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B級グルメ道142 甘く香ばしい黒豚塩しゃぶしゃぶ「麹蔵」

2012年12月12日 21時54分00秒 | Weblog

 今日は、ボーナスの支給日ということもあって、いつもの安い居酒屋ではなく、もうちょっと高級なところに行こうと友人と決めた。やって来た場所は、近隣のビルのB1にある奄美・鹿児島・沖縄料理「麹蔵」という居酒屋。ここの料理は、1品ごとに、中々のモノを提供してくれる店なので、友人と共にファンになっているのである。
 冬が到来しての寒い日には、鍋が絶品。ということで、この「麹蔵」で自慢の「黒豚塩しゃぶしゃぶ」を堪能しようと決めたのである。19時を回っていたのであるが、予約席が多く、私たち2人は、こじんまりした2人席に案内された。この店は狭いため、すぐにお客で一杯になってしまうので、遅くに入店は結構無理な場合が多いのである。先ずは、生ビールにウーロン茶を注文。ここの特徴は、1品ものが非常に繊細であり、美味しいことなのである。肴として、「寒ブリのトロ刺身」、「タラの白子の天ぷら」、そして恒例の「厚焼き玉子」を注文。メインには、黒豚(バークシャー種)の塩しゃぶしゃぶを2人前で注文。飲みながら、先ずは寒ブリのトロ刺身をわさび醤油でいただく。トロッとした食感で、実にふくよかな味。「うまい!!」。唸ってしまった。寒ブリは、今が旬の魚ではあるが、このトロは、最高にうまいのである。脂が乗った実に美味しい味なのである。そして、タラの白子の天ぷら。こちらは、噛むと芳醇な香りが口中に広がる。これまた、大変美味しい。そして、ちょっと甘みのある厚焼き玉子。私の場合は、この玉子焼きがあれば、大概は美味しく終了できる。幼少の頃の遠足には、この厚焼き玉子は欠かせないおかずであった。この厚焼き玉子を食べるだけで、天にも登った心地になってしまう。旨い肴のせいで、グイグイ飲み物が進む。当然にして、烏龍茶も進むのである。
 そして、メインの「黒豚の塩しゃぶしゃぶ」が登場した。平たい金属鍋に、鰹だしが注がれた。そして、宮古島産の荒塩も投入。この塩を入れるだけで、素晴らしく美味しい味に仕上がるのだという。しゃぶしゃぶ用にカットされた黒豚も到着。この黒豚、バークシャー種という種類の黒豚で、肉質が柔らかく、脂身が甘く芳醇な味が特徴。沸騰しただし汁で、゛しゃぶしゃぶ゛と肉を付けると、ピンク色だった肉が、あっという間に白っぽく変色し、なんとも美味しそうな色に変わる。これを、先ずはだし汁とだけで食べる。肉が非常に美味しいので、これだけでも十分に美味しいと店員さんが言う。口に入れると、「トレビアーーーーーン!!」。実にさっぱりとした甘い味わいの肉である。これは、他の豚肉とは全然違う。うまい、うますぎる。かつおだしのだし汁の中の塩も十分にパンチを効かせてくれている。これは絶品である。次には、このしゃぶしゃぶした肉を、溶き玉子に絡めていただく。「ボーーーーノ(buono)!!」(イタリア語でおいしいの意味)。これまた、濃厚な味に変化した。うまい、うますぎる。これがしゃぶしゃぶかというぐらいの、うまさである。
 この野菜とバークシャー種の黒豚のエキスを十分に吸ったダシを、雑炊にすることで、もうひとつの楽しみを手がけてみた。店員さんが、実に丁寧に素早く雑炊を作ってくれた。火を止めて、溶き玉子を掛け、混ぜた上に、薬味のネギを散らばせた。これで出来上がりである。これを、自分の器によそって食する。「和の極楽超特急だーーー!」。それぐらいの美味しい雑炊に仕上がっていた。こんな雑炊、食べたことがない。実にうまい、うますぎる!!

 こうして幸せ気分に浸ったまま、電車に乗り込み帰途につくのであった。(*´∀`*)


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