この催しが終わると、夏本番だ!と、いつも感じる。暑い夏がやってくるのですね!日本は、四季があって本当に素晴らしい。活気のある時期と物悲しい時期が順を追ってやってくる自然の醍醐味なのです。
夏になると、思い出す映画がある。1978年アメリカ制作映画『ビッグウェンズデー』。サーファーの映画なのだが、いまでもはっきりと映像が蘇る。あの美しい大きな波、深い青い海。若者たちの躍動感、そして、ベトナム戦争・・。
(1978年アメリカ) |
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水曜日にやってくるという伝説の大波を待つ、サーフィンで結ばれた若者たちの青春。僕たちは、波の中に自由をみつけた。
〈物語〉
1962年夏。カリフォルニアの海岸で、マット、ジャック、リロイの三人は
サーフィンに夢中になっていた。女の子を誘ってビーチに繰り出したり、
ジャックの家でパーティーを開いたり毎日が輝いていた。マットは既に有名なサーファーだった。サーフボード職人のベアにとって彼は自慢だったが、
彼らは伝説の大波を超える必要があると言い続けていた。ビーチの近くにあるスター・バーガー・カフェで知り合ったサリーとジャックは恋に落ちる。
三人はいい波を求めて、マットの恋人ペギーとサリーを誘ってメキシコへ繰り出す。そこでペギーはマットの子供を身ごもったことを告げる。三年後、三人は徴兵検査に呼び出される。マットとリロイはうまく徴兵を逃れるが、ジャックはベトナムへ向かうこととなった。更に三年後、ベトナムへ出兵した仲間の一人ワクサーの葬儀が行われた後、ビーチにジャックが帰ってきた。しかし既にサリーは人妻になっていた。リロイはいい波を求めて北へ旅立つ。マットはペギーと娘と暮らしていたが、サーフィンの世界では彼は既に過去の人となっていた。
1974年、離婚し落ちぶれたベアとマットは再び顔を合わせる。
ずっと待ちこがれていた大波ビッグウェンズデーが遂にやってきたのだ。
高波で他のサーファー達が失敗する中、久しぶりに再会した三人はビーチに降り立つのだった…。
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