赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

陰謀論は形を変えたカルト宗教 current topics(509)

2020-05-31 22:57:52 | 政治見解




current topics(509):陰謀論は形を変えたカルト宗教
 


陰謀論の真相について、情報源から驚くべきコメントが寄せられましたのでお伝えします。


世界中で陰謀論が広がりを見せています。

オーストラリアなどではコロナウイルスが政府による陰謀だとしてデモ集会まで開かれるほどの勢いになっています。

また、マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏がコロナのワクチン製造で独占的に利益を得て、しかもワクチンを注入する際に世界中の人々に監視チップを入れようとしているなどとして、ビルゲイツ氏が陰謀論の標的にもなっています。

さらに次世代通信の5Gについても人体に有害というだけでなくコロナ拡大に関係しているなどの陰謀説があります。


しかし検証の結果、これらの陰謀説はすべてフェイクです。こうした噓の情報を意図的に流している国があるのです。
発信源はロシアです。発信した人物は元アメリカ情報機関職員でロシアに亡命したスノーデン氏です。

ロシアに亡命したスノーデン氏は、アメリカ情報機関で知りえた膨大な量の情報をロシアの情報機関に提供してきました。その情報をほぼすべて提供し終わった時点で、実はロシアとしては、スノーデン氏はすでに用済みになったわけです。これ以上の情報を引き出せなくなったロシア政府は、今度はスノーデン氏が厄介者になってきました。そのためロシア政府の常とう手段として彼の存在そのものを消そうとしました。

一方、何としても延命を図りたかったスノーデン氏は自身の生命維持のための交換条件として「陰謀説の発信」を提案したのです。

スノーデン氏にとっての唯一の武器はその情報量だったことは言うまでもありませんが、彼にとっては最も巨大な情報システムを持つマイクロソフト社は羨望の的であり、その創業者であるビルゲイツ氏と彼の資産や名誉と、自分が置かれている立場を比べた時に湧きおこる嫉妬は相当なものがあります。

そのような背景から「陰謀説の流布」をロシア政府に提案したのです。

ロシア政府としては西側諸国を混乱に貶めるためであればまだスノーデンの利用価値があると見込んだのです。

スノーデン氏の考えた陰謀説の特徴は、人を監視したり監視されたりする彼自身がたどった経験が色濃く反映されています。つまり彼の思考基準の中には監視するか、されるかという二者択一の思考が強く存在します。そのため彼の陰謀説には「ビルゲイツが人々を監視し支配するためにワクチンを利用する」という内容に収れんされたのです。

このような陰謀説を信じる人々の特徴は「人が知らない裏の特別な秘密を知っている」という優越意識があります。そして陰謀説を否定されればされるほど「だからこそこれは正しいのだ」とさらに頑なに信じるわけです。

つまり、「陰謀論は形を変えたカルト宗教である」と言えるでしょう。



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中国政府の歴史的な過ち current topics(508)

2020-05-31 08:22:02 | 政治見解




current topics(508):中国政府の歴史的な過ち


当ブログが最も信頼する情報源から「コロナ後の情勢について」の続編が寄せられました。


トランプ大統領が中国を攻撃する理由は、
中国がコロナウィルス発生当初、それを国際社会に公表しなかっただけでなく、
その事実をWHOと共謀して隠蔽したことにあります。

世界各国は知ってはいるのですが、中国に対しはっきりと突き付けることができるのはトランプ大統領だけです。
イギリスやEU、日本はアメリカ政府の行動を見て後付けで表明するだけです。

中国は大きな失敗をしました。

コロナウイルス発生当初、国際社会に対し中国からの発生を認めた上で、最大限の努力をすればよかったはずなのに、
中国発生を否定しただけでなく、感染状況や感染者数、死者数までことごとく隠蔽しました。

中国政府の初動からの嘘がコロナウィルスを世界中に蔓延させた原因であることは事実です。

また、コロナ渦の最中にもかかわらず、香港を一方的に統治するための法律を制定するなど、
人権侵害を正当化しようとしています。

中国政府のこれらの行為は、トランプ大統領とアメリカ政府にとって許し難いことです。

トランプ大統領はコロナ発生当初から中国政府に対して怒り心頭でしたが、
中国政府があからさまに本性を剥き出しにしてきた今、本気で中国潰しに入ろうとしています。

この状況は国と国との分断のように見えますが、地球規模で見た場合には、明らかに体系的廃棄が一歩前進したと言えます。

地球規模で、不要なものが姿を消し新しい価値が生まれてくるプロセスの中にあるのです。
国家さえも不要なものの一つに含まれるわけです。



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これからのメディア コラム(326)

2020-05-23 18:33:41 | 政治見解



コラム(326):これからのメディア


メディアが社会の公器(公共のためになる存在)であれば、社会全体の向上と人びとの幸福を目的とする存在になることが本道ではないかと考えます。


メディアは社会的幸福感を阻害している

昨今のメディア報道は、取り上げる内容が悲惨でセンセーショナルな事件や不平不満、あるいは嫉妬に満ちた話ばかりです。人びとの心を悲しみと絶望の淵に追い込み、憎悪感情をまきちらし、疑心と分離のくさびを打ち込んでいます。その結果、人びとに、不信、不安や悲観、対立と憎悪の厭世感情をも芽生えさせ、力を合わせて助け合おうという人間のもつ本来の心さえも忘れさせています。

実際、平日の昼に自宅でテレワークをしている人たちからは、「テレビの情報番組があまりにひどい内容で驚きを禁じ得ない」との意見を耳にします。とくに、コロナ騒動をめぐっては、事実に基づく情報を中心に伝えればいいのに、コロナに右往左往する人びとや不満を述べ反発する人、社会的要請に従わない人の姿を取りあげるばかりです。

これが、どれほど人々の不安や苛立ちを募らせ、ストレスを蓄積させているのかメディアには理解できません。しかも、この困難を協力して乗り切ろうとしている人たちの意欲までもそぎ落としていることすら気が付いていません。メディアは人々の不幸感覚が蔓延することに喜びを見出しているかのように見えます。


集合意識に悪影響を及ぼすメディア報道

メディアの行為は、個々の人間の意識や感情に悪影響を及ぼすだけでなく、人類全体の集合的な意識に重大なダメージを与えています。

集合意識は「一つの集団の構成員の間で共有された信念」と定義されるもので、人びとが集まって一つの集団を形成すると共通のコンセンサスが生まれます。家族単位では家風、会社では社風といった集団単位の空気観と言ってもいいものが生まれます。

これが社会単位で集合すると規範や常識を形成し、国家規模で集合するとナショナリズムや国民感情の母体となり、そして地球規模になると人類全体の集合意識が形成されます。

集合意識は極めて強力なものなので個人の意識をはるかに超えてしまいます。

個人的には平和で安全な社会を望んでいるつもりでも集合意識が、憎悪、不安、不信、不満、恐怖心などのネガティブな想念で満たされていると、その想いの波動が共鳴して様々な社会不安や戦争、ひいては大規模な自然災害を引き寄せることになります。

過去に当ブログで、「コロナウイルスは、人々のネガティブな想念(不安、恐怖心、欲望、執着、憎悪)に同調して力を増してくる」、「人類の集合的なマイナス想念が形を変えて蔓延しているだけだ」と指摘していたのはこのことを指していたのです。

したがって、現在のコロナ騒動を断ち切るためには、世界中の人びとが感染から逃れることだけを考えるのではなく、感染した人を助けたいという優しい気持ちで心を一つにすることが何よりも大切になります。感染した人々を犯罪人扱いしたり、遮断して、自分たちだけが助かろうとする考えがあるうちはもう少し時間がかかることになります。


メディアは社会的幸福を追求せよ

メディアは様々な問題をあげつらい、批判を繰り返しては社会を暗くする方向に導き「社会が不幸になると個々の人間も不幸になる」という実証実験を繰り返してきました。メディアの発達に応じて戦争や自然災害は大規模化し、被災し死亡する人間を激増させた事実がそれを証明しています。です。メディア報道と人類の悲惨な状況に密接な相関関係があるのです。

メディアはコロナ大不況を煽りましたが、実はメディア自身が大変な危機に陥ろうとしています。

スポンサー企業の経営悪化は広告収入を直撃し、テレビコマーシャルは激減しているし、新聞の広告は少なくなり紙面も薄くなりました。その上、国民は新聞てれに背を向け始め、メディア業界の経営悪化は顕著です。 

本当はメディアの報道姿勢で世界が変わるのです。暗いニュースばかり流せば世界を暗くするし、明るい希望に満ちたニュースを流せば世界は明るくなるのです。

メディアに強く要望したいのは、社会が不幸になる方向に誘導したり、人々の不平不満を煽ることを目的とする報道をやめていただきたいのです。

メディアは従来の姿勢を大転換して、せめて善意に満ち溢れて行動している人の姿を積極的に取り上げて欲しいのです。メディア自身の意識が変わることで人びとに安心、信頼、調和、希望などのポジティブな心の価値を育み、人類の集合意識を変えていくことに新たな使命を置いていただきたいと思います。

人は一人で生きているのではなく協力しあって生きることができる社会的存在です。一人ひとりが幸福になるためには、社会全体も幸福でなければならないのです。メディアは明るい未来づくりの先駆者として生まれ変わってほしいと思います。



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