グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

穂肥の時期にはいった宮崎海岸部の早期水稲。

2020-06-18 11:02:52 | Weblog
穂肥の時期にはいった宮崎海岸部の早期水稲。

生育当初は夜間の低温の影響から、例年より2日ほど出穂が遅れそ
うと思われていた宮崎県の宮崎海岸部の早期水稲作ですが、本年は
梅雨にはいってからの日照時間が例年よりも長いこともあって

 ほぼ例年どおりの生育 となってきているようです。

そんな早期水稲作の仕上げの穂肥ですが、第一回目の穂肥料が効い
てきてイネの身体に色がもどり、現在は色直しの第二回目の穂肥料
の時期にあたります。

[本年はコロナウイルス感染予防の観点から中止となった]毎年開催
している検討会の資料でご説明すれば

     

こんなかんじでやっております。

ちなみによく穂肥に使用する肥料である九重6号は発売を開始して
100年以上経過した、動植物有機原料のサナギ粕や油粕に骨粉など
をバランスよく含んだ、肥効が穏やかな有機複合肥料ですよ。

4月に田植えし管理しつづけてきた早期水稲。穂数を確保し充実し
た穂を作るためにも、仕上げに穂肥を実施しましょう。どっしりと
充実した稲穂を揃えることが、1枚の田の増収につながります。


晴れ 穂肥をやったことがない・・  
  という方は小さい面積でもいいし、田のいち部分でもよい
  ですから、とりあえずやってみられたらいかがでしょう。
  来年さ来年の増収につながる経験になります。
  もっとくわしい穂肥の回は ​こちら​。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 
      

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