K チームの公演が 4/1(土)から始まった。初日はいきなり夕方に 300 人分が売り切れたというので見送って、4/2(日)の 13:00 公演を見に行った。たまたま靖国神社から劇場に行ってみたらチケットがまだ買えたから、というのもあるのだが、それとともに、私が始めて今の AKB48 ( 今の A チーム ) の公演を見たのが 12/11、つまり「劇場デビュー後初めての日曜日」だったので、それに合わせてみた、という理由もある。
2 回目にあたるこの昼公演、抽選参加がおおよそ 220 とか 230 とかで、最終的な入場者数は 250 といったところか。このところの 300 人で満員の劇場に慣れていると、やや余裕があるかな、という程度。私は抽選順で 8 ~ 10 番目くらいのグループで呼ばれ、真ん中よりやや上手側の立ち最前を確保。そこそこ身長がある私は、立ち最前はかなり迷惑をかけるため、いつもなら避けるのだが、今回はそれよりしっかり見る方が重要、ということで、あえてその位置を選んだ。後ろの人には申し訳ない。
そして Overture が始まる。するすると開く幕の向こうに、どんな人たちがいるのだろう。まずはじっくり見させてもらおう、という気持ち。以下、セットリストはあまりにも良く知った 12 曲。だが、その 12 曲が、私にはどうにもよそよそしく感じられた、というのが総評になるだろうか。ここからの話は、かなり辛口になってしまうので、読むと気分の悪くなる人もいると思う。あくまでも「私の」感想であって、それが一般的に見て「正しい」見解であると主張するつもりは毛頭ない。そのことを予めお断りしつつ、話を続ける。
ダメだ。これは A チームが 4 ヵ月歌い踊って来たステージとは全然違うものだ。それが私の結論である。なるほど素材としては A チームと大差ない、と言うよりむしろ、ルックスや歌やダンスの力で見れば、A チームの何人かを上回る人もいる。そうでなくとも、ダンスや歌で露骨に下手な人は少ない。だが、何と言うのだろう、一生懸命さが伝わってこないのだ。もちろん彼女たちが本当に一生懸命であるかないかは、私が判断できるはずもない。ただ私が言いたいのは、それが私には「伝わって来ない」ということなのだ。
多くの人が指摘している通り、すでに約 4 ヵ月、A チームが同じセットリストを演じ続けて来た状態を見ている。どうしてもそれと比べてしまうであろうし、そうなればまだステージに立ったばかりの K チームに不利なのは当然だ。それでも比べるなら、12 月の劇場オープン時の状態と比べるべきだ、と。確かに私も、A チームを初めて見たのはオープン 4 日目の通算 6 ステージ目だったので、まだ 2 日目で 2 ステージ目の彼女たちには、いくらか甘い点をつけるべきなのかも知れない。あるいは、せめてもう数ステージ見た後に判断すべきなのかも知れない。
だが、あえて言う。2 ステージ目ですでにあれだけ緊張感がないなら、慣れて来ればなおさら緊張感は緩むだろう。緊張感という言葉が適切でなければ、危機感だろうか、はたまた切羽詰まった必死さだろうか。私が A チームを初めて見た時、たった 20 数人の観客に向けて、彼女たちはあまりにも一生懸命なステージを展開していた。歌もダンスもとびきり上手というほどではなく、MC はぐだぐだだったけれど、私たちを見て!また会いに来て!という切実な気持ちが心に響いて来た。K チームからは、それが響いて来ないのだ。
なるほど、ダンスや歌は、そこそこ上手いかも知れない。笑顔もちゃんと作れている子が多く、客席への視線もそれなりに投げかけている。そういった点で、当初は「見られる」ことにすら慣れていなかった感のある A チームより、むしろステージ慣れしている印象を持った。だが、それにも関わらず、その慣れっぷりが、何だか型通りに感じられる。言葉は悪いが、しつけの良い舞台系の子役が、いかにもというおしゃまな態度で台詞を言ってみせる時の雰囲気だ。A チームで言うと、加弥乃ちゃんが ( 特に映像収録で ) 時折見せる「いかにも作り込んだ」物言いを、ステージ全般に敷衍した感じに近い。
たとえば歌や表情は、楽曲によって、また楽曲の中でも詞の部分部分によって、気持ちのこめ方が違うはずのものだ。ところが、どうも抑揚というかメリハリがない。型通りにこなしている、という印象なのだ。フリのこなし方もそうだ。身体の可動範囲をいっぱいに使い切ろうとするのでなく、それどころか細部を時々端折って、無難なところできちんとまとめている印象がある。全体として破綻はないのだが、喩えて言うと「先生の言うことを要領よく消化している学級委員」という感じで、その人自身がその楽曲をどう理解したのか、それを歌い踊ることで何を訴えたいのかが見えないのだ。
その中にあって、数少ない例外が、めーたんこと大堀恵さんだった。元カフェっ娘であり、私が予め彼女を知っているということを割り引いても、彼女からは伝わって来るものがあった。そのあたりの話はまた次に。
2 回目にあたるこの昼公演、抽選参加がおおよそ 220 とか 230 とかで、最終的な入場者数は 250 といったところか。このところの 300 人で満員の劇場に慣れていると、やや余裕があるかな、という程度。私は抽選順で 8 ~ 10 番目くらいのグループで呼ばれ、真ん中よりやや上手側の立ち最前を確保。そこそこ身長がある私は、立ち最前はかなり迷惑をかけるため、いつもなら避けるのだが、今回はそれよりしっかり見る方が重要、ということで、あえてその位置を選んだ。後ろの人には申し訳ない。
そして Overture が始まる。するすると開く幕の向こうに、どんな人たちがいるのだろう。まずはじっくり見させてもらおう、という気持ち。以下、セットリストはあまりにも良く知った 12 曲。だが、その 12 曲が、私にはどうにもよそよそしく感じられた、というのが総評になるだろうか。ここからの話は、かなり辛口になってしまうので、読むと気分の悪くなる人もいると思う。あくまでも「私の」感想であって、それが一般的に見て「正しい」見解であると主張するつもりは毛頭ない。そのことを予めお断りしつつ、話を続ける。
ダメだ。これは A チームが 4 ヵ月歌い踊って来たステージとは全然違うものだ。それが私の結論である。なるほど素材としては A チームと大差ない、と言うよりむしろ、ルックスや歌やダンスの力で見れば、A チームの何人かを上回る人もいる。そうでなくとも、ダンスや歌で露骨に下手な人は少ない。だが、何と言うのだろう、一生懸命さが伝わってこないのだ。もちろん彼女たちが本当に一生懸命であるかないかは、私が判断できるはずもない。ただ私が言いたいのは、それが私には「伝わって来ない」ということなのだ。
多くの人が指摘している通り、すでに約 4 ヵ月、A チームが同じセットリストを演じ続けて来た状態を見ている。どうしてもそれと比べてしまうであろうし、そうなればまだステージに立ったばかりの K チームに不利なのは当然だ。それでも比べるなら、12 月の劇場オープン時の状態と比べるべきだ、と。確かに私も、A チームを初めて見たのはオープン 4 日目の通算 6 ステージ目だったので、まだ 2 日目で 2 ステージ目の彼女たちには、いくらか甘い点をつけるべきなのかも知れない。あるいは、せめてもう数ステージ見た後に判断すべきなのかも知れない。
だが、あえて言う。2 ステージ目ですでにあれだけ緊張感がないなら、慣れて来ればなおさら緊張感は緩むだろう。緊張感という言葉が適切でなければ、危機感だろうか、はたまた切羽詰まった必死さだろうか。私が A チームを初めて見た時、たった 20 数人の観客に向けて、彼女たちはあまりにも一生懸命なステージを展開していた。歌もダンスもとびきり上手というほどではなく、MC はぐだぐだだったけれど、私たちを見て!また会いに来て!という切実な気持ちが心に響いて来た。K チームからは、それが響いて来ないのだ。
なるほど、ダンスや歌は、そこそこ上手いかも知れない。笑顔もちゃんと作れている子が多く、客席への視線もそれなりに投げかけている。そういった点で、当初は「見られる」ことにすら慣れていなかった感のある A チームより、むしろステージ慣れしている印象を持った。だが、それにも関わらず、その慣れっぷりが、何だか型通りに感じられる。言葉は悪いが、しつけの良い舞台系の子役が、いかにもというおしゃまな態度で台詞を言ってみせる時の雰囲気だ。A チームで言うと、加弥乃ちゃんが ( 特に映像収録で ) 時折見せる「いかにも作り込んだ」物言いを、ステージ全般に敷衍した感じに近い。
たとえば歌や表情は、楽曲によって、また楽曲の中でも詞の部分部分によって、気持ちのこめ方が違うはずのものだ。ところが、どうも抑揚というかメリハリがない。型通りにこなしている、という印象なのだ。フリのこなし方もそうだ。身体の可動範囲をいっぱいに使い切ろうとするのでなく、それどころか細部を時々端折って、無難なところできちんとまとめている印象がある。全体として破綻はないのだが、喩えて言うと「先生の言うことを要領よく消化している学級委員」という感じで、その人自身がその楽曲をどう理解したのか、それを歌い踊ることで何を訴えたいのかが見えないのだ。
その中にあって、数少ない例外が、めーたんこと大堀恵さんだった。元カフェっ娘であり、私が予め彼女を知っているということを割り引いても、彼女からは伝わって来るものがあった。そのあたりの話はまた次に。
時期的に、Aチームのリハ?(妄想)
別エントリのDVD用の撮影?(大妄想)
8日はゴロ合わせで「48の日」しかも
高橋みなみさんの誕生日。
Kチームの皆さんには、ひと息入れて頂いて
Aで何か、やりましょうよ!!!
ホラ、2ステージやれば丁度100回ですよ☆
それはさておき、今日の 8 階封鎖は、私も「何かある」ことの予兆に思えてなりません。新セットリストのリハは、まだ早いような気がするし、カフェにも客を入れないということは、それだけ静粛性を必要とする DVD 撮影かなあ ( 妄想 )。
「48の日」で高橋みなみさんの誕生日、というのは、条件が 2 つ重なっているところからして、怪し過ぎますよねえ(笑)。2 週間待ち切れないダメなファン(^_^;)のためと、あと K チームに見せるためにも、1st セットリストのアンコール公演というのは、あっても良いのかも。
K チームにステージを見せるなら、前 3 列をリザーブドにして、うち 2 列に K チームを座らせて、周囲をスタッフで固めても良いかも。リハじゃなく実際の公演を、できるだけ近くで良く見せて、K チームの意識改革を迫ったほうが良いような気がするし。
…ということで、エントリの内容に近づけてみました(笑)。
失礼しました。 m(_ _)m
高橋みなみさん、4月8日の夜の部で「スカート、ひらり」を
歌うという『サプライズ』☆
登場の前後での、観客の「スイッチ」の入り具合が全然違って興味深かったです。
事前告知とかしなくて、正解だったと思います。予定調和ではなく、純粋に楽しめました。
ただ、みなみさんが自己紹介を忘れたので(笑)、ごくごく一部「だれ?」という人が居たようですが。
「Kに見せるためのAのアンコール公演」!見てみたいですね!今週(って週末はもう2nd Seasonですので)何処かで……。当然、事前告知なんて『野暮は無し』で(^^)
Aを実際の劇場の最前で観れば、ビデオ100回観るよりイイ刺激になりますよ♪
まあ A チームに慣れている客はどうしてもそうなります
よね。それは仕方のないところではないかと。
> ただ、みなみさんが自己紹介を忘れたので(笑)、
A チームにとっては、あそこは「自分たちの」劇場で、そこに A チームを知らない客がいるということが想定できていないのかも知れませんね(笑)。
K チームが A チームに慣れた客の厳しい視線にさらされたように、A チームは逆に、一部とはいえ、K チーム推しのファンの厳しい視線に迎えられることにもなるわけですね。
> 「Kに見せるためのAのアンコール公演」
確かに見たい気はしますが、4/8 にやらなかったってことは、もうないかなあという気がしますね。A チームだって週末の 2nd セットリストに向けて追い込みでしょうし…。4/8 だったら
・48 の日
・高橋みなみさんのお誕生日
・昼間にラジオ収録でレッスンを抜ける人がいる
っていう条件が揃っているから、やりやすいかなと思っていたんですが。
> 当然、事前告知なんて『野暮は無し』で(^^)
うーん、出演者がまるで違うとなると、K チーム推しの人には「話が違う」って怒られるかも知れないわけで…。さすがにチケットを販売する時点では告知せざるを得ないでしょうね。ただ、もし告知するとしても、当日のチケット販売開始の時までは伏せておく方がおもしろそうですが(笑)。
其れを言うなら、4/1以降の公演は「TVや雑誌で見た『AKB48』」を見に劇場に来たら、見たこともない人たちがやっていた、という事になってしまいます(と言うか実際そう)。
Aが出るかKが出るか、ロシアンルーレットみたいで?楽しいのでは(笑)?しばらくAとKの2チーム制で行くなら、1人減らして「AK47」にするとか……。
そう言えば、今日も17時まで8F閉鎖、ですよねぇ。
> そう言えば、今日も17時まで8F閉鎖、ですよねぇ。
公式ブログには練習の様子が紹介されていましたね。アンコールあたりで A チームの誰かが予告と挨拶に出て来ないかな…なんて淡い期待をしていたんですが、ありませんでした(笑)。劇場の後、またスタジオに戻って練習だったのかな。