AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

嫌な予想だけは当たるらしい

2010-03-11 03:21:22 | Weblog
 3/6の深夜25時過ぎ、ひょんなことから、昔AKB48の初期のファン仲間で、その後SKE48のスタート直後からガチのSKE48ファンだった友人と久しぶりに電話で話した。そもそもの用事はAKB48/SKE48とは別のネタだったんだけれども、雑談モードになれば、どうしたってAKB48/SKE48の話題になって、結局は2時間もの長電話になってしまった。

 27時(3/7の3時)くらいになって、そういや今日の予定は大丈夫?と聞いたら、実は今日は鈴鹿に行くんですよ、SKE48が出るんで、一眼持って行くつもりです、と言う。数年前にレンズ一体型のデジタルカメラを買って以来、少しずつ撮影の楽しさを知るようになった彼は、ついに最近デジタル一眼も持つようになったのだという。趣味としては遅いスタートだと思うが、社会人として地に足のついた暮らしをしながら、自分で見つけた趣味の幅を、自分の稼ぎで拡げていくというのは、それだけ楽しみも深いものだろう。レースを撮るのは勉強になるし、SKE48メンバーも久しぶりに撮影できそうなんで頑張ります、という彼の声は弾んでいた。

 そこで私が
「あれ? SKE48メンバー撮影して大丈夫なの?」
と聞いたら
「ええ、公式(サイト)でも撮禁とは言っていないですから。大体、まさか鈴鹿のサーキットで撮禁なんて、あるわけないじゃないですか」
という。私は歳食ってるだけあって心配性なもので
「えーそれ、いざ現場に行ってみたら急に撮禁とか言い出したりしない?」
と言ったら
「だってモーターファンにしろレースクイーン好きにしろ、カメラ持ってる人たちばっかりですよ。そんなことしたら、SKE48が鈴鹿中から総スカン食らいます」
「いや、それは分かるけど、顔を知ってるSKEのファンだけ狙い撃ちで撮るなとか言って来たり…」
「仮にそんなことしたって何の意味もないですよ。とんでもない長玉(注:超望遠レンズのこと)つけた人がいくらでもいるんですから、別にSKEヲタじゃなくたって何かイベントやってたら普通に撮るでしょう」
「まあ、そうだけど…」
「それに、本当に封じ込めたいはずの、盗撮して生写真屋に売るようなやつは、どうせ劇場なんか来てないでしょうから、スタッフに顔なんか知られてないんじゃないですか」
「うーん、そう言えばそうか」
「もし本当に顔見知りのヲタだけ撮禁とか言って来たら、SKEのファンやめる人間が出ますよ」
…といったような会話をしていたのだ。

 だけど、嫌な予想はどうやら当たってしまった、らしい。私が現場に行っていたわけではないため、出来事については語らない、というか語りようがないのだけれど、行った人の日記やレポートなどを探して読んでもらえればと思う。で、実を言えば、嫌な予想が当たってしまったどころか、予想をはるかに上回ってひどかったようなのだ。その話を聞いた限りでの私の正直な感想を言うなら「ちょっと考えればどういうことになるか予測できるはずの話なのに、どうして何の備えもせずに現場に臨んで、場当たり的な対応をするのだろう」ということが、非常に不思議に思える。

 AKB48の初期だって、現場でいろいろ問題はあった。「もうちょっと状況を具体的に想定して、事前に対策してくれないものか」と思ったことも一度や二度ではない。ただそれでも、戸賀崎支配人をはじめとする当時の運営側は、ファンが言うことにきちんと耳を傾けていたし、現実には至らない点もあったにせよ、少なくとも「ファンと一緒にメンバーを盛り立てて行こう」というまっすぐな気持ちは感じられた。だからファンもぶつぶつ文句を言いながらも、信頼関係まで壊れることはなかった。

 ただどうやら、SKE48で今回起きたことは、初期からSKE48を盛り立てようと応援し、そのために運営側と善意の意見交換をしていた人たちとの信頼関係をドブに捨てるようなやり方であったらしい。AKB48とSKE48の運営母体は一体ではないにせよ、同じ「48」の名を持つ姉妹グループであるはず。それなのにファンを大切にしない運営のありようは、「48」らしくないと思う。余計なお世話かも知れないが、かなり心配だ。

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