グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

アボガド、ほんとに発芽した。

2022-10-13 22:26:32 | Weblog
アボガド、ほんとに発芽した。
食したあとのアボガドの種の部分を、半分だけ土に埋めて
半信半疑で待つこと 40日あまり・・・。

  

種の真ん中部分が割れてきたので、ここから芽がでてくる
のかなとおもっていたら、真ん中ではない端っこの部分か
ら発芽♪ いや~、あきらめずに待ったかいがありました。

ということで、寒くなる時期でもあるのでお部屋のなかで
そだてるべく、可愛くデコレーション。

ということで アボガドでびゅー です。



鉢土の表面には焼き物の土をならべてみました。

  
 
すみません、追加で もう一枚。。

 

この調子で大きく育てて、いずれは庭におろそうと画策し
てます。 さてさて何年かかりますやら。


晴れ ちなみに世界一とはいいませんが、世界的に有名に

  なったアボガトといえば これ。 
  パールジャムのアルバムに使用されたこのアボガト
  くんではないかなと。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜



かわいいなと思ったお花は意外にも。

2022-10-11 17:55:24 | Weblog
かわいいなと思ったお花は意外にも。

宮崎県でも、鹿児島県よりの小林市をドライブ中に
9月22日前後に 沿道でみつけた 
植え込みのしたから顔を覗かせている お花の花茎。




たとえば クロッカスとか、そんなかんじに見受け
られて




どんな葉しているのかな と思って、植えこみのした
を探しても ただ 花茎があるのみ。

もっと成長のはやい個体はないかな・・・

とおもって、日当たりのよい 別の場所を探したら
ありました・ありました。

その正体は
花のある時期に葉はなく、葉のある時期には花がない
という 

   

ヒガンバナでした。

植え込みの下からでてきている&開花したあとのお花の
イメージや咲いている場所が[自分のなかでは]強烈す
ぎるので、連想できなかったのですが

なかなかにかわいいお花でもあるのだなと 再認識。。


晴れ  有毒ということで、田んぼの畦に植えられたり
  お墓のそばに植えられたりしているイメージの
  ヒガンバナ。食べるとしんじゃう/彼岸にいく
  こともあるということから、こういう名前が付
  けられているという説もあるのですね。
  
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染





小さくてよかった。

2022-10-07 23:03:49 | Weblog
小さくてよかった。

昨日まではすっと真っ直ぐにのびていたはずのユーカリの樹の幹。



今日の午後の水やり時にみたら、まっすぐだったはずの幹になん
だかコブ状のものができているのを発見!

あらら病気になっちゃったのかな、はたまた折れちゃったのかな
・・なんて心配しつつよくよく見れば


     

      

ユーカリの樹の幹にできていた その塊状の物体は、ユーカリの樹
の色に擬態した、事務所の庭に棲みついているアマガエルでした。


 

色もそっくりですが、ユーカリの樹皮のザラツきぐあいまで再現
したような、この変身ぶりやお見事!!

何食わぬ顔でお昼寝しつつ、南国の去り行く夏の終わりを楽しん
いるふうでした。

 

日中のひなたには まだまだ30度超えになる ここ宮崎とは
いえ、さすがに秋。 もうしばらくすると姿を見せなくなって
[冬眠明けの来春までのあいだ]しばしの別れ となりそうです。


晴れ もしも。アマガエルが ヒグマくらいの大きになる生き物
  だとしたら、 “ あれ これは何だろう ” なんて思っ
  て近づいたり、あるいは なにも気づかずに近くにいたら
  ヒトなんて バクゥゥゥゥと 一飲みにされちゃうんです
  よ、きっと。 小さい生き物でありがとう・・なんておも
  いつつ、その人懐っこいさまを楽しませてもらっております。
 
51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜



田をかえせ・・という声が聞こえる。

2022-10-03 14:53:20 | Weblog
田をかえせ・・という声が聞こえる。 
 
前回のつづきとして・・一つ目・三本指で泥田から上半身を出して
いる妖怪「泥田坊 」。鳥山石燕の「今昔百鬼拾遺」に描かれている
妖怪
です。

こんなおはなしが伝わっております。

北国で、寒暑風雨を問わず耕作に勤しんできた農民。それから年々
収穫が増え、人並みに暮らせるようになりつつあったときに病にか
かり、これからというときに死んでしまう。
農夫には子供があった。けれどこの息子が親に似ず横着者で、せっ
かくの田畑を放り出し、酒に溺れたために遂にはそれを手放さなく
てはならなくなった。
その田を手に入れた地主は「いい田が手に入った」と喜んだ。しか
し、夜にその田を見廻っていると、田のなかから突然一つ目三つ指
の妖怪が現れ、「田をかえせ、田をかえせ」 と 恨めし気な叫び
声をあげるもので あった。
というお話です。

う~ん、確かに手塩にかけた農地をかってに手放されたわけですか
ら、それは悲しかったことでしょう。そう思う気持ちが妖怪に変化
するのもわかる気がするというものです。

しかし、です。
この泥田坊のお話、ほかにも解釈があるのをご存知ですか。

そちらの話しでは・・・

じつは、死んだ農民と泥田坊にはなんの関係なく、泥田坊は耕作さ
れていない田畑に出現する、ある種の精霊
みたいなものであるとい
うお話しになります。

その解釈のもとになっているのが、泥田坊の発する「田をかえせ」。

これ、おわかりになりますか?クワなどで田の土を起こすことを、
「土をかえす」とも表現します
よね。それなんです。下のものを
上にする「ひっくり返す」という解釈。

つまり妖怪泥田坊は

田をおこして、土の中に空気をいれろ

といっているわけです。

土の物理性を改善することで植物の生育を良くしようとする、その坊の
姿勢にはいち農業関係者として、畏敬の念を抱かずにはおられません。

さて、プラ鉢の通気性をよくすること から連続してご紹介してまいりまし
た、土の物理性の改善に関するお話。おもいあたることがございましたら、
すここしづつでも試されてくだされば幸いです。


晴れ 農家は 田畑にはいって なんぼ。よく管理されたされた田畑はじつに
  気持ちの良いものです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜

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