自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

5月29日

2014-05-29 | 登山
ゴールデンウィークも終わりましたし、山に登ってきました。そこに山があるからさ…。

登る山は大岳山に決まっていたものの、詳細はノープラン。しかも前日にがっつり残業。帰宅して、30分でルートと予定を決定して、就寝。人が多い山だし、同行者は行ったことあるから、最悪山頂で予定変更だな。

翌朝、超寝不足。眠いよー…5時間しか寝れてないよー…。身だしなみを整えて、ご飯は食べずに出発。今日は青梅線なので、やっぱり御茶ノ水から。今日も隅っこに座れずにガッカリ。どうせ寝れないんだから、諦めてPSPでテレビを見ていました。

確か三鷹で青梅線に乗り換え。やっぱり隅っこは確保できず。それよりさ、お腹超痛いんですけど。到着まであと1時間半もあるんですけど。途中下車したら20分は予定ずれるし。我慢、我慢だ、オレ!1時間ほどで、青梅駅に到着。ここで運よく、乗り継ぎに20分あることが判明。やった!トイレに行ける!

スッキリしたところで、やってきた奥多摩行に乗車。運よく隅っこを確保。よし、あと20分寝よう。車内は混雑していて騒がしいけど、5分くらい眠れたからよし。御嶽駅で下車して、同行者ヤージーと合流。

バスは予想通り大混雑なので、スルーしてコンビニへ。去年も同じことやったな。どうせすぐに臨時便が来るだろう。なんでここのコンビニはエロ本の8割が人妻ものなんだろう。同行者に質問してみたら、『朝っぱらからエロ本売り場に直行するおすぎさんのほうが不思議だよ』と言われました。褒めるなよ。

朝食のパンを食べていると、15分ほどでバスが到着。想定通りです。のんびり座りながらケーブルカーの駅へ。去年はケーブルカーを使わずに歩いて登ったんだよなぁ。今回は歩く距離も多いし、ケーブルカーで行こうと思っています。

ヤ「えー?そんな弱腰な」
ア「歩いてもいいけどさ、タイムスケジュールもちゃんと作ってないからちょっと不安なんだよ。帰りのバスも少ないし」
ヤ「帰りのバス、乗れなくても歩けるんでしょ?じゃあなんとかなるって」
ア「1時間半かかるけどな。最悪、ヤージールートもあるし、歩いて登ってもいいか」

という会話をしたのですが、ヤージーが準備に手間取ってだいぶタイムロス。結局ケーブルカーを使うことに。チケットの買い物を任されたのですが、間違えて往復券を買ってしまうという凡ミス。つーか、Suica使えたじゃん…。チケット買った意味なし。ケーブルカーでずずいっと登って、登山開始。予定よりちょっと遅めのスタートだけど、問題ないかな。

しばらくは御嶽神社の参道ですので、舗装路です。色んな茶屋が『休憩どうぞー』と言ってますが、朝っぱらから茶屋で休む参拝客はほとんどいないと思います。今回は時間がもったいないので神社には参拝しませんでしたが、展望台には足を延ばしました。

展望台からはいい感じに市街地が見えていますが、どこだろうか。町田?相模原?八王子?厚木?結構遠くまで見えているから、冬は海まで見えるのかな。次の雪山合宿は、ここに決まりました。

さて、本日は御嶽山が目的ではないので、次へ進みましょう。御嶽山は去年来ているので、のんびり歩かずに空いている道を行きましょう。でも道を間違えました。ここ、去年と同じルートだよ…。曲がるのは次の分岐だったよ…。

ガッカリしながら歩きましたが、去年より空いているのでよし。GWど真ん中とGW明けでこんなに違うものなのか。去年は休憩場所を見つけるのも一苦労、滝をゆっくり見るなんてとんでもないって感じだったからなぁ。混んでいないので結構自分のペースで歩けましたので、ちょっとずつ遅れを取り戻せました。

歩き始めて1時間、去年ヤージーと口論になった大岳山との分岐点に到着。今年は迷うことなく大岳山方面へ。こっちは予想以上に人が多い。序盤は道がそこそこ広いので追い抜きも容易だったのですが、だんだん道が狭く…。しかも間の悪いことに団体さんに遭遇。こいつら、後ろなんて気にしやしねぇ。早めのペースで息が上がっていたのに、気づけば呼吸が落ち着いちゃったよ。

20分くらいしたところで団体さんが行列に気付いて、追い抜きさせて頂きました。そして、大岳山のラストスパートに到着。これはかなり急で、所々岩場。両手も使いながら登りますが、息があがるどころか肩で息をし始めました。これはしんどい。いや、ゆっくり登ればいいんですけどね。オレ、なんでこんなに急いでんだろう。

ヒーヒー言いながら、ようやく大岳山に登頂。目の前にズドーンと富士山。こりゃいい景色だ。ここでお昼休憩。結構混んでいたけど、そこそこいい場所が空いていたので確保。ここを河合帝国の領土と宣言する!

お昼ご飯はインスタントラーメン。初の試みでございます。お湯を注ぐだけのカップラーメンより手間はかかりますが、一味違うよね。私が袋麺と燻製卵を、ヤージーがお湯と具を用意。いやー、うまいねぇ。うまいけど、1つずつ作らなきゃいけないのが難点。ヤージーが食べ始めるころには、私食べ終わってますよ。2個同時に作ると、吹きこぼれそうだし。お湯を減らせば行ける気はするけどなぁ。

袋麺は私が用意すると伝えたのに、ヤージーは『自分の分を用意する』と受け取ったらしく、自分でも持ってきていました。自分で持ってきた分は持って帰ればいいのに、2個食べていました。意味不。食後にコーヒーとお茶菓子で一服。だいぶ暑くなってきたけど、コーヒーは糖分補給とリラックスのために必要だね。富士山を眺めながら食べるコーヒーは格別だね。インスタントだけど。

ラーメンに手間取って、予定より20分押し。うーむ、これを巻き返せるか…特に私は下りが苦手だし。『無理せず、間に合わなかったから歩けばいいよ。そのケースも考えているんでしょ?』考えているけどさぁ、1時間半でっせ。

途中まではそこそこ人がいましたので、所々でペースダウン。しかし、途中からは全く人がいないルートに突入。かなりマイナーなルートっぽかったけど、これほどとは。道もあんまり整備されていないしなぁ。階段とかちょっとした橋とかが朽ちているよ。

ぐんぐん下っている途中で、ちょっと大き目な水たまりに遭遇。もしかしたら水が湧いているのかもしれない。でも、水たまりサイズ。そこに、ものっそい数のカエルがおるんですよ。このカエルもアマガエルみたいな小さいやつじゃなくて、ガマガエルサイズ。それがもう、芋洗い状態。そしてやっていることは交尾。嗚呼、春だなぁ。

あれはまさに生存競争だね。くんずほぐれつとでも言いましょうか。放送禁止用語で言えば説明しやすいんだけど。オス同士で蹴りあっていて、結構面白い。カエルですら相手がいるというのに…。

さらに下ると、沢に出てきました。東京でも、上流はやっぱり水がキレイ。結構涼しげでいいね。途中で川に下りられるので、顔を洗ってサッパリ。ヤージーが、淀んでいるところを河川工事していました。時間がないっちゅーてんのに。

そうこう言っているうちに、登山道終了。キャンプ場や採石場を横目に見ながら歩くこと30分弱、バス停に到着。蓋を開けてみれば、予定より20分近く早い到着でした。最後の舗装路や、沢沿いの平坦で稼いだかな。

やってきたバスがまた小さい。ちゃんと並んでいなかったものですから、座れたのは優先席。こんな山の中だし、お年寄りは乗ってこないだろうと思っていたのに、3つめくらいの停留所で乗ってきました。ガッデム。まぁ、譲るけどさ。しかもその直後に大量の登山客が乗車。総武線並みの乗車率。もっとデカいバスにしろよ!乗り切れずに諦める人もチラホラ。

ぎゅうぎゅう詰めに耐えること20分、温泉に到着。まだ新しい感じで、かなりキレイ。お値段もそこそこだし、悪くないね。洗い場と内湯は広くていいけど、露天風呂は狭い。でも、目の前には新緑の山が、眼下には沢が流れていて気持ちがいいね。5年くらい前にたい焼きと元同居人とこの辺りに来たけど、そのときは無かった気がするなぁ。そこそこライダーがいたけど、ツーリングするにはいい季節だもんなぁ。

1時間ほどのんびりして、帰路へ。10分歩いて別のバス停から帰ろうと思ったけど、30分待てばここからバスが出るので、30分待ち。やってきたバスは、これまた小柄。でもね、これより大きいサイズだと、途中の道が厳しいことが判明したよ。このサイズでも、すれ違いが超大変。またまた超満員だったけど、30分待った甲斐あって座れました。

武蔵五日市駅で電車に乗り換えですが、残念ながらここは座れず。しかしアレだね、女三人寄ればかしましいとはよく言ったもので、車内の女子大生と思わしき集団が大声でしゃべること。隣に立っているヤージーとの会話にも一苦労。仕方がないので、女子高生を眺めて時間を潰しましたよ。

その後は立川で3時間近く飲んで、解散。タイミングよく中央特快が来てくれたので、御茶ノ水まで一っ走り。まぁ、隅っこは確保できませんでしたけど。

いやー、今日も歩いた。12km前後。ケーブルカーを使ったので、だいぶ省略出来ているはずなんだけどなぁ。そして、ルートが大当たりだった。水辺好きとしては、沢に下りられるルートは気持ちが良くて満足だよ。人が少ないのも歩きやすくて良かったけど、路面自体は歩きづらくて残念。また来てもいいかなぁ。

即決で決めた割には、満足のいく登山でした。足慣らしはこれで終わり、あとはOFT総会に向けたリハーサルを来月やって、再来月には第2回総会や!



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