赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

夢のある話 二題 

2024-03-27 00:00:00 | 政治見解



夢のある話 二題 :240327情報
今日は、未来に向けて明るいお話を二つお届けします。


① 世界のトヨタ、ついに自動運転で本気(ある有料投資サイトから)

EVを超える急成長市場、自動運転。

自動車とAIが融合した自動運転市場はこの先2030年までに年率21.9%、EVの1.5倍ものスピードで拡大すると予測されています。(2023年〜2030年)

そしてこのEV超えの急成長市場でトヨタが手を組んだのは、現在AIブームの王者企業として君臨するエヌビディア。エヌビディアの株価は2023年、わずか1年で+236%以上も上昇。この驚異的な成長を目の当たりにして、「AIはもはやただのブームではない」と感じた方も多いのではないでしょうか?

そんなAIブームの王者企業エヌビディアとトヨタですが、実は7年ほど前から自動運転分野で手を結んでおり、トヨタは2024年1月、自動車製造ラインの最適化に向けエヌビディアの生成AIサービスを用いたサービスを導入。年々、エヌビディアとの関係を深めているんです。

AIブームの王者が持つ生成AI技術を手に入れることで、AIによって今後急拡大が予測される自動運転で
世界の覇権を握る準備を進めているトヨタ。そんなトヨタの株価は現在、史上最高値を更新中。直近1年では56%以上もの株価成長を遂げています。

“AI×自動車”というEV超えの成長分野への進出は、世界のトヨタをさらなる高みへと連れていってくれるかもしれません。


② 成長する宇宙産業、ここでも半導体 (NEKO TIMES から引用抜粋)

日米の宇宙関連企業がそれぞれ宇宙に向けてロケットや宇宙船の打ち上げを行いました。2030年には1兆ドル市場と考えられています。宇宙産業を支える技術、企業とは。経済・ビジネスのトレンドについて解説します。

半導体――話題から外れているこの銘柄を狙え


1961年4月12日、旧ソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンが、人類で初めて宇宙を飛びました。あれから60年、宇宙開発はいまや民間企業中心に進むようになりました。これから「宇宙」という未開拓の地に人類はどのように挑んでいくのでしょうか。

拡大する宇宙産業ー―2030年には1兆ドルへ

調査会社・CoherentMIは宇宙産業の市場を2023年にはおよそ5,200億億ドルと推定され、2030年には1兆ドル超に達するとの予想を発表しました。同社は「世界中の政府や民間組織は、新技術の探索、科学データの収集、商業機会の活用を目的として、宇宙計画に多額の投資を行っています。」と続けます。

宇宙産業は「宇宙機器産業」「宇宙利用サービス産業」「宇宙関連民生機器産業」「ユーザー産業」に分類されています。

「宇宙機器産業」は人工衛星やロケット、地上設備などを製造する産業です。「宇宙利用サービス産業」は衛星放送や衛星通信などの宇宙インフラを利用するサービスを指します。「宇宙関連民生機器産業」は、GPSを利用したカーナビゲーションシステムや衛星放送受信用のアンテナなどの機器を製造する産業です。「ユーザー産業群」は、宇宙利用サービス産業が提供するサービスを利用することで自らの事業を効率化、差別化し事業を行っている産業です。

宇宙を目指すためのテクノロジー

では宇宙産業、特に製造にかかる技術とはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは「宇宙機器産業」を中心に見ていくことにしましょう。JAXAの解説によれば同産業は「製造全体を取りまとめるシステムメーカーのほか、コンポーネント【※1】・部品製造、部材加工、ソフトウェア開発、素材製造など、すそ野の広い産業」といいます。

【※1】コンポーネント:複数の部品をひとつの機能として組み上げたもの

人工衛星を製造するためにはバッテリ・燃料タンク・推進クラスタ・通信機などのコンポーネントのほか、マイクロプロセッサー・パワーMOSFET(電流の制御)・太陽電池セルなどの部品が必要となります。

いずれも既存産業においても聞くような部品名称ですが、宇宙用のものを開発する必要があります。各種部品は宇宙空間の厳しい放射線環境を耐え抜く必要があります。また、宇宙空間では放熱しにくいことから、熱を逃す工夫が必要になります。そのほか、振動や衝撃、紫外線などにも対応が求められます。

米半導体企業AMDは衛星/宇宙アプリケーション向けに、完全な放射線耐性、AI推論の高速化、高帯域幅の信号処理性能を提供をはじめています。(同社プレスリリース)ロッキードマーティンは国際宇宙ステーション(ISS)に太陽電池を提供し、現在は原子力を用いた電気推進プロジェクトを開始しています。(DRONE)


日本のキープレイヤー

世界的に衛生の打ち上げが増加している中で、三菱重工は新型ロケットの開発を進めます。これまでの100億程度かかっていた製造コストを半額程度まで引き下げると言います。(時事)H3ロケットのエンジンを支える企業がイーグル工業です。同社はメカニカルシール、特殊バルブなどを製造しています。メカニカルシールの国内シェアは7割でトップであり、ジェットエンジン用のシールは国内で生産する防衛省向けエンジンの100%に供給しています。(JAXA)

同じくH3ロケットのプロジェクトに参画するシンフォニアテクノロジーは、ロケットの飛行制御機器、推力偏向装置など多数の電装品を提供しています。(同社ホームページ)浜松ホトニクスは高速テレビカメラを使ったロケット追尾システムに始まり、X線CCDや可視光、近赤外半導体センサなどが、地球観測衛星、天文観測衛星、国際宇宙ステーションなどに幅広く搭載されています。(JAXA)

スペースワンにも投資を行っているキヤノン電子は先月打ち上げられたH3ロケットに搭載した同社の小型衛星から撮影した地球の写真を公開しています。



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