北海道探偵(興信所)社長の独り言 (株)アイシン探偵事務所

北海道の探偵が、日々の出来事を綴っていきます。

稚内市探偵(興信所)の探偵日記 『私たち二人はどこかで歯車が狂ったのですね』

2013年03月13日 | 稚内
(株)アイシン探偵事務所 代表の高橋です。




当社は稚内市を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。




先日、辛い調査を行いました。




私が探偵を始めたころの依頼人(奥さん)からご連絡をいただく。




当時の依頼はご主人の浮気調査であった。




ご主人は浮気がおおやけになると逆ギレと開き直り。




奥さんも悩んだ末に離婚を決断された。




そのご主人が今年、孤独死で発見された。




そして依頼はそのご主人が自分と離婚してから




亡くなるまでの20年間を調べてほしいとの依頼。




奥さんは『私、本当に夫が大好きだったんです』




『亡くなるまでのあの人を知って、




ずっと供養をしてあげたいのです』と。



探偵は離婚後からのご主人の足跡をたどった。




奥さんと離婚後、その浮気相手とも別れた。




2年後、長年勤めていた会社も辞めた。




そして、仕事を転々としてらしい。




探偵がご近所で聞き込みをしていると




ご主人と仲良くしていた男性に話を聞くことができた。




『彼はずっと奥さんと離婚していたことを後悔していたよ』




『最近はもう一度、別れた奥さんに会いたいと何度も言っていたね』




ご主人はなれない家事をしながら、趣味の散歩を毎日、していたそうだ。




その後、ご主人の遺品の中から日記が出てきた。




毎日、今の寂しさを綴り、




奥さんへの謝罪を繰り返していた。




奥さんは探偵の報告を聞いて、一言いわれた。




『私たち二人はどこかで歯車が狂ったのですね』と涙を流されていた。




探偵も辛い調査であった。






探偵はこの調査のことをブログに書かせて欲しいとお願いしました。

奥さんは「私たちのような夫婦が少しでも減るのなら」と言っていただきました。






稚内市の浮気調査・盗聴調査・家出人調査・素行調査 など

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