アニメやドラマ、映画内で、主題歌、テーマソングはもちろん素晴らしく感動しますが、そんな大げさなものではなく、合間に流れる何気ない挿入歌に絶品な作品があります。私の場合、やはり、初代「ムーミン」の中で、妙に不思議な、そして、大きな愛や勇気、知恵を持った旅人「スナフキン」の歌う『おさびし山の歌』ですね。なんとも、ギターの音色が響き、スナフキンの声でたくましく歌うこの歌は、最高に感動するのです。作詞は、作家の井上ひさし、作曲は宇野 誠一郎です。井上ひさしは、「ひょっこりひょうたん島」の原作者でもありますし、作家ですので、小説も多く書かれています。スナフキンの声は、西本裕行です。
スナフキン(スウェーデン語 Snusmumriken 、フィンランド語 Nuuskamuikkunen) :ムムリクとミムラのハーフ。父はヨクサル、母はミムラ姉さんやちびのミイたちの母親であるミムラで、スナフキンは彼女たちの異父弟に当たる。自由をこよなく愛する少年。パイプでタバコを吸う喫煙者。音楽と釣りが好きで、原作およびアニメ『楽しいムーミン一家』ではハーモニカを、瑞鷹エンタープライズ版アニメではアコースティック・ギターを演奏する。「~するべからず」という立て札をみると自由を侵害していると解し、引き抜いて壊してしまう。
♪ おさびし山のうた 作詞:井上ひさし 作曲:宇野 誠一郎
雨に濡れ立つ おさびし山よ
われに語れ 君の涙のそのわけを
夕陽に浮かぶ おさびし山よ
われに語れ 君の笑顔のそのわけを ♪
「おさびし山のうた」の映像はこちら>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm3710774
「ムーミン」の映像はこちら>>http://jp.youtube.com/watch?v=zl8lj4k7fAU
「スノーク家のうた」はこちら>>http://jp.youtube.com/watch?v=MTsZAnhR5mw&feature=related