自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

1月24日

2017-01-24 | Weblog
人生(ほぼ)初の海外旅行、バリ島に行ってきました。4日目。

確か8時過ぎに起床。朝食は昨日と同じ会場で。エアコン快適。席に通されて、コーヒーか紅茶か聞かれ、料理を取りに行く。ラインアップは昨日とほぼ同じだなぁ。和食に肉じゃがが追加されているのと、バナナスムージーがパパイヤスムージーに変わっていたのは気づいたよ。昨日よりゆっくりなせいか、体調も悪くなく食欲もあるぞ。

ウキウキで選んで席に戻ると、ヌードルのボウルが置いてありました。『珍しく嫁が麺類に手を出したな』と思ったら、現れたのは東洋人女性、中国人か韓国人かは判別できなかった。英語?でまくし立てられましたが、たぶん『ここは私の席だ』的なことを言っているのでしょう。マジかよ、ブッキングかよ。頭は回らないし英語出来ないので回答のしようがないので愛想笑いをしていると、ホテルのスタッフがコーヒーと紅茶を運んできてくれました。自分が頼んだ飲み物と違ったんでしょうね、おそらく『私の席がない』的な話になり、隣のテーブルに移動していきました。スタッフがテーブルをセッティングして飲み物を取りに行ったところで、その女性が別のテーブルに連れの男性を発見、そこへまた移動していきました。おいおい、なんやねん。貴様の勘違いだったんかい。まずは謝れよ。なに何事もなかったように飯食っとんねん。スタッフが飲み物運んで来ちゃってるじゃん。一言声かけてやれよ。

そんな爽やかな朝。あ、今日は春雨麺を食べました。結論として、初日に食べた米粉麺が一番美味しかったな。あと、欧米系外国人の食べ方は半端ない。少しずついろんな料理を持ってくるのが日本人的ですが、欧米系は自分の好きなものをごっそり持ってくる。そして残す。もしくは持って帰る。うーむ、文化が違う。もちろん、お上品な方々も多い。楽しそうに紅茶だかコーヒーだかを飲みながらオムレツを食べてる老夫婦に癒されたよ。

お食事の時に、各テーブルに小さな瓶詰のジャムが置いてあるんですよ。色んな種類があって、結構可愛い。南国はフルーツが良いですから、ジャムも結構いいらしい。これ、お土産にいいんじゃないかな。ということで、どこで買えるかフロントで聞いてみよう。日本の温泉みたいに、わかりやすいお土産売り場があればいいのに。

ア「あー、ジャパニーズスピーキングスタッフ、いますか?」
フロント「oh、今いません、私少しならわかります」
ア「朝ごはんで出ていたジャムが欲しいんですけど、どこで買えますか?」
フ「ホテルで買うと高いから、ホテル出て右に行ったお店で買う方が、安くて大きいですよ」
ア「違う違う、朝食で出た、あの小さいのが欲しいの」
フ「だったら、朝ごはんのときに持って帰ればいいよ」
ア「いいの!?」
フ「毎日1つ2つずつ待って帰ればバレないよー」

それでいいのか。実際にはもっと日本語が通じずに苦労しました。そして今日が朝食最後だから、もう持って帰れないんですけど。

食後、水着に着替えていざ海へ。2日目も思ったけど、インド洋、波高し。ザッパンザッパン言ってるよ。プライベートビーチだから、ほとんど人がいない。監視員もいない。波にさらわれたらおしまい。嫁は海に入る気はないらしく、浜辺でのんびり。私だけ、気合を入れて突撃。

波すげぇ!膝まで入ると、かなり波に押されてふらつく。腰まで入ると抵抗できません。しかし楽しい。波がある海って久しぶりだなぁ!サマーランドの波のプールも立ち入り禁止になったし、満喫しておかないと!胸元まで入るともう大変。大きな波が来ると足が付きません。さらにその波が崩れたりしたら、もみくちゃでどうしようもない。やばい、海パン脱げる。部屋のカードキー入ってるのに。

バッシャバッシャ楽しんだ結果、気持ち悪くなる。食後すぐに激しい運動はするものではないな…。もはや波に抗う力もなく、されるがままに浜に打ち上げられ、トボトボと嫁のもとへ。

ア「体力的につらい…」
嫁「波の間から頭が見えたり消えたりして、漂流者にしか見えなかったよ」

嫁がプールにも行きたいというので、少し休んで海に突撃して、再び浜に打ち上げられて、クラブプールへ。まだ時間が早いからか、プールはガラガラ。3人がプールの中でのんびり、数人がプールサイドでのんびりって感じ。我々もプールサイドのベッドを押さえて、小休止。呼吸を整えていると、ホテルスタッフが水を運んできてくれました。素晴らしいサービスですね。プールバーもあるので、お酒やソフトドリンクを飲みながら泳ぐことも出来るよ。

周りは白人系しかいません。なんかすごく居づらい。隅っこでバッシャバッシャ泳いだら、嫁に『恥ずかしいからやめて』と止められました。なんでや!プールは泳ぐところやろ!風呂みたいに浸かっているあっちがおかしいんだ!と言ったところでしょうがないので、おとなしくのんびりしました。

ボーっとしていたいところだけど、今日はホテル移動日なのでチェックアウトの準備をしなければ。11時過ぎに部屋に戻り、シャワーを浴びて荷造り。荷造りしていると、日本人スタッフから内線がかかってきました。

ス「滞在中、ご不便やご迷惑をおかけしませんでしたか」
ア「いやいやとんでもない、大変お世話になりました」
ス「残りわずかですが、ごゆっくりお過ごしください」
ア「あ、すみません、荷造りしたのでカバン取りに来てください」
ス「かしこまりました」
ア「あと、朝食で出たジャムって、ホテルで買えますか?」
ス「そーですねぇ、ホテル内のショップで売っているかもしれません」

カバンを取りに来てもらい、ホテル内を再度散策。ブランド店などの陰にひっそりと、ショップを発見。そしてそこに、無事ジャムが置いてありました。やったぜ!

チェックアウトまで時間があるのでラウンジでのんびりしていたら、スタッフが来てチェックアウトの手続きをしてくれました。そう言えば、チェックインもラウンジだったわ。クラブルームすげーな。アイスティーを飲み終えて、フロントに行くとガイドのアルサさんが待っていました。ホテルの移動を手伝ってくれるんだよ。

よっしゃ、次のホテルに出発!と思ったら、カバンが来ない。どこ行った。ガイドさんとスタッフがワタワタとしております。まぁ、なくなることはないだろうけど。10分くらいしたらカバンが出てきました。チェックアウトまで2時間あるし、まだ出ないと思って奥に保管していたのかな。

移動がてら、昼食。ガイドさんおススメのポークリブのお店へ。最近バリで流行っているんだって、ポークリブ。地元の人も行くようなお店ということなので、不安半分期待半分。お店に着いたら、めっちゃいい匂い。店先で焼いていて、香ばしい煙が充満していて食欲をそそりまくり。が、混んでる。と言っても時間が若干遅いので、2組待ち。いいよ、それくらい待つよ。客層は、東洋人観光客が多いな。たぶん、中国人。

20分ほど待ったところで、オーダー。ヤバい、悩む。おススメのポークリブは外せないとして、ビーフリブもあるし、チキンもある。どっちがいいかなー。よし、嫁に選ばせてあげよう。

ア「ポークリブは外せないとして、もう一品どうする?」
嫁「ミーゴレン」
ア「……え?」
嫁「ミーゴレン」
ア「あ、はい」

どうやら現地料理が気に入ったらしい。でも食い過ぎじゃない?昨日の昼も、昨日の夜もミーゴレン出てきたよね?とは言えず。ポークリブは、付け合わせをライスにするかポテトにするか聞かれたので、ポテトにしてみました。ドリンクは安定のスプライトです。

待つこと5分でポークリブとこんにちは。これがめっちゃうまい!ソースはあまりスパイシーではなく、BBQソースを少しマイルドにした感じ。食が進みまくり。味が濃すぎず、ご飯がなくてもバクバク食べられるよ。ポテトで正解だった。でも隣の客が、残った肉とソースとご飯を混ぜるという裏技をかましていて、ちょっとうらやましい。そして隣の客の旦那は、美味しそうなチキンを目の前にして、ほとんど食べずにスマホゲームに興じている。なんともったいない。

嫁の頼んだミーゴレンも到着。チキンが少し乗っていました。あ、チキンも美味しいぞ。なんと食べやすい味だ。ポークリブに食いつき、麺を食べ、チキンをつまんでポテトで一休み。完璧だね。こうも美味しいとビーフの味も気になるね。そう言えば、サービスでエビせんが付いてきました。どこのレストランでも、エビせんは付いてくるものっぽい。

朝ごはんからそんなに時間が経っていないので大して食欲なかったのですが、見事に完食。これはいいお店を教えてもらったなぁ。全然お会計に来てくれないけど。しかし、お値段はそこそこだったなぁ。たしか、ポークリブが110,000IDRでミーゴレンが80,000IDRとかだった気がする。スプライトは忘れた。日本とさほど値段が変わらないね。ホントに地元の人来るのか。あと、お釣りいつもらえるんですか。

大満足で次のホテルへ。日本に帰ってからパンフ読みなおして気づいたけど、ホテル移動時にどこかに寄る場合は別料金だった。ガイドさん、マジありがとう。

次のホテルはヌサドゥアという地区にあります。ここはリゾート地区で、地元の人は入れないらしい。実際に検問がありましたよ。もともと爆破テロ以降は各ホテルで入場チェックを実施しているのですが、めんどいからまとめてやっちゃおうぜって感じなのかもしれない。検問をくぐると、景色が一変。さっきまであんなにお店と人と車でゴチャゴチャしていたのに、滅茶苦茶スッキリ。道路はガラガラ、歩道もスカスカ、緑が多くて大きい公園みたい。

そんなところにあるホテル、カユマニスが本日のお宿。ホテルというか、ヴィラ。コテージのような一棟貸し切りで、周囲は高い塀に囲まれているので周りを気にせずのんびりできる。16歳未満は宿泊禁止なのですごく静か。小さいけどプライベートプールも付いてるだーよ。ヴィラに泊まりたいというのは嫁の希望。ホントはもっと市街地のクタとかにしようと思ったけど、HISのお姉さんに止められてここになりました。確かにここなら静かだし、宿泊客の半分が日本人というだけあって、日本人スタッフも常駐。インターコンチネンタルにもいたけど、宿泊客数に対する比率がね…。そんな日本人スタッフがお出迎え。流暢な日本語を久しぶりに聞いたね。部屋まで案内してもらって、注意事項やらサービスやらのご説明。

ア「困ったら内線でお姉さんを呼び出せばいいんですね」
日「はい、それで大丈夫ですよ。不在だったらケータイにつながるようにしてもらうので」
ア「……なるべくご迷惑をかけないようにしますね」

部屋はワンルームだけど結構な広さ。レースのカーテン付きのダブルベッドに、ソファセット、小さいながらもキッチンがある。プールは歩測で10m、深さは1.5mだから結構深い。嫁は沈みます。そして最大の衝撃が、トイレがオープン。どれくらいオープンかって、天井しかない。こう書くと語弊があるね。風呂トイレ洗面台が、屋外に設置されているんだよ。部屋からは屋根続きだから雨には濡れないけど、開放感と蚊が半端ないね。設備はとてもキレイです。

設備もすごいけどサービスもすごい。朝食は、浜辺で朝日を見ながらと、レストランと、部屋食と選べる。アフタヌーンティーのセットも付いているし、部屋の清掃は1日2回。部屋の冷蔵庫(コーラ、ダイエットコーラ、スプライト、ビールが2本ずつ)は無料で毎日補充、フルーツ盛り合わせと大き目の瓶いっぱいのクッキーも毎日補充。近隣の無料送迎にレンタル自転車と、結構至れり尽くせり。その分高いけど。インターコンチネンタルも、チョコとフルーツは毎日補充だったけどね。

一通り説明が終わったところで、サービスのアフタヌーンティーをオーダー。ティーだけど、飲み物はカフェラテだよ。出てきたのは、まさにホテルで食べるヤツ。焼き菓子とバリのデザートとサンドイッチ。いや、これ、普通に昼食のボリュームなんですけど。カフェラテもコーヒーがいい感じにビターでめっちゃ美味しい。

アフタヌーンティーでお腹も膨れたところで、送迎サービスで近くのショッピングモールへ。送迎車がオートマであることに感動。ショッピングモールにはなんと、SOGOも入っているんだよ。2時間後にお迎えをお願いして、中を散策。2日目に行ったショッピングモールと違って、ここは観光客しか来れないからすごく静か。ゆっくり見られるね。まずはぐるっと一周して、SOGOに突入。うん、まぁ日本語はないね。雰囲気は日本と大差ないかな。気になったのは、31アイスとコールドストーンが2店舗ずつあったこと。そんなに需要があるのか。

そして、嫁のご希望のスーパーへ。スーパー好きだな…。スーパーとは言うものの、半分はお土産売り場みたいな感じ。自分用のお菓子とか、今夜の軽食とかを買い出し。ちょっとだけ時間が余ったのでコンビニを覗いたら、スーパーより安かった…。このカップ麺、スーパーで8,000IDRで買ったけど、コンビニだと6,800IDRですよ。まさかスーパーのほうが高いとは思わないじゃん…あれか、成城石井的な感じなのか。あ、そう言えば初めてここで初めてコインをゲットした。コインは存在しないものかと思っていたけど、ちゃんとあるんですね。1,000IDRコイン、めっちゃ軽くて不安なんですけど。

あっという間にお迎えの時間。ちょっとチンタラしすぎた。ホテルに戻って、風呂でも入るか。ここも風呂が大変だった。とにかく水量が少ない!バスタブに水は貯まらないし、シャワーはチョロチョロ。水が黄色くないだけ良しとするか…。嫁が風呂に入っている間にプールで遊ぼうっと。どうせ誰からも見られないし、全裸で突撃。なんという開放感…!一泳ぎして、風呂に行ったらお湯が出ないんですよ。お湯って言うか、冷たくない水しか出ない。

ア「なんかお湯出ないんだけど…」
嫁「たぶんこういうところはお湯をタンクに貯めてるから、タンクが空になったんじゃない?」

誰のせいでこうなった。お湯は出ないし水量は少ないし、どうせいっちゅーねん。仕方がないので、プールサイドの打たせ湯的な蛇口で体を洗いました。こっちは水量が良すぎて、体痛いよ。ちゃんとお湯が出たので、タンクが別なのかな。

さすがに小腹が空きました。さっき買ってみたカップ麺を食べてみましょう。作り方が全然わからんけど、絵が書いてあるからなんとかなるだろ。えーっと、まずは蓋を開ける…既に開いているんですが…フィルムで覆われていたとはいえ、衛生的に大丈夫かしら…。次は、小袋を取り出して中身を入れる。そしてお湯を注ぐ。待つこと3分、出来上がり。あ、箸がない。と思ったら、カップの中から折り畳みフォークが出てきました。ついでに小袋が2つ出てきました。絵だけで作り方を理解するのは無理だった…。味は普通。クセも無く、しょう油系のカップ麺として普通に美味しく頂きました。逆にガッカリ。

今日はこんなもので終了。さ、寝るかね。ベッドのカーテンは、蚊が入らないようにするために存在していることを初めて知ったよ。蚊帳代わりですね。それではおやすみなさい。