツアー会社お薦めのお店へ。すごい馴れ馴れしい店員さんが、付きっきりで案内してくれるよ。楽しいけど、うざい。置いてあるのは大きく分けて、ヒンズー系の仏像、食器や篭などの木工品、石鹸やオイルなどのボディケア用品、銀細工、御菓子、衣料品。入店してすぐ、ガイドさんたちは消えました。おーぅ、助けてよ。1時間くらいウロウロして、私は銀細工のお守りを、嫁は木工品のランチョンマットを購入。さほど安くないだろうことは想像に難くないので、控えめに。

ガイドさんたちは、駐車場がないので我々を降ろしたらどこかへ消えたらしい。そして買い物が終わるとお店の人が呼んでくれるらしい。会計後、しばらく待っていたら戻ってきましたよ。

続いては、地域の大型スーパーです。嫁の本命はこちら。諸事情により、スーパーの前に免税店への立ち寄りが必要です。免税店をウロウロしていたら、某ブランドのおサイフが75%引き。めっちゃ安い。デザインはちょっと奇抜だし、若干使いづらそうだけど、今使っているサイフが限界に近いため、嫁にそそのかされて購入。まさか、ブランド品を持つ日が来るとは思わなんだ。

免税店を抜けると、ショッピングモール。大型のホームセンターや様々な飲食店、衣料品店が入っています。日本のモールと変わらんね。雰囲気は全然違うけど。その奥にスーパーが入っています。なんつーか、デカい。オモチャや家電、お土産、薬、そして食料や雑貨など、なんだよここ、イ○ンかよ。ここで、配る用のお土産を買い漁る。しっかし、言葉は読めないし何言っているかわからないし、押し売りはいるしで困っちまうな。迷ったのもあるけど、2時間の予定が全然足りない。

物価的には、現地のものは安いけど、世界共通品やお土産などは日本より若干安いくらい。コーラが11,000IDRなので、100円くらい。カップヌードルは18,000IDRだけど、現地のカップ麺は6,000IDR。慌ただしくお会計を済ませたけど、お釣りが少ない。そういえば、コインって見たことがない。100,000、50,000、20,000、10,000、5,000、2,000のお札はあるけど。お釣りが2,000IDR未満だと渡さない的な文化なのかしら。

ガイドさんと合流して、一気に南下。目指すはウルワツ寺院。やっぱお寺は見ておかないと。そしてここは夕日スポットとして有名。行くしかないよね。心配なのは雨季ということだけだ。

車内の雑談で、ルアックコーヒーの話に。映画【最高の人生の見つけ方】でも出てきた、最高級コーヒーですね。バリで飲めるらしく、自由時間にカフェでも行って飲んでみようと思っていました。ガイドさんが『この辺りにコーヒー農園のお店があって飲めますけど、寄りますか』と提案してくれたので、寄ることに。農園をイメージした敷地にジャコウネコが飼われていて、なかなかいい雰囲気。だけど、農園だけあって蚊がめっちゃ多い。刺されまくりよ。

10種類以上のコーヒーと紅茶を無料で試飲できて、ルアックだけ有料。もちろん頼んで飲んでみたよ。コーヒー紅茶は当たり外れがあったけど、これで無料はすごい。飲みきれないよ。高麗人参のコーヒーがめっちゃ美味しくてビックリ。肝心のルアックは、スッキリとした味わい。雑味と苦味が少なくて、最後に少し酸味。とても飲みやすいけど、コーヒーを飲み慣れていない私にとっては、何が高級なのかわからなかったよ。そして試飲中も蚊に刺されまくりなのがツラい。その後は当然お土産攻勢が待っているんだけど、どれもベラボーに高くて撤退。安かったら欲しい紅茶もあったんだけどなぁ。

改めてウルワツ寺院へ出発。若干っつーかかなり雲が怪しい…。コーヒー屋から寺院まで結構近くて、30分かからず到着。半ば観光地だけあって、駐車場は車だらけ。入場料は確か一人30,000IDR。神聖な場所では足を出してはいけないので、腰巻を借ります。今でも謎だけど、何故半袖とサンダルは良くて、ハーフパンツやミニスカはダメなんだろう。

ガ「ここはサルがいたずらしてくるから気を付けてください。メガネとかカメラとか取られますよ」
ア「そんなもの取ってどうするんだ」
ガ「エサをあげると返してくれます」
ア「か、賢い…」
ガ「サルは神聖な生き物なのですが、いたずらがひどいので追い払ってます。それでも3つのグループが残ってます」

どこの国でも、サルはロクなことしないね。今日はコンタクトだし、カメラも持ってないからいいけど。スマホとか気を付けないとね。

ガイドさんに、ウルワツ寺院を大まかに案内。いやーさすがガイド、ちゃんと知ってるわ。バリの寺院は大きく3つのエリアに分かれていて、一番外のエリアまでしか観光客(というか異教徒?)は入れない。寺院は各集落に1つあるらしい。寺院は高いところにあるほうが良いとされているため、大きな寺院は山間部が多い。ウルワツ寺院は切り立った崖の上にあるので、ちょっと異色。他の寺院がレンガや石造りなのに対して、ウルワツはサンゴだしね。一通り案内してもらった後、夕日が良く見えそうな場所に陣取る。若干雲が多いのが不安だな。

ガ「この海はときどきカメが来るんですよ。良く見てると、息をしに顔を出しますよ」
ア「ふーん」
ガ「ほら、あそこ!」
ア「どこどこ?」
ガ「あそこの波のところに頭出して…ほら!」
嫁「ホントだ!いた!」
ア「いや、どこだよ…」

結局カメは見つけられず。ガイドさんと別れて、日没まで約30分、ボーっと海を眺めて待機。18時過ぎたくらいかな。寺院のステージで民族舞踊が始まりました。見たいけど、あれ見ると夕日見れないし、帰り混むので我慢。つーか明日見るしな。肝心の夕日は、なかなか良かった。雲がかかることもあったけど、日没までしっかり見えました。雨季なのに、やったぜ。

さ、民族舞踊が終わる前に駐車場に戻りましょう。寺院の入り口でガイドさんと合流。あれ、加藤茶が遠い目をしてるぞ。

ガ「あそこのサルが、中国人のサンダルを取ってました」
ア「サンダルを取るってすごいな」
ガ「サルの群れは、ボスがメスを独占するんですよね」
ア「なんてこった、めちゃくちゃうらやましい」
ガ「ですよねー」

ガイドさんと心が通じた。あとはホテルに帰るだけ。相変わらずの道路を揺られて、1時間でホテルに到着。ガイドさんドライバーさん、お疲れ様でした。

荷物を置いて、夕飯にしましょう。ホテルの特典で1食だけランチかディナーを食べられるんだよ。特典と言っても、ホテルのご飯ですよ。と期待しすぎました。メニューはナシゴレンかミーゴレンかグリルフィッシュ。私はフィッシュを、嫁はナシゴレンをオーダー。うん、まぁこんなもんだよね。ワンプレートでいろいろ乗っている感じ。魚はスパイスで焼かれていて、東南アジアって感じの味付け。ナシゴレンもそんなにクセがなく、モシャモシャ食べられる。

一番おいしかったのは、チキンサテ。日本語だと焼き鳥。サテというのが串焼きで、いろんな肉を刺して焼くんですよ。ビーフも美味しかったけど、チキンは甘辛くてホント美味しかった。残念だったのが、タコさんウインナー。タコさんウインナーだと思ったら、トウガラシで作ったタコだった。食えるか。因みにドリンクは別料金です。大変お高いですが、頼まないのもアレなので、フレッシュジュースをオーダー。朝食だったら無料なのに、90,000IDRとか。しゃーない。

今日もお風呂で四苦八苦。バスタブもシャワールームも、惜しいんだよなぁ。何より残念だったのが、コンセントですよ。インドネシアはCタイプと聞いていたので変換器を買ったのですが、なんか形が違う。今調べてみたら、タイプBFでした。どういうこっちゃ。サービスで1つだけ変換器があったので、嫁と奪い合いですよ。インターコンチネンタルだけ形が違うのか、そもそも情報が間違っていたのか。困っちゃうよ…。

さ、明日は朝が早いから早く寝ないと。おやすみなさい。