AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

久しぶりなのでご挨拶

2006-08-05 19:31:32 | Weblog
 えーと、また 10 日以上もほったらかしてしまったけれども、私は AKB48 に飽きてもいないし、劇場に行かなくなっているわけでもないので、とりあえずご挨拶を。しかしその前に、いきなり前エントリの方から書いてしまったわけだが、まあそれはそれ(笑)。

 今はとうとう生活が破綻気味になってしまったもので(^_^;)、公演に全力で行ってしまわないよう、ほどほどのペースに抑えるよう努力しているところ。結局、7 月はチーム A・K 合わせて 9 回しか公演に行かなかったので、それまでほとんどチーム A だけで 10 ~ 12 回/月だったのに比べると、ちょっとは減らせたのかなというところ。まあ実を言えば、単に週末にチーム A 公演が少なかったから、というのが大きいのだが。

 ブログはもともと、あんまりマメに書く方じゃないもので(^_^;)、気まぐれで申し訳ない。いささか「ちゃんとしたことを書こう」などと思い過ぎてしまっていた部分があるので、まとまった時間を食うようになってしまっていた。しかし、多少なりとも時間に余裕があるなら、その分で劇場に行きたいし、どうせ見に行くならファンレターも書きたいし(^_^)、さらには AKB48 以外の趣味での交友にも時間を割きたいし…とやっていたら、ブログの方が後手後手になってしまった次第。もうちょっと気楽に、書き散らかす方向で継続していこうかなと思っている。花やしきイベントの後半も、遅まきながら書くかも知れないし、書かないかも知れない、ということで。

 ちなみに最近は、A-2nd をメインに、K-2nd もたまに見に行く…という風にしたいのだけれど、チーム A の公演回数が減っていることもあって、結果的にはどちらも週 1 回くらいずつ見ている程度。

 K-2nd およびチーム K については、今のところかなり良いと感じている。何しろ、K-1st を 5 月を最後に見なかった私が、K-2nd が始まって以降は A-2nd とほぼ同じ回数見ているくらいだ。私は改めて言うまでもなくチーム A 好きで、チーム A にどっぷりと思い入れをしているが、それはそれとして、チーム K についても良いと思えばきちんと良いと言うし、重ねて見にも行く。ただ K-2nd およびチーム K については、全体としてかなり良い一方で、2、3 気になるところもあるので、そのうちまとめて書きたいと思っている。思っているだけで、実際に書く時間がなかったりするかも知れないが(笑)。

 チーム A のアンコール問題については、アニソンを歌った客がいたという公演には居合わせなかったのだが ( というか、私が行っている時は、私自身がデカい声でアンコールを言い始めていることが多いので、アニソンなど歌うほどの間は空かない )、それをメンバーのせいにするのはちょっと気の毒じゃないか?という気がしたことは事実。そんなやつはさっさとつまみ出して、スタッフが泥をかぶれば良かったんじゃないかなあ。

 まあ確かに、最近のチーム A の客は、メンバーの成長を見守る…といった初期コンセプトを忘れ去って ( と言うより、そもそも知らんやつも多いのかも知れない )、常連どうしの安直な内輪受けのために劇場に通っているやつも少なくないようだから、コンセプトを思い出させるためには、ああいう演出も必要だったのかなという気はするのだが。さすがにメンバーに泣かれたら、どんな馬鹿でも目が覚めるだろうから。逆に言えば、それで目が覚めないほど馬鹿なら、今度こそレッドカードで退場させられるだろうし。

 客は本来身勝手なものだが、どんな非常識なことをしても客は偉い、客がそんなことをしたくなる責任はステージの上の人たちの側にある、っていうのは、さすがに屁理屈としても無理があり過ぎる。さらに、客席で馬鹿な振る舞いをしておきながら、それを「ステージに立つ子たちへの教育」などとうそぶくに至っては、まったく話にならない。ただの勘違いした迷惑な客でしかない。劇場側も、いくら客を大事にすると言っても、そういうやつに退場してもらうくらいのことはして良いはずだ。そういうやつは、劇場側にとって迷惑である以上に、他の客にとって迷惑なのだから。

 …挨拶のはずが話がそれてしまった(^_^;)。まあかえって、私は相変わらずこういうやつです、というご挨拶代わりに相応しいかも知れないが。

見飽きたら見なければ良いのに

2006-08-05 10:37:52 | Weblog
 あなたたちが見飽きただけだろう、と思っている。特に花やしき以降の、一部ファンによるチーム A 叩きについてだ。

 私もチーム A の公演をすべて見ているわけではないし、と言うよりも見ている回数より見ていない回数の方が多いくらいなので、自分がたまたま見ている時の様子から、すべてを語ることの危険さは承知の上だ。しかし、私が見ていた時のステージについても「やる気がない」「ぐだぐだなステージ」「動きが悪い」などの言葉が書き連ねられているのをしばしば目にしたし、それは少なくとも私の目から見れば、明らかに的外れだった。

 また、それ以前の問題として、そもそも「事実」と「自分が観察した感想」とがイコールでない、ということについて、まったく無自覚な人も散見された。個人が個人としての感想の範囲で何を思ったかはその人次第で良いのだが、それが客観的な「事実」かどうかはまったく別の問題だ。主観的な観察というのは、非常に不確かなものであって、自分の気分一つでまるで逆の印象になってしまうことすら珍しくない。

 同じセットリストのステージを何度も何度も何度も見続けていれば、回を重ねるごとに新たな発見が少なくなっていくのは当たり前だ。そしてまた、メンバーの技量も、最初は習熟に伴って日に日に目覚ましい向上を見せるかも知れないが、後になれば日々の違いはごくごくわずかなものになって行くだろう。つまり、見る側にとっての刺激の量が減ることは自明の理なのだ。そういう自覚がないまま、刺激の量が減ったことを、誰かのせい、相手のせいにする人たちが多過ぎないか。

 刺激の量が減ってつまらないと思うなら、見に行かなければ良いのだ。それでも見に行くなら、刺激の量が減っても同じように楽しめるように、自分の側の感覚を調整すれば良いのだ。感覚の精度を上げて、個々のメンバーが細部でどういう工夫をしているか、昨日と違う今日の姿を見つけることができるかどうか、見る側の目の高さ、確かさが問われるのだ。同じ内容のステージを何度も見に行くというのは、そういうことではないのか。

 そういう目で見据えた上で、ステージ内容の批判をするならば、それはもちろんアリだ。だが、ここ最近のチーム A 叩きについて言えば、およそそうした配慮に欠けていると思えるものが多かったのだ。単に自分が見飽きたからつまらなく思えるだけなのに、見飽きたという自覚がないのか、そう言いたくないだけなのかは知らないが、「つまらないのはステージが悪いから」「メンバーがダレて来ている」などとと言い募っているだけじゃないのか、と思われる記述が多かったのだ。

 もちろん、毎日の公演で、全員が一部の隙もなくやる気を充満させていて、必ず 100 %以上のパフォーマンスを発揮し続けていた、などとは思わない。確かにこれまで 4 ヶ月の中では、一部のメンバーに多少の緩みを感じた公演もあった。だが、それが長期間にわたって続いたことはなかったと「私は」感じているし、まして、花やしきイベントの後で急に緩んだわけではないと思っている。つまり、最近になって急にそういうことを言い出すのは、明らかに変だと「私は」思う。

 ただ一方では、メンバーにとって、このことは良い試練にはなったことだろう。ステージを見慣れて来た客を、なお感動させ続けるということが、どれだけ難しいことなのか、そしてそれまでは熱心に応援してくれていると思っていた人たちが、ひとたび手の平を返すとどれくらい残酷なことを言い始めるものなのか、身に沁みて理解できたのではないか。アイドルという人気商売では、そういう移り気な客を相手にしていかなければならないのだ。