AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

悲しい

2008-10-05 21:56:07 | Weblog
成田、大江、駒谷、戸島、中西が卒業発表。

ゆるゆるの芸能人さまたちは安泰で、日々の劇場を支え続けたメンバーが軒並みAKB48を去る。AKB48ってそういうものだったんだろうか。

悲しい。今はただそれだけ。

引き続きぐったり

2008-10-05 16:31:55 | Weblog
 相変わらずぐったり。いつも、土日で計 3、4 回は公演を見るようにしているのに、昨日は劇場にも行かず、今日もここまで在宅。頑張って夜公演に行けるかどうか。

 何がぐったりの要因かと書くのも憂鬱だし読む人も憂鬱だろうとは思うが、ブログは書かないと話が進まないので書いておくことにする。例によって仕事の要領が悪くて時間がないとか、そのせいで寝不足になって体力がないとかいった個人的な問題もあるけれど、それはまあいつものことだし、そういう疲れがあっても劇場に行く意欲だけは萎えなくて、劇場に行けば元気になれる、というのがいつものパターンだった。劇場に行く元気が出ないというのは、それだけダメージが大きいということなのだ。

 一つは井上さん問題。卒業してしまう人が出ること自体は、つらくても仕方がないと思う。せめて彼女の今後に幸あれと見送ることしかできない。ただ、それにしても、もう芸能関係でその姿を見ることもなさそうな ( と予測される ) 卒業で、当日発表で即サヨナラってのは、最悪のやり方なんじゃないだろうか。たとえ千秋楽まで続けられないのだとしても、せめて 2、3 週間の間をおいて、何回かの公演で名残を惜しむくらいのことはできて良いんじゃないだろうか。推し順位が高いとか低いとかとは関係なく、あの劇場で一時期を過ごしたファンとして、それくらいの別れ方はしたいと思うんだがなぁ…。

 もう一つは「大声ダイヤモンド」選抜問題。実は先日、MV の初披露は幸い劇場で見ていた。柱の陰で 4 分の 1 くらい見えなかったが、大体の雰囲気はつかめた。曲も映像も「大好きだ」と叫びたいくらい好きだった。ただ一つ、全然知らない子がフィーチャーされ過ぎている点を除けば。

 噂はいろいろ耳に入っていたけれど、公式にちゃんと分かるまで、あえて黙っていた。その時は、もし分かってからも、あんまり騒がないでいようと思っていた。SKE を売り出すにあたって、利用できるものは利用したい、というのも分かる。そして、最近あからさまに緩んでいる AKB48 の選抜常連メンバーたちに危機感を持たせるには、それくらいの抜擢をしてみせないといけなかったんだろうというのも分かる。どうせやるんだったら、選抜の端っこに入れるだけじゃ意味がないのだ。

 そして、プロモート側は批難を承知の上で仕掛けて来るんだろうから、そこでファンが騒ぐのは思う壺だ。そして悔しいことに、どんなに騒いだって、私は結局は付いていくしかないと分かっている。もちろん私には、もう AKB48 のファンをやめる、という選択肢もあるけれど、今のところたぶん、そこまでは踏み切れない。だったら、「大人の事情でいろいろ大変ですよね」ってさらっと流しておこうと思っていたのだ。

 だけどやっぱり、黙っていられなくなった。ものには限度というものがある。AKB48 として出すシングルのジャケットが、全く知らない子のソロカットって、それはどう考えたってやり過ぎだ。素質のある子なら専用劇場でのステージ経験もファンの評価も何も要らない、AKB と SKE の垣根さえも飛び越して、70 人近い先輩の頭越しに即センターに大抜擢っていうことなら、劇場って何の意味があるんだろう。

 まだつぼみでさえもなく、それどころか芽吹いたかどうかも定かでないような、そしてどちらに伸びて行けば分からないでいるような子たちが、劇場のステージに立つ中で次第に成長し、やがて大きな花を咲かせて行く…そういうプロセスを見るために、いや、そういうプロセスに参加するために、私たちファンは足しげく劇場に通い、基本的には暖かく、時には厳しく、彼女たちを見守って来た、つもりだった。あらかじめ野に咲いている花を刈り取って来て花瓶に放り込むだけなら、劇場もファンも要らないじゃないか。

 実を言えばこの 1 週間くらいは、本当に「もう劇場に通うのをやめてしまおうか」という気分になっていた。あとは遠くから、たまに CD でも買う程度で良いんじゃないかと。そんな気持ちになったのは、3 年近い劇場通いの中で初めてのことだった。でも、ここまで虚仮にされたら、さすがに心が折れる。ついでに、このげんなり感がなければ、SKE48 の初日も見に行こうと思っていたのだ。センターに抜擢された子が悪いわけじゃなく、もちろん大人たちの決めたことなんだけれど、でも、こんな気持ちで SKE48 の劇場デビューを祝えるはずもないので、やめておいた。

 私は仮に AKB48 のファンをやめても失うものはないけれど、でも、まだ秋葉原の劇場には、そう簡単にやめるわけにもいかないメンバーと研究生たちが、それでも明日を信じて頑張り続けている。だから私も、折れた心を修復しながら、まだ劇場には通って、彼女たちを応援し続けたいと思う。ただ、今回の CD は、最低限の枚数だけしか買わず、ジャケットは裏返すか、どこか見えないところにしまってしまおうと思っている。