赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

「統一教会叩き」から「国葬つぶし」にシフトした朝日新聞 current topics(572)

2022-07-28 12:13:06 | 政治見解



current topics(572): 
「統一教会叩き」から
「国葬つぶし」にシフトした朝日新聞


「統一教会叩きで自民党も叩く」という朝日新聞の各メディアに対する指令が、ここにきて盛り上がりを欠き始めたように見えます。

原因は、集中豪雨、コロナの感染爆発、五輪がらみの汚職と統一教会以外の報道ネタが多いことも理由のひとつではあるでしょうが、根本には、統一教会の問題を深堀していけばいくほど、凶弾に倒れた安倍元総理と統一教会の「関係性」から遠ざかり、本来の目的である安倍元総理の名誉や功績を地に落とすこと忘れさせてしまうからです。

しかも、統一教会問題は最終的に嫌韓に直結します。異常な額の献金は韓国に送金されるだけでなく、合同結婚式の問題を掘り下げると日本人女性が貧しい農村部の韓国人男性に嫁がされていて奴隷のような悲惨な目にあっているという実態が浮かび上がれば、当然、いま以上の嫌韓感情が巻き起こるのは当然です。

半島出身者が多くいる新聞社やテレビ局にとっては絶対に放送したくないタブーです。それゆえにこそ、報道は自民党批判だけにとどめておきたい、この中途半端な気持ちが、統一教会報道のジレンマになっているのです。

これが顕著になっているのがテレ朝のモーニングショーでツイッターには「統一教会に火をつけたのだから、ちゃんと報道するべきなんだけどねー?腰が引けちゃったんだね!:などの書き込みが多く見られます。

結果的にメディアの情報操作でうまくいったのは、安倍元総理の銃撃事件を利用して、1)犯人の家族が統一教会信者、2)犯人の境遇が可哀想、3)統一教会が悪い、4)社会が悪い、5)自民党が悪い、という筋書きだけです。メディア情報だけが頼りの人はこの話を全面的に信用していますが、狙撃犯と同じ心境になるだけです。

しかも、この話、自民党叩きに夢中になって、安倍元総理への称賛を地に貶めるという機能を喪失させるという皮肉な現象を起こしています。

実際、統一教会の信者が教団に全財産を教団に巻き上げられても、それは教団内部の問題であって安倍元総理との直接の因果関係は説明できません。また、自民党の議員が教団とかかわっていて、自民党の選挙運動をしているのが統一教会だと決めつけて癒着を糾弾したところで、安倍元総理の名誉を貶める決定打にはなりません。どうも司令塔の朝日新聞の知の劣化が原因のようです。

もしこれ以上、統一教会と政治の癒着話を追求すれば、野党議員にも影響がでてきます。鳩山元総理でさえ弁明に必死な状態で、過去には、統一教会現役幹部を公認候補に擁立した立憲民主党は党ぐるみで関係者と言えますし、現在も地方議員の中に統一教会関係者がいます。立憲民主党にとってもタブーになっているのです。

そのため、立憲民主党は信者の救済に絞って「旧統一教会被害対策本部」を立ち上げましたが、カルトの教義にはまった信者に対して政治は無力ですし、説得力はありません。しまも、巻き上げられたお金の返還は弁護士に任せておけばいい問題なので、パフォーマンスで話が終わりそうです。

余談ですが、日本共産党は、「旧統一“協”会の正体と歴史を暴く」として「問題追及チーム」立ち上げました。その際、「なぜ“協”会なのかと」いう突っ込みが相当数あったもようですが、これに固執しているようです。それだけにプラカードでこの字を見れば、掲げた人は共産党系とわかります。

一方、メディアでは、NHKが最も統一教会と関係が深いと言われています。報道ステーションの大越キャスターはNHK記者時代に統一教会と強い親交のある団体のアドバイザリー会議委員の現職にありますし、Eテレでは「100分de名著」という番組で、教祖の文鮮の著作『平和を愛する世界人として』が展示されていました。


脛に疵持つ(すねにきずもつ)人が多い中で、なぜか、統一教会シンパと報じられる安倍元総理が、「霊感商法」をピンポイントで狙って、法規制の対象にする法改正を行なっています。2018年、「消費者契約法改正」に「霊感」という文言が規定され、統一教会の霊感商法をできないように規制したのです。この背景には、統一教会が北朝鮮に膨大なカネを送っている事実を安倍元総理が知ったからだと言われています。

ここにきて、安倍叩きに統一教会叩きをこじつけても効果がない、ということを朝日新聞は気づき始めためたのかもしれません。いまは、「国葬」つぶしにシフトしています。

当初は「国葬に反対しない」と表明していた立憲民主党の泉代表もねじをまかれたのか、いまでは反対論に転じています。そして、立民の馬淵澄夫国対委員長は「臨時国会で国葬の説明を求める」一方、野田佳彦元総理の追悼演説は拒否しました。しかも、追悼演説に自民党の甘利明氏の名前が挙がると、「立民が行うべき」と西村幹事長が反発しています。まるで、駄々っ子ですね。

余談ですが、馬淵さん、安倍元総理が銃撃された奈良市の選出だけに「国葬反対」を言い続けると比例復活もできないほどの惨敗になると思います。

それはさておき、なぜ彼らが国葬に強く反対するのか。それは国葬の場に世界の首脳が結集し、安倍元総理が提唱した中国包囲網が世界的規模で完成形をみるからです。したがって、中国が国葬に反対しているのは明らかで、中国の機関紙朝日新聞がいま日本国内のメディアと政治家に指示をだしているわけです。しかし、国葬後には安倍元総理の栄光は不動なものとなります。(『国葬を境に安倍元総理の評価の潮目が変わる』ご参照。)

同時に、安倍元総理の名誉を貶めにかかった朝日新聞は世間から大きな批判をあびるだけでなく、狙撃犯に「安倍元総理を狙え」と教唆したと言われることになると思います。


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国葬反対集会からクラスターが発生する!?current topics(571)

2022-07-25 11:54:50 | 政治見解



current topics(571): 
国葬反対集会からクラスターが発生する!?


「余計なお世話」と日本共産党の人たちに言われるかもしれませんが、安倍元総理の「国葬反対」に駆り出された人たちに、新型コロナが爆発的に蔓延しそうに思われます。

現在、新型コロナオミクロン亜種「BA.5」の感染爆発がおきており、ここ数日、198人のプロ野球選手の感染、大相撲は7部屋125人が休場を余儀なくされたことが大きな話題となりました。この亜種は、拡大するスピードが、これまでの「BA.2」より30%程度速く、ワクチンや感染で得た免疫をかいくぐる“免疫逃避”の性質があるといわれています。

したがって、人が密集すれば、空中を浮遊するエアゾルの影響で、直接飛沫を浴びなくても、短距離では吸い込んで感染する可能性があり、集会が屋外であっても危険性がつきまといます。なぜなら、屋外活動が中心の選挙とコロナ感染拡大には一定の相関関係があると考えられるからです。

例えば、昨年7月の都議会議員選挙時点から感染者州が増加に転じ投票日の1か月後にピークがきました。同じく10月末の総選挙では1か月後の12月から急激な増加が始まり1月に最大のピークを迎えました。先日の参議院選挙では拡大スピードの速い亜種の影響で、公示前後から増加に転じ、1か月後の現在、過去最多の新規感染者数となっています。選挙活動はどうしても人を集めることが前提ですから感染も拡大しやすくなります。

こうしてみると、国会前で騒いでいる人たちも、大声を出す分、感染リスクは高くなります。職業活動家は別として、アルバイトで動員されている人がコロナに感染すれば、損得勘定で割に合わないことになります。

今週以降、国葬に反対する人たちがどういう動きをするのかはわかりません。動員数は、主催者発表400名ですので実数は40名程度だと思いますが、密集していますので危険性はかなり高いと思います。

余談ですが、動員された人のボードをよく見ると(冒頭の写真ご参照)、「統一“協”会」だの、「国葬“上”めろ」だのと、漢字があまり得意でない、しかも、日本国民を名乗りたがらない「市民」で構成されているようです。


それにしても新型コロナウイルスは、人間の経済活動に致命傷を与えるという点で特筆すべきものがあり、国家の単位では経済活動を弱らせることで国家の力を失わしめ、地方の単位では最も得意とする経済の分野に深刻なダメージを与えています。

その最たる例が中国で、ゼロコロナを目指して都市を封鎖までしても効果は上がらず、中国経済は悪化する一方です。このまま、都市封鎖を繰り返して経済を衰退させてしまえば、人民の反乱、革命といったいつもの中国の歴史が繰り返されるかもしれません。

観光で生計を立てている沖縄も大変に厳しい状況です。7月24日現在、7日間の新規感染者数の人口比あたりに占める指数が、沖縄は19782.9で全国平均8356.0の約2倍。観光を取り上げられた沖縄は、コロナによる経済封鎖、あるいは経済制裁を受けている状態です。

これは、基地問題で知事を筆頭に反政府活動を行っているところに原因があります。なぜなら、沖縄は基地問題で、憎悪、欲望、執着、不安、不信、不満、恐怖心などのネガティブな想念が他の地域より極端に強いため、それに親和性のある新型コロナウイルスには居心地が良いところなのかもしれません。

それと同様に、「国葬反対」の集会が開催される場所はネガティブな想念の集合場所なので、新型コロナウイルスが集まりやすく、場合によってはここからクラスターも発生するかもしれません。これはメディアにも言えることで、ネガティブな話ばかりを伝えるテレビ局、新聞社にもその影響は出そうです。

しかも、コロナに感染した場合、初期の息苦しいという症状から、脳の機能障害に移行しているようです。この特徴は、治癒した後に “脳の霧(Brain Fog)“と呼ばれる、最近の出来事を思い出せない、物事を表現する時に適切な言葉が出てこない、集中力が途切れるといった症状がでると言われています。なかには、脳の機能障害のため日常的におむつを外せない若年層が増えているとも聞きます。

なにはともあれ、新型コロナウイルスに罹患しないためには、それに親和性のあるネガティブな想念を抱かないことが先決ですが、そういう心境になるのは無理と言えますので、せめて、強烈なネガティブ思想の人たちの影響を受けないように彼らの言葉を遮断していくしか方策はないようです。

つまり、ネガティブ思考の政治集会、不安と恐怖を煽りたてる宗教的な会合にはいかないことは勿論のこと、つまらぬテレビから離れて心穏やかに過ごしていくことこそ大切なコロナ対策だと思います。



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国葬を境に安倍元総理の評価の潮目が変わる コラム(447)

2022-07-21 12:23:17 | 政治見解



コラム(447): 
国葬を境に安倍元総理の評価の潮目が変わる


9月27日に安倍元総理の国葬が営まれることになりました。7月11日時点で米中露をはじめローマ法王、アフガンのタリバン政権などを含む259か国・地域・機関等から、計1,700件以上の弔意メッセージがよせられていることから、国際的にも大変に注目される式典になると思います。

国際社会の安定化を図ってきた安倍元総理は世界中の国々から尊敬を集め、その一挙手一投足に注目を浴びていた方で、日本国内の評価よりも海外での評価がことのほか高かったといっても過言ではありません。

事実、ブラジルのボルソナーロ大統領は国として3日間喪に服すことを宣言、インドのモディ首相も政府庁舎に半旗を掲げ、1日間喪に服して弔意を示しました。カンボジアでは10日、全土でカラオケやディスコ、ビアガーデンなどの営業停止、レストランでのアルコール提供を禁止し、国を挙げて弔意を示しました。

この状況に対して、朝日新聞を筆頭とする反体制メディアや立憲民主党などの野党勢力は、今も名を安倍元総理に「死者を鞭うつ」ありさまで、人間以下の振る舞いを続け「国葬」反対を主張しています。同時代に生きた英傑としての安倍元総理の存在を認めようとしないどころか、まるで罪人扱いをすることでその存在すらなかったことにしたいようです。

なかでも、20日 の東京新聞社説では「安倍氏の葬儀を巡って、国民の分断がさらに深まらないか懸念する」と突き放しています。

しかし、よくよく考えてみれば、モリ・カケ・サクラそして今の統一教会の問題にしても、すべてが安倍元総理に原因があったかのように報じ、国民に疑心暗鬼を生じさせ国民の心を分断していったのは、それらを意図的に煽ったメディアではありませんか。自らの分断策動によって生じた結果をも、また安倍元総理や政府のせいにする論理は異常にしか思えません。性悪なメディアはどこまで行っても性悪です。

なぜ、今になってもメディアと野党は死者に鞭うち続けるのか。それは安倍氏の功績が国民に知れ渡れば知れ渡るほど、彼らの存在意義と生活基盤が崩壊するからです。己の生存目的のためには、何が何でも、嘘を並べ立てても自分の利益を守らねばならないのです。そのためには、国葬までの間、かまびすしく、しかもあらゆる手段を講じながら安倍批判を展開し続けるでしょう。

ただ、ツイッター、フェイスブック政治的動画で騒いでも、見ている人は少数です。テレビメディアを使っても高齢者しか視聴者はいません。彼らが思うほど効果が上がらないのは確かです。

多くの国民は、人を辱めてまでマウントを取ろうとする人たちに興味関心はないのです。彼らに共感するのは「落ちるところまで落ちて、もはや他人の不幸を喜ぶ以外、何の楽しみも持たなくなった」半島出身者と同じような心境の人たちだけです。


しかし、9月27日を境に潮目が確実に変わります。国葬に世界の首脳が集まることによって、安倍元総理がいかに世界的なレベルで活躍していた政治家であることが日本国民はもとより世界中の人々が知ることになります。それは、安倍元総理の功績をメディアが讃えなくても、通常の国の国葬レベルをはるかに超えた要人の出席ぶりで自ずとわかってしまいます。

それは、同じく凶弾に倒れたJFK並みの国葬となるのではないかと思います。

アメリカでは大統領経験者はニクソン元大統領を除いて国葬で営まれます。なかでも、現職の大統領で凶弾に倒れたJFKの国葬には、イギリスからエリザベス2世の王配フィリップ殿下、ヒューム首相夫妻、また、キューバ危機、第三次世界大戦の危機をつくったソビエト連邦からはミコヤン最高会議幹部会議長が参列しました。なお、日本からは池田勇人首相、大平正芳外相が出席しています。

今回の安倍元総理の国葬は国際政治の中心にいただけに。すでに世界中の要人からトランプ米前大統領をはじめ弔問を希望する連絡が寄せられ外務省が対応に追われているようです。このなかにはウクライナに侵略中のロシアや覇権国家中国も当然含まれており、G7やG20が開催できる規模の国葬となりそうです。弔問外交の場ともなるかもしれません。


そんな安倍元総理の功績を讃える場であってはならないと必死で国葬反対を訴え続けるメディアや野党にとって、国葬以降は意気消沈せざるをえなくなります。

16日の朝日新聞の『かたえくぼ』の「国葬―あれもこれも葬る場」(新解釈辞典)で皮肉った言葉が彼らの身にふりかかりそうです。つまり、安倍批判論者も国葬と一緒に葬られることになります。以降。安倍元総理の栄光と名誉は永遠に語り続けれられることになると思います。朝日新聞、さすがに先見の明がありますなぁ。


安倍批判論者がいくら騒ごうが、私たち国民は心穏やかに、安倍元総理の日本と国民を守り抜いた功績と、国際世界に秩序と公正のあるべき姿を説き続けた安倍外交のすごさに感謝しつつ、9月27日を迎えたいと思います。安倍元総理、本当にありがとうございました。



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狂気の集団を見て、人は己の正しさを知る コラム(446)

2022-07-18 10:41:51 | 政治見解


コラム(446): 
狂気の集団を見て、人は己の正しさを知る


『人間は、本当に落ちるところまで落ちると、もはや他人の不幸を喜ぶ以外、何の楽しみも持たなくなる』(ゲーテ)


狂気の集団、朝日新聞とその仲間たち


ゲーテのこの言葉、朝日新聞を筆頭とする反体制メディアやいわゆるアベガーの人たちの心境をそのまま物語っている言葉ではないかと思います。

16日の朝日新聞、『朝日川柳』(西木空人選)では、人の心を失った人の川柳が掲載されました。
・還らない命・幸せ無限大
・銃弾が全て闇へと葬るか
・死してなお税金使う野辺送り
・忖度はどこまで続くあの世まで

その隣の『かたえくぼ』には以下の掲載がありました。
・『国葬』 あれもこれも葬る場――新解釈辞典

いずれも「読者投稿」の形を借りていますが、社員の投稿なのかもしれません。

安倍元総理が狙撃されたときには「今は心より安倍氏の回復をお祈りしています」と建前発言していたお笑い芸人のラサール石井氏は、このヘイトスピーチにすぐ反応して「ユーモアも風刺も封殺する国は滅ぶ」と正当化しています。また、れいわ新選組の大石あきこ衆議院議員は「川柳キレッキレやな」と面白がって称賛しています。

これに、ドリフターズの仲本工事さんの「様々な意見がありますが、亡くなった人を悪く書く記事を見ると悲しいです。生身の人間同士ですから、意見を全て合わせられなくても、相手の気持ちになって、寄り添う優しい心を忘れずに日々を過ごす・・・」とを比べてみると、心境の差に大きな違いがあることがわかります。


安倍元総理の死は、狂気の集団さえも喪失感に導く

朝日新聞の安倍元総理への怨嗟は尋常ならざるものがあり、それを正しいことだと追随して発言するアベガーの人たちは、統一教会信者と同じカルトに見えます。

安倍元総理がと凶弾に倒れてからと言うもの、彼らも攻撃の対象を失って喪失感があったようですが、「統一教会」、「国葬」という言葉で再び息を吹き返したようです。それほど、安倍元総理の存在が憎しみの対象として、かれらは精神の均衡を保ち、無駄に人生を費やしてきたのではないかと思います。

しかし、人を呪って生きるだけでは魑魅魍魎となんの変わりもありません。「人を呪わば穴二つ」の格言通り。彼らの人生はますます暗く、つまらないものになるのではないかと思います。

いまは、統一教会を叩くようにみせかけて安倍元総理の暗殺を正当化しはじめていますが、「統一教会の関係者であれば殺しても良い」という論理は、犯人と同じで、異常な考えにほかなりません。

朝日新聞は35年前に起きた赤報隊による阪神支局襲撃事件をいまも取り上げ、銃撃された社員をまるで悲劇のヒーローの様に讃え、「暴力がいささかでも正当化されるようなことがあってはならない」と述べているにもかかわらず、安倍元首相の暗殺については一転して犯人を好意的にみています。これは、朝日新聞が社会の公器ではなく、テロリスト集団になっていることを意味します。

しかも、犯人は安倍元総理を「本来の敵ではない」としているいま、統一教会と一緒に安倍元総理を同一視させる論理構成は破綻していきそうです。したがって、騒げるのも今の内となりそうです。


いくら騒いでも中国包囲網を解体できなければ意味はない

しかも、彼らがいくら騒いでも、安倍元総理が心血を注いだ安保法制、日米同盟の強化、そしてQUADが解体されることはありません。朝日新聞やアベガーたちにとっては、それを打倒することが本来の仕事であるはずなのですが、その重大な指令を忘れて、安倍批判に狂奔しても仕事の成果を上げなければ何の意味もありません。どうも、智慧がまわらないのか、本来の仕事をしていないのです。

いくらアベガーとやっても成果を上げることができなければ、指令した者から切られます。指令者は厳格なリアリストですからまず援助金を断ってきます。今日、日本共産党が低迷し始めた直接の原因は安保法制を成立させてしまったことにより、指令者からの莫大な援助がなくなったことに尽きます。まぁ、指令者も金欠になったようですが・・・。

朝日新聞は不動産部門のおかげでどうにか糊口をしのいでいますが長いスパンで見れば苦しい経営状態に変わりはありません。その苦しさをアベガーで憂さを晴らしているといえますが、アンチだけでは長続きすることはありませんし、まして「国葬」が終われば攻撃はできなくなります。

しかも、アベガーたちが騒げば騒ぐほど実名とサイトが暴かれ、犯人教唆ありとして当局からマークされるのがオチで、まさに「人を呪わば穴二つ」状態になります。


朝日新聞やアベガーは、多くの国民にとって自分の考えが正常であるか否かを写し出す鏡でもあります。彼らの異常さを見て自分の人間性や正義の感情をみることができますから、ある面ではありがたいし、多くの国民がアベガーのようになってはいけないと歯止めをかける存在になっています。かれらは、不幸の代表として、今後も存在し続けるでしょう。



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安倍元総理の栄光と名誉は国民が守らねばならない current topics(570)

2022-07-15 10:56:01 | 政治見解



current topics(570): 
安倍元総理の栄光と名誉は国民が守らねばならない


日本のメディアは異常です。安倍元総理を銃撃した犯人の生い立ちや苦しみを理解しようとしないのは共感性がない証拠といってみたり、安倍元総理の方が加害者なのではないかと暗に誘導したりして、犯人の方が正しい振舞い方をしていたかのような報道が目につきます。安倍嫌いが嵩じて公正さや政治的中立の観点を失っています。

国葬の政府決定に対しても、朝日新聞は「国葬となると国費になる。国会質疑が必要なのでは」と野党に指令を与え、国葬を止めさせたいようです。しかし、その指令を受ける前だったのか、立憲民主党の泉代表は「国葬については、その性質から厳粛に行うものであり、元総理のご冥福を祈りつつ、静かに見守りたい」と本音は隠したまま、どっちつかずの言い回しになっています。

また、共産党は小池晃書記局長が取材に対し「式の形態や費用、国民の参加の方法など、政府がどのように具体化させるかをよく見ていきたい」と述べるにとどまっています。先日、記帳所を設置した横浜市に対して共産党横浜市議団が猛抗議した経緯からも反対はしたいようですが、露骨な物言いは国民からの反発を受けるため当面は何も語りたくないのかもしれません。

その分、ツイッターの匿名性を利用して国葬反対論を醸成させようと試みているようで、死者に鞭うつ罵詈雑言を浴びせつつ、「税金の無駄遣い」ということで世論喚起をはかるつもりのようです。

これは、れいわ新選組にも共通する考え方です。反体制左派に共通する主張をよく見ると、あらゆることがお金のことを中心に論じています。お金に執着するのは統一教会と同じで、こころの卑しさがでてしまうのです。

なかでも、「私たちの税金」と叫ぶ人たちほど、税金を納めないでいい人たちが多いという事実は押さえておく必要があります。つまり、税金に対して負い目がある人ほど、税金という言葉に異常反応を示すわけです。

余談ですが、以前、自治労や日教組の組合員が「税金泥棒!」と叫んでいたのをよく目にしていましたが、そのように叫ぶ彼らこそ、まじめに働かず給料だけはもらう「税金泥棒」でした。人は他人を罵る時、自分が非のある行為をしているから相手もそうに違いないと考え、自分の非を相手にぶつけているわけです。したがって、「税金泥棒」と叫ぶ人ほど税金泥棒であり、「私たちの税金」と叫ぶ人ほど納税はしていないと言えます。


さて、国葬が挙行されれば、安倍元総理の栄光を地に落とそうとした朝日新聞を筆頭にしたメディアの悪だくみは全て水泡に帰します。なぜなら、国葬に参列した各国首脳の安倍元総理に対する賛辞によって、彼らが必死に隠してきた安倍元総理の国際的な輝かしい実績が、いま以上に国民に知れ渡ることになるからです。

これを想像するだけで悶絶する朝日新聞を筆頭とするメディアにとって、国葬をなりふり構わずなかったことにしなければならず、あらゆる手段を使って妨害工作をしてくると考えられます。しかし、その策動は、私たち国民の団結によって阻まなければなりません。

不惜身命の思いで日本を守り、国民を守り抜いた安倍元総理、今度は、私たちが、安倍元総理の名誉を守るために立ち上がらなければならないと強く思います。それが、安倍元総理への報恩感謝であり、国民にとっての日本を守る行為にほかならないからです。



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安倍元総理の国葬決定! current topics(569)

2022-07-14 19:17:07 | 政治見解


current topics(569): 
安倍元総理の国葬決定!


安倍元総理の国葬が決まりました。当然のこととはいえ、今回の決定を心から感謝いたします。

安倍元総理は、外国の侵略から日本を守っただけでなく、国際社会における日本の地位を盤石にしました。また、総理大臣を辞した後も各国の政府首脳から「安倍は何と言っている【※1】」と問われるほど、国際社会から絶大な評価を受けた方です。この不世出な政治家に対して、国民こぞって感謝の祈りの場を与えていただいたことは誠にありがたいことだと思います。

【※1】麻生太郎氏の弔辞の一節:「あなたが総理を退任された後も、ことあるごとに「安倍は何と言っている」と、各国首脳が漏らしたことに私は日本人として誇らしい気持ちを持ったものであります」。

日本の偏向メディアが、安倍元総理の活躍を面白く思わず、国際社会での活躍を意図的に矮小下したため、メディア情報しか見ない高齢者は知らないようですが、若い世代はその功績をよくわかっています。いまもなお、献花にはたくさんの若い人びとの姿を見るのはそのためです。

およそ自分の頭で考えたことのないメディア情報を鵜呑みにする人や、もともと反国家・反政府志向の人にとって国葬に異議を唱えると思います。

ヤフー・ニュースのコメント欄は「当然だ」という大多数の意見に交じって、「何故国葬なのかわけがわからない」とか「どんな人であっても、人の死についてはそれなりの弔意は示すべきだとは思う。この人をほとんど評価していない私ですらそう思う。しかし、国葬って…」などの書き込みがありますがおとなしめです。

おそらく、ツイッター上では、ノイジー・マイノリティが国葬反対を絶叫するでしょう。すでに数日前には「国葬反対」の書き込みがありましたが、その翌日は「国葬に賛成します」にとって代わられていました。

私の感覚では、国葬に反対する人はどんどん反対したらいいと思います。彼らが騒げば騒ぐほど、日本国民に世界中の人たちがいかに安倍元総理を評価しているかを知るきっかけとなり、大多数の日本国民が安倍元総理の偉大さと功績を実感し、団結するからです。しかも、国葬反対と騒ぎ続ける彼らの思いと行動が、安倍元総理に凶弾を浴びせた真の原因であることを理解させることになります。

アベガーと叫び続けることで、いつの間にか、日本を侵略したい外国勢力の手先となった憐れむべき人たちにとっては肩身の狭いときが続くと思います。

でも、そのような人に対してでさえ、安倍元総理は国民の一員として外国の魔の手から守ろうとしていた事実は知っておくべきことと思います。




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安倍元総理の死を、統一教会問題にすり替える動き コラム(445)

2022-07-14 12:38:36 | 政治見解


コラム(445): 安倍元総理の死を、
統一教会問題にすり替える動き


凶弾に倒れた安倍元首相を、奈良県警、メディア、反安倍勢力が一体となって、「犯人に同情する。悪いのは統一教会と深いつながりのある安倍だ」という論調に持っていく流れが露骨になってきました。

この安倍元総理を貶める策動はモリ・カケ・サクラと同じ構造です。安倍元総理ご本人が直接関与していないことを証拠もないのに、「アベの関与がある」としてでっち上げて、「アベがすべて悪い」とした流れと共通しています。

その流れを、犯人と同じく統一教会を憎むあまり、安倍元総理まで憎くなった紀藤弁護士が画策していますが、これは安倍元総理には何を言ってもいい、何をしてもいいとして傍若無人の振る舞いをしてきたアベガー論者の犯罪を隠すことに加担するものです。紀藤弁護士の正義感は頓珍漢としか言いようがありません。

一番の問題は、奈良県警の捜査情報のリークかもしれません。警察がメディアを通じて「犯人の統一教会への憎しみ」を過剰に流すのは、犯人のマークを疎かにしていた公安と適当な仕事しかしていなかった警備部が一体となって「自分たちに落ち度はない」とする責任逃れに終始しているからです。

また、メディアにとっては、アベガー勢力に加担した負い目があり、この問題で自らが火の粉を浴びることがないように祈るような気持ちだと思います。そこに、「犯人の統一教会への憎悪」という問題がでてきたために、アベガー問題の論点ずらしのために喜んで利用しています。なお、映像は、1990年代と同じパターンです。

連日テレビメディアでは、安倍元総理への弔意を消し、さらに、安倍元総理の輝かしい世界に誇れる活動ぶりよりも無視し、統一教会問題を熱心に放送しています。そこには、まるで安倍元総理が「隠れ信者」であったかのような報道をすることで、安倍総理が凶弾に倒れた一番の原因であるかのように錯覚させるものがあります。

また、ここにはアベガー勢力の「アベシネ」「アベを叩き殺す」と言った言動の数々を隠蔽しようとの意図が含まれています。そのため、過去の安倍元総理に対する罵詈雑言と殺害パフォーマンスなどをなかったことにしたいアベガー勢力にとって、うれしいことであることは間違いありません。

例えば、日本共産党の吉良よし子氏、「ブルドーザーで安倍元総理をもした人形の首をはねる」デモに関して、「デモは言論の自由です。過去に私が参加した安倍政権打倒を掲げるデモで、行われたとされるパフォーマンスに私は一切関与していませんし、支持していません。その行為に私が関与したかのように写真を加工して拡散し、今回の凶行を扇動したかのような言説を流布する誹謗中傷に強く抗議いたします。」とツイートしています。どの画像かはわかりませんが、この『赤旗国民運動部』2014年8月2日の画像も偽物なのでしょうか?



実際、アベガーの皆さんは、安倍元総理が名誉棄損などで訴えないことを知っていましたのでやりたい放題でした。その分、意外に証拠は残っています。



元衆議院議員の池内さおり氏は、赤旗祭りで、ヒトラーに模した安倍元総理の顔を大太鼓に描き叩くパフォーマンス、「アベシネ」とツィートした翻訳家の池田香代子氏のスクショ画像は今でも見られますし、「安倍は人間じゃない。たたき斬ってやる」と国会前で叫んだ山口二郎法政大教授の発言は新聞記事に残されています。

いまでは、アベガーの人たちに隠したいことばかりなのですが、メディアが統一教会と安倍元総理の関係性を祖父の岸元総理に時代から報道するものですから、彼らにとってはみんなの目がそっちに移っているように思えて安堵しているようです。しかし、テレビを見ているのは暇人か高齢者ばかりであることをお忘れなく。

なお、余談ですが、民主党の鳩山由紀夫元総理、立憲民主党の菅直人元総理も統一教会との関連が取りざたされています。鳩山氏は合同結婚式の写真の中に、菅直人氏は2013年ころ、統一教会の機関誌の表紙をかざっているようです。

いずれも安倍ガー勢力にとっては、早く葬り去りたい黒歴史の一コマだと思います。


ところで、この重大事件、アベガー勢力の思惑通り、統一教会がらみの事件として幕引きがはかられるのでしょうか。

まだ、伝聞の域を超えませんが、犯人が反アベ過激団体により洗脳されていた説が浮上してきています。それも二つあるとのこと。犯人はそれらの団体の指示あるいは教唆で、標的を統一教会から安倍元総理に切り替えたのかもしれません。

単純に考えても、統一教会への憎悪を安倍元総理の殺害に向けさせることなど洗脳を繰り返されなければ不可能なことです。奈良県警はどこまで本気なのかはわかりませんが、面子丸つぶれの警察組織は総力を挙げて取り組んでいってもらいたいと思います。

なお、現在メディアを中心に事件の本質を統一教会がらみの問題に矮小化する動きが顕著ですが、メディアが統一教会問題を深堀にすればするほど統一教会自体の闇が明らかなってしまうため、安倍元総理と関連付けようとしても無理になる時期が必ず来ます。

そしてメディアは統一教会問題にのめり込み安倍元総理が凶弾に倒れたという問題もどこかに置き忘れてしまうことでしょう。これが愚民を作り続けてきた日本メディアの愚かな側面で、しかも、自らが愚民となってしまった証拠です。



安倍元総理は2012年の衆議院総選挙で「日本を取り戻す」ことを宣言して以来、空白の20年で低迷していた経済を立て直し、また、安保法制によって日米同盟を強化することで、確実に日本を取りも戻しました。

凶弾に倒れたいま、安倍元総理は護国の神となられ、日本を取り戻す大事業の仕上げに取り掛かると思います。安倍元総理の思いを多くの国民が引き継いでいくからです。

そのとき、アベガーと騒いでいた魑魅魍魎たちは意気消沈していくのは当然です。アベガーと叫ぼうにも安倍元総理は存在せず、その憎しみは内向きにせざるを得なくなり、自滅が加速されるからです。

安倍元総理を貶めようと策動する勢力の力が弱まる時と軌を一にして、安倍元総理の思いと行動が大きく評価される時が必ず来ます。それも国際社会からの世界史的評価を伴って・・・。

同時に、自分の利益のために、無知な輩にアベガーと叫けばせていた首謀者たちには厳しい判断が加えられると思います。




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カルト宗教と政治 コラム(444)

2022-07-13 11:14:29 | 政治見解

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コラム(444): カルト宗教と政治


『安倍元首相は統一教会と関係があったのか』の続き) 

政治家は清濁併せ呑む器量がいる

12日の夜のニュースで「統一教会の違法献金は続いている」と全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士【※1】が記者会見で発表しているのを見ました。

【※1】渡辺弁護士は、安倍元首相を貶めようとする紀藤弁護士とは異なり、まっすぐに被害者救済に取り組む正義感あふれる弁護士で私は大変尊敬しています。かつて、渡辺弁護士からは「合同結婚式で韓国人男性と結婚した日本人女性は貧しい農村で悲惨な生活をしている」と筆舌に尽くせないほどの過酷な生活を送っていて、日本に戻りたくても戻れない悲しい話を聞かされたことがあります。なお、韓国人男性はもともと統一教会の信者ではなく嫁の来てがない貧困者で嫁取りのために入信した模様です。

そんな悪魔の団体になぜ、信者でもない安倍元総理がメッセージを送るのか。総理大臣ともなれば、公安情報で統一教会の危険性を当然のごとくレクチャーを受けているはず。それにもかかわらず、統一教会に接近せざるをえなかったのは、韓国に無理やり嫁がされた日本人妻の奪還、あるいは、北朝鮮とつるんでいる統一教会を使って拉致被害者の救出を試みていたとも考えることもできます。

あえて、火中の栗を拾う、すなわち、自分の利益にもならないのに、粉糾した事態を収拾するため介入したとも考えられるのです。要は、統一教会の本当の姿を知った上で、個人的な感情を押し殺し、対応していたのではないか。大物になればなるほど清濁併せのまねばならないのが政治家の宿命ではなかったのか、と思います。

いずれにせよ、小人物には安倍元総理のような大人物の考えや志がわかるわけもなく、アベガー論者は、統一教会と言うツールを利用して安倍叩きに夢中になっているだけで、本当は、統一教会の犯罪性などどうでもいいと思っていることだけは確かです。


もう一つのカルト宗教、幸福の科学では

平成以降のカルト宗教のなかでは、幸福の科学ほど政治家を利用しようとしたカルト組織はないと思います。これは秘書の最高責任者だった人から直接聞いた話ですが、本人の承諾なしに幸福の科学に会員登録された国会議員がまだ10人程度だったころ、教祖は幸福の科学に入会した国会議員が「100名以上いる」と豪語していました。もともと登録した名目の信者が5万人程度の時、「信者数1000万人」と豪語する教祖でしたが゙・・・。

実際のところ、ご自分の意思で幸福の科学に入会したのは三塚博氏だけのようです。幸福の科学が三塚氏を「総理大臣に」と言ったものですから本人も舞い上がったのだと思いますが、1000万人いるとされる会員も、実際は名簿上3万人足らずの現実に失望した三塚氏は静かに去っていたようです。

後に、幸福の科学が大学をつくろうとしたとき、ときの文部科学大臣は下村博文氏でしたが、初代理事長(追放処分)が勝手に下村氏を会員にした経緯があり、そのことを知らない教祖が下村氏を会員だと勘違いして、「大学は必ず認可される」と思い込んでいたようです。しかし、大学の認可はされるはずがありませんでした。当たり前のことですが・・・。

このような経緯があり、幸福の科学は自前の議員をもたなければならないと幸福実現党を立ち上げたようです。

なお、幸福の科学が選挙に出る前は、オウム真理教が衆議院選挙にでて世間を騒がせたことがありますが、ここは誰が見ても教祖が胡散臭く感じていましたので政治家はだれも接近していないようです。これもオウム真理教の政治進出の理由だったのではないかと思います。


日本最大にカルト宗教、創価学会もカネ、かね、金

ところで、カルト宗教と政治家の関係と言えば日本最大のカルト創価学会をあげないわけにはいきません。創価学会を含めて、カルト教団にすべて共通するのは信者から金を搾り取ることですが、ここでは自民党と創価学会の関係のみを論じます。

私が自民党内の派閥を超えた政策研究会の政策スタッフになった時期と自公連立が成立した時期とほぼ重なっています。この影響で、政策研究会の会合で公明批判が出ても、議事録はその部分を削除せざるをえませんでした。おかげで議事録の半分が削除になりました。会合では、自民党国会議員の大半は公明との連立を嫌がっていましたが、選挙における票獲得のためには党の方針に従わざるを得なかったわけです。

自公連立から数年後、衆議院の解散・総選挙があり、私も出身の代議士の応援にいきました。その代議士と創価学会は20年も前から犬猿の仲で、公明党からは「中央で自公連立があってもわが県では関係ない」とまで言われました。まだこのときは自公連立効果がなかったと言えます。

その次の選挙のときは、事情が大きく変わりました。派閥のボスが公明党と話しをつけ(当然、莫大な金銭の授受があったと思われる)、東京を牛耳る大幹部が現地入りし、そのご威光で地元を説得させることにしました。

陣営の創価学会を担当する裏参謀も、地元の創価学会幹部(県長など)にかなりのお金を渡していたようです。しかし、そのお金は末端にはいきません。もらったお金は県長などの三人で山分けしたようです。これは、選挙のたびに創価学会幹部は中央、地元を問わすお金をもらって太っている事実なのですが、公明党が連立を離れたがらないのは理由の一つがこれなのです。

余談ですが、選挙戦では、自民党の支持者と公明党の支持者は色合いが違いますし、予期せぬことも起きると考えて選挙カーは、自民党の集まるところと公明党の集まるところを分けていました。選挙カーに乗ったら時間を守らなくなる候補者も、この時ばかりは時間厳守だったという笑い話もありました。



今回、参議院岡山の選挙区で自民の小野田紀美氏が公明党の推薦を拒否し、公明党は立民系の無所属候補を応援したそうですが結果は小野田氏の圧勝でした。これで、コバンザメのような公明党との関係を断ち切る議員が出てくるきっかけになると幸いです。自民党には憲法改正を邪魔する公明党はもはや不要だからです。


最後に、日本のカルト宗教は、半島系か同和系のどちらかです。日本をもともと恨んでいた人たちが教祖をしているのですから将来に向かって害をなす公算は高く、善良な日本国民が近づくところではありません。

おそらく、今回の事件を機に、カルト宗教対策が強化されると思いますが、その時には日本最大のカルト宗教である創価学会とその出先の公明党に対してもその手が伸びていってほしいと思います。それが明るい未来の日本を築く条件の一つだと思います。



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メディアは安倍元総理を二度殺す コラム(443)

2022-07-12 18:41:54 | 政治見解


コラム(443): 
メディアは安倍元総理を二度殺す


日本のメディアはNHKを含めてすべて同じ論調になります。一つのメディアが流れを作るとみんな同じことを言い出します。これは、極めて不思議な現象で、メディア報道の後ろには全体の流れを決める、どちらかと言えば世の中が騒然となることを望む集団が演出家たちがいるように見えるのは私だけでしょうか。

いまテレビ・メディアでは統一教会の大会に安倍元総理がメッセージ(ビデオ)を述べているところを、チャンネルを変えても、これでもか、これでもかと見せつけています。

そこに何も解説は加えなくても、統一教会は悪魔の集団であるとのイメージは前々から刷り込んでいましたから、視聴者は「あぁ安倍元総理はやっぱり統一教会の信者だったんだ」とか「悪魔の集団にメッセージを送る安倍元総理は悪い人だったんだ」という目でテレビを見ることになります。

これは、安倍元総理に対する報道リンチで、安倍元総理の功績をすべて無に帰すための「二度目の殺人です」。

建前は、「視聴者が安倍元総理と統一教会の関係を知りたいという思うに答えて」とか、「報道の公正さを担保するため」などと言い訳を最初から用意していると思いますが、本音は、国民から絶大な人気のある安倍元総理を引き釣りおろして、これまでの功績をなかったことにしたい演出家たちの悪意ある策動であることは間違いありません。

ビデオ・メッセージを聞くと、世界平和のために大変すばらしいことを安倍元総理は語っているのですが、統一教会という色眼鏡で見れば、かのメッセージは地に落ちます。

私もこれまでのカルト教団との戦いの中で統一教会は一、二を争うあくどい団体だと知っています。しかし、今のメディアの手法は、悪魔の団体にメッセージを送る安倍元総理は統一協会と同一であり、糾弾されても当然、殺されても当然というイメージをふりましています。

演出者たちがもともと安倍嫌い、アベガーの生みの親集団だと思いますが、その演出者たちの主観を入れすぎて、安倍元総理の存在までなかったことにしようとするのは行き過ぎです。

ただ、演出者たちがそのような策動をめぐらしても、結局はテレビを見るのは私の年齢以上の年寄ばかりで、頭が固くなり記憶力が悪くなった人たちに何度刷り込んでも、果て、何だったかと言うことになります。これを見て騒ぐのは、もともと左翼の人たちだけだということも知っておいた方がいいと思います。

そして、何度、演出者たちが安倍元総理の功績を消しにかかっても善良な日本国民には通用しませんし、むしろ、悪意ある報道をするメディア自身の首を絞めることになります。捏造だらけの朝日新聞の現状がそれを物語っています。



安倍元総理の功績は意図的に消そうとして消えるものでまありません。国民はよく理解していて、安倍元総理に対数る感謝の気持ちでいっぱいです。しかも、この不世出の政治家に世界から哀悼の意と賛辞がたえません。

アメリカ、ドイツ、カナダ、台湾では半旗を掲揚、ブラジルとインドのように「喪に服す」国もあります。オーストラリアで日の丸ライトアップまで行われます。そして、アメリカと中国から、ロシアとウクライナから、ローマ法王とタリバンからも、同時に追悼されました。

まさに世界平和の象徴のような方ではないですか。

このような偉大な人を二度殺そうとするメディアの統一教会以上の俗悪性と低俗性を心から悲しみます。




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安倍元首相は統一教会と関係があったのか コラム(442)

2022-07-12 12:32:01 | 政治見解



コラム(442): 
安倍元首相は統一教会と関係があったのか


歪んだ心では物事が正しく見えない

12日のテレ朝モーニングショーに紀藤弁護士が出てきて、安倍元総理と統一教会の「関係性」を述べたらしい。ツイッターではアベガー信者の皆さんが大はしゃぎして、自分の嫌いな「自民党、安倍元首相=統一教会、日本会議」をひとくくりにして、最終的には安倍元総理が統一教会の信者としたいようです。

私は長年政治の世界に身を置き、またカルト宗教に対する訴訟などの経験則を踏まえた上で、紀藤弁護士の「自民党内の国会議員の中に統一教会の信者はいる」ということは「その通り」と認めますが、安倍元総理は統一教会の広告塔に利用されているだけであって、信者ではないと確信しています。

なぜなら、森友問題で籠池氏が安倍総理(当時)の名前を持ち出して近畿財務局の役人を震え上がらせたのと同じ構図だと考えているからです。統一教会などの機関誌の表紙に何度安倍元総理が登場したところで、自分たちの宣伝のために利用しているだけですし、メッセージや祝電が寄せられたからといって信者であるとはいえません。森友学園の籠池氏と同様、彼らの権威付けのために利用されただけと考えるのが妥当です。

リベラなどの左翼ジャーナリズムやカルト訴訟の弁護士にとっては、最初から色眼鏡で見ているので安倍元総理と統一教会の政治的儀礼のやり取りを「癒着」あるいは「信者」に見えるようですが、色眼鏡をはずしてみなければ真実は見えてきません。

事実、あるカルト宗教の問題で紀藤弁護士から呼ばれて話したことがありますが、彼を含めて取り巻く弁護士十数名、みんながみんな、カルト宗教、日本会議、自民党政権が諸悪の根源ととらえていましたので閉口したことがあります。本質を見る力がありません。

仮に、紀藤弁護士が安倍元首相と統一教会の関係を「信者」と言う次元で結びつけるのなら、紀藤弁護士が安倍元総理を殺害した犯人を生み出した元凶であるとのそしりをまぬがれません。、犯人の妄想に火をつける最初の意見になったのですから。


統一教会が自民党に入り込む手口

さて、カルト宗教と政治の癒着は事実としてあります。しかし、それは何も自民党に限ったことではなく、マルクス思想を信仰する共産党も、社民党も同じであると言えます。また、日本一のカルト宗教創価学会は自前で政党をつくっているのは万民が知るところです。

ここでは、まず、自民党議員と統一教会の関係性について論じ、気が向けば、公明党やその他のカルト宗教との関係性を論じてみたいと思います。

自民党の政治家の多くは、カルト宗教だけでなく既成のあらゆる宗教(巷の神々も含みます)に近づいて、信者登録をします。そのため、彼らの多くがあらゆる宗教の信者であると言えます。すべては「票目当て」です。余談ですが、選挙が始まれば、神棚や仏壇は様々な神さま、如来さま、菩薩さまで大賑わいとなります。そのため、秘書の中には「神様同士、仏様同士で喧嘩したらどうするの」と皮肉る者もでてきます。

ただ、こういう流れとは統一教会は別です。私が選挙を仕切った平成2年の第39回衆議院選挙での出来事を正直に書きます。当時は中選挙区で、自民党の敵は自民党の他の候補の時代です。

選挙が始まると、候補者が統一教会にあいさつに言った関係から統一教会から約20名の男女が派遣されてきました。公職選挙法で禁じられている個別訪問に「無償で使ってください」とのことでした。ただ、ほとんどの人の目が吊り上がっており、草の根選挙で積み上げてきたうちの候補者のイメージが崩れるために丁重にお断り申し上げました。

選挙が終わって聞こえてきたのは、同じ自民党のライバル視していた陣営には、多額のお金を積むことによって統一教会から精鋭の戸別訪問部隊30名が送られてきたという話がありました。その陣営では候補者本人が3泊4日にわたる統一教会の合宿(議員用)に参加し、当選後には統一教会のために活動するという誓約書を交わしたという生々しい話でした。

もともとその候補者は選挙に勝つために何でもする人で、小選挙区になってライバルでなくなったとき、私の後輩の地方議員がその陣営の地方議員から聞いた話として、「選挙の時には出陣式で100万円もらい、ホテルには女性が待機していて・・・」。そんな候補者でしたから統一教会に入るくらいなら安い買い物だったのかもしれません。。

また、国会議員の秘書になってからも、「どこどこの何某という秘書は統一教会信者」という話がをよく聞きましたからある程度の数、国会議員秘書の中に統一教会の信者がいたようです。それも精鋭かもしれません。国会議員は、無償の私設秘書がいると助かりますから、喜んで受け入れていたと思います。


統一教会が安倍元総理を利用しにかかったというのが真相

ところで、安倍元総理、統一教会の選挙支援を得たことがあるかといえば、NOと言えます。安倍晋太郎という大物代議士の地盤をそっくり受け継いだ若きプリンスですからその必要がないからです。

むしろ、統一教会の方が安倍元総理を利用しにかかったと見るのが正解です。もともと安倍元総理は初当選から自民党を背負うプリンスしての呼び声が高かった方です。昔の議員会館では、うちの代議士の隣が小沢一郎氏、その隣が安倍晋太郎氏から引き継いだ安倍晋三氏の事務所だったので、人の出入りの多さからそれはすぐにわかりました。

しかも、安倍元総理は筋金入りの反共です。統一教会が見逃すはずもなく、組織拡大のために徹底的に安倍元総理を利用していたはずです。これを「政治家はいつも悪いことをする」という色眼鏡で見ると、安倍元総理が統一教会の信者であると見えるようで、そのため、統一教会のカルト性と反安倍感情をごちゃまぜにした記事をジャーナリストたちは繰り返して掲載していました。

安倍元首相が凶弾に倒れたのは、悪意ある人たちの歪んだものの見方が、妄想でいっぱいの人を焚き付け、その中の一人が今回の凶行に及んだと見るのが正しいようで、結局、安倍元総理は何の落ち度もないにもかかわらず、間違ったものの上になりたつ偏見と独断で殺されたと言っても過言ではありません。

いまも、知ったかぶって「安倍元総理は統一教会の隠れ信者である」かのような言を呈することは、自分の見方があまりにも浅薄で、歪んだ見方しかできない心の持ち主であることを物語っています。

正しくものを見ることができないジャーナリスト、弁護士、それに共鳴する人たちは、彼ら自身が安倍元総理を殺害させるに至らしめた教唆犯であることを深く自覚すべきではないかと考えます。




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参院選の結果から考えるべきこと コラム(441)

2022-07-11 13:23:55 | 政治見解


コラム(441): 
参院選の結果から考えるべきこと


参議院議員選挙が終わり、自民党圧勝という結果に終わりました。これはひとえに凶弾に倒れた安倍元総理のご意思を有権者が継いでいかねばならないと考えた結果であると思います。


選挙結果分析

全体を俯瞰して気が付くことは、立憲民主党は改選23議席をマイナス6の17議席に減らし、日本共産党は改選6議席をマイナス2の4議席減らしたことです。一方、日本維新の会は、改選6議席を2倍の12議席にのばし、れいわ新選組が改選0を3議席にのばしました。

これを単純に考えれば、リベラル右派が立憲民主党から日本維新の会に移動し、ノイジー・マイノリティが共産党かられいわ新選組に乗り換えたからだといえます。


立憲民主党の敗北が物語るもの

まず、立憲民主党は、国防をおろそかにし、憲法改正を阻止したいとの思いが強い分、リベラル右派が逃げ出してしまったことを理解する必要があると思います。

なかでも立憲民主党の最大の問題点は、ロシアによるウクライナ侵略行為が日本の危機と同質であることを理解していない点にあります。だから、ロシアの侵略行為を非難することはできても、国防問題や憲法改正に消極的なのです。宗主国の中国に気を使いすぎて、この度の選挙で国民から鉄槌を食らわされたのです。

当選したのは、地方区では知名度の高い蓮舫氏、小西洋之氏、杉尾秀哉氏、福山哲郎氏などのパフォーマンスにたけた人が中心で、比例区は、衆議院から鞍替えした有名人の辻元清美氏とタレント出身の青木愛氏を除いては、自治労、日教組、JR労組、基幹労連といった労働組合の利益を守るためだけの人が当選しています。

ちなみに、党内でも極左の有田芳生氏、森ゆうこ氏、在日帰化人の白眞勲氏は落選していますので、これで党内の左ばねが弱くなると思います。それに加えて、小沢一郎チルドレンがおひざ元の岩手と新潟でとりこぼしていますので、さらえに、小沢一郎氏の存在もやがて無視され方向に進むと思います。

これらから考えられることは、有権者の厳しい目と極左勢力の縮小により、国会での審議ストップができにくくなり、パフォーマンスしかできなくなったことを意味しています。また、長い目で見れば、立憲民主党も、今の社民党のような集団に劣化していくのではないかと思っています。


日本共産党はれいわ新選組にとってかわられた

日本共産党も深刻だと思います。志位委員長は選挙の敗亡を野党共闘ができなかったことを理由に挙げていますが、かつては選挙区ごとに候補者を立てていた共産党が「いまさら何を言うか」程度のたわごとです。安保法制を阻止できなかったために中国からの裏金はストップされた上、高齢者ばかりの組織力ではこれからますます先細りしていくのは確実です。

その上、「いつも自分の主張こそが正しく、他は間違っている」とする物言いでは支持者は広まりません。高慢で偽善者の態度では、パフォーマンスだけが取りえのれいわ新選組に、反体制思考におかされた若者たちを奪われるのは当然のことと言えます。


今後の国会運営と改憲発議の行方

以上のような状況から、これからの国会は立憲民主党的な政府糾弾パフォーマンスよりは、れいわ新選組的な、youtubeのような映像的パフォーマンスが主流になると思います、しかも、れいわ新選組の人たちは、自分は頭がいいと錯覚していいる分、日教組教育で受けた古ぼけた意見を主張し続けるため頓珍漢な論戦が繰り広げることは確実で、それを見たノイジー・マイノリティが国会外で大騒ぎをするという構図になると思われます。

そのようななかで、岸田総理は重要課題である憲法改正をどう取り組むのか。

メディアは改憲勢力が三分の二を超えたため、しかも、衆議院の解散がなければ今後三年間は選挙がないということから、改憲の動きは必ずあると報じています。ただ、言葉の端々に改憲反対のニュアンスがあるように感じますが・・・。

現実の動きとしては公明党が足を引っ張るのは確実で、改憲に至るかどうかは予測できません。実は今夏の参議院選の前も、衆参ともに改憲発議に必要な三分の二は確保していていました。それにもかかわらず、岸田政権は憲法審査会を開くので精一杯でした。

しかも、投票に行こうという呼びかけの中に、下記のイラストもありました。



岸田総理が本気にならない限り、改憲への道筋は遠いように思います。

そのためには、岸田総理が本気を出すように、私たちが国民世論に改憲を働きかけていかなければなりません。そのとき、そこには、護憲論者は声の大きいノイジー・マイノリティを使って、改憲阻止の構えを見せてきます。

したがって、私たちはノイジー・マイノリティ以上の大きな声を、理性的にしかも国民の理解を得られるように出さなくてはなりません。それゆえに、改憲運動は広範な国民運動として取り組まねばならないことは明らかです。言い方を変えれば、改憲とは私たちの覚悟も問われるものだということなのです。



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安倍元総理は護国の神となられた コラム(440)

2022-07-10 12:00:49 | 政治見解



コラム(440): 
安倍元総理は護国の神となられた


安倍元総理が凶弾に倒れた事件、国内はもとより世界中に衝撃が走っています。

国連安保理では8日に開かれた会合の冒頭、議長を務めるブラジルのコスタ国連大使が「日本の安倍晋三元首相が不条理に暗殺されたことについて、安全保障理事会を代表して私たちの悲しみとショックを表明したいと思います」と述べ、遺族や日本国民に哀悼の意を表明し黙とうが行われました。

また、世界各国の首脳らが外交辞令をはるかに超えた弔意をしめしています。その中にはロシアのプーチン大統領や中国の習近平主席も含まれます。

なぜ、そこまで安倍元総理が高く評価されるのか、それは、安倍外交が国際社会を安定化させたからにほかなりません。覇権主義で台湾や日本に軍事侵攻の夢を見る中国を封じ込め、ロシアの暴走を止めていたからです。また、トランプ大統領とG7各国の関係が悪化したときもその仲裁役が安倍元総理だったことを思い出せば、国際間の安定と調整には安倍元総理の存在がかかせなかったのです。

ところが、翻って国内を見ると、多くの人が安倍元総理の功績を讃える一方で、反体制左翼メディアは筆頭のTBSなどに見られるように、安倍元総理が極悪人であったかのような印象操作を繰り広げています。亡くなったことに対する弔意は形式的にすませ、「死者に鞭うち」こと熱心に、安倍政権の延長線上にある未来の日本が、暗黒で国民が自由を失い抑圧された時代がくると恐怖を煽っています。彼らにはそう見えるらしいのです。

なぜ、そこまで言うのか。もともと安倍元総理と政治思想が異なる人びとにとっては、個人的な嫌いな感情を加えながら、これからの日本が戦前のようになり、自分たちが真っ先に特高警察によって逮捕監禁されるのではないかと言う強い恐怖心があるからだと思います。

それは、彼らが大好きな中国や北朝鮮の異分子排除。弾圧の映像が頭の中にこびり付いていて、日本が右傾化し憲法改正されれば、自分たちが真っ先に中国や北朝鮮の異分子と同様の運命になると思い込んでいるからです。こんなこと、ありえるはずもないのですが、人間、一度恐怖心を覚えると、あらゆることが恐怖の対象となって逃れられなくなっているのです。その上、自分たちの日頃の所業が極めて暴力的であるためにその反動を恐れ、恐怖心をますます拡大させています。

ですから、「これからの日本では憲法が改正されたとしても戦前のような日本は復活しない」といくら言っても恐怖で頭がいっぱいになって、信じることができなくなっています。要は、彼が生きているところは、人間不信の上に成り立つ誇大妄想の世界なのです。心が病んでいる証拠です。

そのため、自分(あるいは自分の思想、立場)を必死で守らねば生きていけないと感じています。守るための最大の武器は他者への攻撃です。自分を害するもの、そのように思われるものに対して、言論であったり、暴力であったり、相手を破壊することが自分を守ることにつながると考えているため、必死で攻撃するわけです。

その第一の対象が、安倍元総理なのです。安倍元総理が凶弾に倒れたのちも攻撃の手を緩めることはできません。なぜなら、彼らの生存を脅かすであろう未来の日本は、安倍元総理の思想と行動の延長線上になり、安倍元総理の思想の痕跡をすべて消し去らねば、自分たちは安心して生きていけないと思っているからです。

したがって、日本の左派メディア、反体制野党の面々はこれからも安倍元総理が築いてきた「日本を守る」という路線を否定してかかり、防衛費増強反対、改憲阻止を言い続けることでしょう。彼らの恐怖心、すなわち、日本が右路線になれば中国や北朝鮮の異分子のように弾圧されるとのありえない恐怖心が取り除かれない限り、彼らはずっと言い続けるはずです。

しかし、彼らの言動を裏返して観察すれば、安倍元総理が傑出した英雄であったことの証明でもあります。

これを的確に表す言葉があります。「死せる孔明生ける仲達を走らす」です。

優れた人物は死んでも生前の威風を備えていて、生きている者を恐れさせるというたとえで使われますが、安倍元総理は帰天した直後のいまでさえ、その思想性で反体制左翼の人たちを恐れさせています。この事実だけでも、安倍元総理が、傑出したすごい人物であったかということがわかります。

また、こういう言葉もあります。「板垣死すとも自由は死せず」。

板垣退助が暴漢に襲われたとき、刺客に対して、自分が死ぬことがあったとしても「自由ハ永世不滅ナルベキ」と笑った、と記録されています。安倍元総理の末期の言葉はわかりませんが、安倍元総理の国際社会の秩序と日本を守り抜くという思いと行動は確実に国民が受け継いでいくはずです。



安倍元総理こそは日本の歴史のなかで特筆される人物であったと思われるのです。その功績は、数々の伝説を残した日本武尊(やまとたけるのみこと)、大化の改新を成し遂げた天智天皇に匹敵する大きな功績を残しました。おそらく、日本の歴史書だけでなく、世界史に登場する人物になると思います。

この偉大な方と、同時代に生を受けた私たちはなんて幸運だろうと思いますし、時代の生き証人になることができました。

この度の暴挙で、安倍元総理は帰天されましたが、これから護国の神として、日本と国民を守ってくださるものと強く信じています。安倍元総理ありがとうございました。




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それを言っちゃおしまいよ コラム(439)

2022-07-09 16:26:17 | 政治見解



コラム(439): それを言っちゃおしまいよ


人が言葉を発するとき、言葉の中に全人格がにじみ出るものです。まして、人の死に直面した時に発せられる言葉にはその人の持つ人生観、人間観だけでなく人格の品性も露呈させてしまいます。

例えば、立憲民主党の小沢一郎氏は「死者に鞭うつ」感性の持主のようで、凶弾に倒れた安倍元総理に対する評価がことのほか厳しいことに驚かされるだけでなく、小沢氏のお里が知れるような発言が目を引きます。

小沢氏は8日、岩手県奥州市で行われた参院選の応援演説の中で「自民党の長期政権、長い権力が日本の社会をゆがめ、格差が拡大し、国民の政治不信を招き、その中から過激な者が暗殺に走った。社会が不安定になると、このような血なまぐさい事件が起きる」、「端的に言えば、自民党の長期政権が招いた事件と言わざるを得ない」と述べたといいます。

演説後、記者団に発言の真意を問われると「社会が安定して良い政治が行われていれば、こんな過激な事件は起きない。自民党がおごり高ぶり、勝手なことをやった結果だ」と報じられています。これは、小沢氏もアベガー論者と同じで、「安倍がすべて悪い」、「安倍自身が巻いた種」と冷たく突き放しているわけです。一応、お悔やみの言葉は述べていますが、心の底ではあざ笑っている様子が手に取るようにわかります。

このようなアベガー論者の声は散見されますが、いずれも各人の思想性を優先して発言しているため、自らの品格を落としまた発言ばかりです。

ある人は、「今般の安倍氏射殺事件を奇貨として、安倍政権下で引き起こされた公文書改竄などの不法行為、従来の自民党政府解釈にすら反する安保法制などの違憲立法、森友・加計・桜問題、安倍氏本人による虚偽答弁などへの批判を潰そうとする行為も、暴力同様に民主主義とは相容れない唾棄すべき行為です」とツイート。

またある人は、「ああいうなくなり方には同情するし冥福を祈るけれど、英雄視したり神格化するのは違う。彼の所業は決して社(原文ママ)さない。」とツイートしています。

さらに、「今回の一件を利用して政権批判や政治家批判を萎縮させようとする、どうしようもない汚い思考の人間がいるが、民主主義の国で主権者の国民が、民主主義を蹂躙する政権や与党政治家を厳しく批判するのは当たり前のこと」と自分だけの小さな正義論を述べる輩まで出てきました。実に嘆かわしいと思います。

まるで中国の『史記』、「伍子胥(ごししょ)伝」に出てくる話のように、死者を辱めることに何の恥じらいもありません。日本人の感性と遠いところにあるのがアベガーの人たちです。だから、昔から、安倍さんに対して何を言ってもいい、何をやってもいいと人間の所業とも思えないことを平気でやっていたわけです。

その中で品格を疑うまでのパフォーマンスを繰り広げていたのが山本太郎氏とその仲間たちでしょう。

山本氏は安全保障関連法案の採決の日、本会議場に喪服姿で出席、安倍首相への問責決議案の再には数珠を手に焼香したり、安倍首相に手を合わせたりするしぐさをみせるパフォーマンスを行いました。大顰蹙を買ったのでご記憶の方も多いと思います。

また、その仲間たちも街頭演説中、「安倍が乗った飛行機が墜落したら日本国民が助かる。墜落したら最高」などと叫び、山本氏が拍手喝采している場面がツイッターなどで取り上げられたこともあります。

安倍さんが凶弾に倒れてから後は、お悔やみの言葉をいいつつも失言しないように言葉を選んでいるだけで、偽善であると多くの人に喝破されています。

お笑いタレントのラサール石井氏も「悪口も沢山書いたが…、 安倍元首相を悼む、何故防げなかったのか」といってもいまさら感があるばかりで、口先対応であるというのがすぐにばれています。

新約聖書に「はじめに言葉ありき。言葉は神とともにあり。言葉は神なり。よろずのもの、これによりて成る」とありますが、罵詈雑言を繰り返すアベガー論者は、事態を不本意に悪化させることにかけて神がかり的なものを感じさせる「逆神」なのかもしれません

しかし、そのようななかで、逆神の罵詈雑言を安倍さんが一身に受けても、笑顔をたやさず、日本を守るために彼らに立ち向かっていった安倍さんは実に偉大だったと思います。



なお、現在ツイッターでは、犯人の「特定の宗教団体」への恨みとは、統一教会ではないかという話が出回っています。もしそうだとすると、アベガーと叫ぶリテラなどが、統一教会と安倍元総理の関係性を無理やりこじつけた結果によるものと言えます。政治家は求められればどの団体に対しても祝電を打ちます。国会議員の秘書経験のあるものにとっては常識です。それを、密接な関係があるかのように報道したリテラの罪は極めて重いと言わざるをえません。

アベガーの人たちは、寛大な安倍さんが何も反論しないことをいいことに、言いたい放題、やりたい放題をしてきました。この結果が、日本を守り抜いた稀有な政治家を失わせることになりました。この損失はまことに大きいものがあります。

しかし、因果はめぐるもの、一連のアベガーの人たちにも相応の報いが来ると思われます。その第一弾が、明日の選挙結果なのかもしれません。



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死者に鞭うつメディアの愚 コラム(438)

2022-07-09 11:25:28 | 政治見解


コラム(438): 死者に鞭うつメディアの愚


安倍元総理が凶弾に倒れてからというもの、テレビメディアの報道の仕方は安倍元総理の容態を心配するような風を装いながら、反安倍報道に撤していました。とくに、日本テレビは最悪で、反安倍の急先鋒の news zeroの製作者が放送を取り仕切っているようで、手術中から死亡後までもモリカケやアベノマスクの批判を繰り返していました。

はっきり言えば、モリカケは安倍さんを利用した人たちとその脅しに屈した官僚の不始末の問題が本質です。それにもかかわらず、未だに安倍さんが権力を使ったような報道をし続けるのはメディアの犯罪行為です。

また、アベノマスクに至っては医療重儒者の多くから「批判的な文脈で語られることの多いアベノマスクも、あの発表からすぐに転売用に買い込んでいた人々が焦って在庫を吐き出したからか、市場にマスクが出回るようになりました」、「アベノマスクの評価、ほんと医療の現場に身を置いていた者とそれ以外とでは体感に大きな差があると思う。しかし、マスクの高値バブルにとどめを刺したのはアベノマスクだった」という評価の声は一切伝えず、いつものように負のイメージでしか語ろうとはしていません。

メディアは、たとえ、安倍さんの人格、思想、政策その他どこかに気に入らないものがあったとしても、総理大臣として仕事をしたかどうかで評価すべきだと思います。これがメディアの公正さと言うものだと思いますが、実際は、メディアの好き嫌いに基づく批判ばかりしているのが現状です。

要は、未だに、安倍さんに対して何を言ってもいい、何をやってもいいという悪しき風潮を作り続けているのはメディアだと思います。最終的には、安倍さんの死を利用してまでアベガー世論の再構築を画し、野党政権を取り戻したいとの思いが透けて見えます。

メディアがいま行っている「死者に鞭打つ」という感性は日本人にはありません。どうも日本メディアは違う国の人たちの感性に支配されているようです。



さらに付言すれば、日本のメディアの知性は格段に劣化していると思います。条件反射的に出来事を追うので、自分たちの報道がどう影響を与えるのか見えていないと思うのです。

例えば、昭恵夫人が病院に行くのをわざわざ報道する必要があるのか。心配してかけつけるこんな時でもご家族の悲痛な気持を考えることができず、今どこにいるのか、どの車で移動するのかなどを生放送で流していました。

そのせいで、野次馬による交通渋滞を発生させて昭恵夫人の病院入りを遅らせてしまいました。また、「裏口から入った」などと変な憶測を呼ぶような報道をしていました。時間外だから裏口から入るのは当然でしょう。そんなくだらないことを言うよりも、「ヘリコプターを用意すべきだ」という主張をするのが真に思いやる気持ではないでしょうか。

また、病院長に対する質問でも、手術で疲労困憊の教授に「昭恵夫人の表情はどうでしたか」と聞いたメディアもどうかしていますけど、NHKの記者のように「銃創から殺意は見受けられましたか」と信じられない質問をした愚か者もいました。

さらに、犯人については「元海上自衛隊」を強調している姿勢にも悪意を感じます。メディア全体に巣くう自衛隊非難、防衛費増額反対、改憲阻止をここぞとばかり主張したかったようです。海自をやめて18年もたっているのに、海自にいたことばかり強調するのは別の意図があるのがあるからです。


日本のメディア報道は、反政府誘導の悪意の上にしか存在できないように思えます。これで日本が良くなるはずもありません。この際、長年慣れ親しんできたテレビを見る時間を大幅に減らして、悪影響を受ける時間を極力減らすことが生き方として正しいと言われる時代になったのかもしれません。

テレビ離れ、実は、テレビメディア自身が引き起こしている現象なのではないでしょうか。


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安倍元総理を死に至らしめたのは『週刊文春』

2022-07-08 19:36:02 | 政治見解


緊急: 
安倍元総理を死に至らしめたのは『週刊文春』



7月8日、午前11時半ごろ奈良県の近鉄「大和西大寺駅」駅付近で、演説を行っていた安倍晋三元総理が銃で撃たれ、奈良県立医科大学病院に搬送されましたが、18時前に死亡が確認されました。

日本を愛する国民にとってこれほど悲しいことはありません。日本を守ってくださった安倍元総理にただただ感謝し、哀悼の誠を捧げます。

報道によると、当初は、長野で応援演説をされる予定でしたが、前日の7日に急遽日程を変更して、奈良、京都、埼玉の3県の応援に入ることになったそうです。

急な変更ですから警備体制も不十分で、安倍元総理の背後には目が届かなかったのではないかと思います。警察の大失態だとは思いますが、しかし、このような不十分な警備体制でも奈良に変更させた責任の一端は『週刊文春』の悪意ある記事だと思います。

安倍元総理が当初行くはずだった長野選挙区は自民党公認の松山三四六氏が出馬しています。しかし、『週刊文春』が同誌にとっての盟友である立憲民主党の杉尾秀哉氏の再選をはかるため、松山三四六氏の女性問題を報じました。そのため、安倍元総理の長野入りが急遽差し替えられたという事情があります。

『週刊文春』の記事がなければ安倍元総理の奈良行きはなかったわけですから、今回の事件は起きるはずもなく、まさに『週刊文春』の悪だくみで悲劇が起こったとしか言いようがありません。

もともと、『週刊文春』は朝日新聞の慰安婦捏造問題を追及するなど問題の本質をえぐる媒体ではあったのですが、立憲民主党の参議院議員である有田芳生氏とはジャーナリスト時代からの同志である松井清人氏が2014年に社長に就任して以降、急速に左傾化しました。

2016年の甘利明経済再生相(当時)秘書口利き疑惑を皮切りに、2017年以降は安倍政権打倒の急先鋒となっていました。そのころから、野党の不祥事には殆ど触れず自民叩きのみに専念しているのはご承知の通りです。また、有田氏の関係から朝鮮総連との取引も噂されています。

今回の件では、『週刊文春』は「無関係」と突っぱねるでしょうが、『文春砲』がまわりまわって安倍元総理を死に至らしめたと言える素わけで、素人目にも因果関係は否定できるはずもありません。

しかし、彼らはその責任を転嫁するために「戦前のような政治家への襲撃事件が復活している」と言い始めて、自分たちが扇動してきた事実を隠蔽しにかかっています。

ただ、政治家に対する襲撃や暴力行為は、彼らの言論の暴力が発端であることは明らかで、まずそのことを素直に認め、深く恥じ入るべきです。その上で『週刊文春』をはじめとする左派ジャーナリズムは、元凶である言論テロを止めることが再出発の条件だと思います。



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