自称「一般的な会社員」

どこにでもいる、一般的な会社員の日常

5月21日

2015-05-21 | 登山
会社の登山部で雪山に行った翌週、箱根に山登りに行きました。しかし箱根の山はキライです。バスの情報がわかりにくい。西東京バスとか西武バスは、どこからどこのバス停まで行きたいって調べれば、乗るべきバスの行き先はおろか、そのバスの発車時刻まで出てきます。ところが伊豆箱根バスも箱根登山バスも、路線図と時刻表しかなく、非常にわかりづらい。えーと、乙女口から御殿場に行くバスの時刻表がこれだから、箱根湯本は…行き先が多くてどれかわからん…。みたいな感じ。Yahoo乗換もGoogleマップも対応してないし。キライです。

結局バスは諦めて、電車で行ける範囲にしました。箱根湯本駅から、浅間山を経由して小涌谷に降りるルートです。アップダウンも多くなく、ハイキングにはもってこい。もう少し早い時期なら桜がキレイだそうです。予報では天気もいいし、いいお散歩が出来そうだ!

まぁ、登山口で迷ったんですけどね。私の持っている地図アプリでは、ここの登山口が乗っていないんですよ。箱根町観光協会のホームページを見ながら歩いたのですが、温泉場入口ってどこだよ、の湯ってどこだよ、そもそもこの画像で登山口どこだよ。箱根の山はキライです。

15分ほどさまよって、登山口に辿り着きました。なんだよ、芦ノ湖方面に国道1号を歩いた脇にあるじゃねぇか。『現在はハイキングコースとして多くのハイカーで賑わっており…』とか書いてありましたが、人が全然いません。道も、枝に枯葉に小石だらけで、歩きづらい。どうなってんだよ…。まぁ、ちょっと歩いたら登山道っぽくはなりましたけどね。

序盤に一気に登って、あとは緩やかに上り下り。聞いてはいたけど、全然展望がないので歩いていてもさほど面白くないね。林の中を歩くので、風がなくて暑いし。ただ、どこからか桜の花びらが降ってきているのはキレイ。桜吹雪の中の登山ってのも乙だね。途中、まだ散り切ってない桜もあったし。

特に何もなく順調に歩くこと2時間、目的の浅間山に到着。浅間山も展望はよくないけど、開けていていい感じ。ちょっと早いけどお昼にしましょう。タッチの差でテーブルをおばちゃん軍団にとられてしまったので、芝生の上でパンを頬張ります。しかしですね、止まると寒い。開けているせいで、風が通るんだよ。上着を着てもブルブル。これは予想外。しかもおじさん軍団が現れて、騒がしいことこの上ない。早々に切り上げて、別の山でお昼にしましょう。

小涌谷とは反対方向に歩くこと30分、急登を登り切った先にある鷹巣山でお昼ご飯。あんまり山頂っぽくはないけど、テーブルがあるぞ。老夫婦が一組いるだけだ。あまり開けていない分、さっきよりは寒くないかな。昼食を食べていると、反対方向からおじさん集団が登場。ビニールシートを敷いて、酒盛りを始めました。反対方向は緩やかとはいえ、一升瓶を何本担いで登ってきたんだ…。つーか、おじさん軍団から逃げてここに来たのに、またおじさんかよ。さっきよりマシとはいえ、やっぱり寒いのでサクッと下山しましょう。

浅間山を経由しない道で、小涌谷へ下山。まったく人気がないらしく、足元がよろしくないね。でも、山ガール2人組とすれ違ったからよしとしよう。30分ほどで舗装路まで降りてきて、20分ほどで小涌谷駅に到着。予定より1時間も早いぜ。到着と同時に電車もきたよ。ラッキーですね。芦ノ湖方面の電車は超混雑しているけど、湯本方面は比較的空いてました。みんな、これから芦ノ湖に行くんだなぁ。

塔ノ沢で下車。この駅で降りたのは我々だけ。無人駅らしく、改札のために運転手さんが飛び出してきたけど、ICカードで精算しているのを見て微妙な表情で運転席へ戻っていきました。なんかすみません。駅から5分ほど歩いたところに、元上司お勧めの立ち寄り温泉があるんだよ。

入湯料は1,400円。たけっ!この値段でタオルもバスタオルもついてないとか、たけっ!でも、建物はキレイだし、さほど混んでないし、囲炉裏でゆっくりできたり仮眠スペースもあったりで、のんびりするにはいい感じ。未就学児はお断りだし、値段が高めだからかファミリーが少ない。静かだしお風呂は広いしで、非常にゆっくり出来ました。露天風呂で仮眠しちゃったぜ。シャンプーとボディソープは有名ブランドで、泡立ちが良かったのが地味に好印象だぜ。立ち寄り湯とか、泡立たないところが多いからな…。

お風呂上り、まだ15時です。お酒を飲みたいけど、まだ早いかな。食事処も併設されているけど、高そうなのでパス。コーヒー牛乳を飲みたいけど、高いのでパス。150円はなぁ…。持ってきたスポーツドリンク残ってるし。仮眠スペースで少しゆっくりして、無料送迎バスで箱根湯本へ。こりゃ便利。ちょっと高いけど、悪くないな。

箱根湯本に着いたのは16時前。あまりにも早い。駅前の商店街をウロウロしたものの、特に面白いものは無し。物産館とか覗いたけど、我々以外はトイレを借りに2人入ってきただけだぞ。いいのかそれで。仕方がないので小田原駅まで戻りましょう。

小田原に着いたのが16時半前。ちょっと早いけど夕飯にしますか…。小田原に来たらここっていうお店へ。何気に登山鉄道に中吊り広告が出てたんだよな、この店。ちょっと早めが功を奏して、すんなり入店。喫煙席だったけど。刺し盛りと、金目の煮つけと、アナゴ天をオーダー。相変わらずの美味。毎度、煮つけはもう少し味が滲みたほうがいいと思うんだけど、しょっぱくなって苦手になる人も出てくるのかな。タレを絡ませながら頂くよ。〆はお寿司。せっかくだから、一番高いヤツを頼んでやったぜ!これだけ食べて飲んで、一人3,000円。お得である。

早目の夕飯だったので、帰宅も早め。東海道線が乱れていたけど、21時には帰宅出来ましたよ。しかしケツが痛い。やはりグリーン車にするべきだったか…。インド系の親子がスゲーうるさかったし。

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