グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

気にかかるお花の色って、いったい。

2022-11-16 22:53:57 | Weblog
気にかかるお花の色って、いったい。
前回はクレマチスの白いお花の話[こちら]でしたが、今回はそんなお花
の花の色についての回となります。2007年の11月分ですが、少し編集
したうえで・・・よろしかったら。
 ↓
『気にかかるお花の色って、いったい。』

植物の生殖に欠かせない受粉作業。その受粉作業を すこしでも円滑に
おこなわせようとたたくらんだ植物は、花粉を運んでくれる虫や鳥を呼
び寄せるためのさまざまな工夫をおこなってきました。

花がいろいろな色を持つようになったのは、まさにこの工夫のひとつ。

たとえば夜咲きの花には白い花色のものが多い・・・などというのは、
その工夫の最も顕著な例といってよいのでしょう。暗闇で目立つのは
なんといっても白色ですものね。

虫や鳥でなくとも、ヒトであってもそうです。
その日の気分で、なんとなく惹かれるお花の色ってありますでしょう?

ヒトが惹かれるお花の色をみると、ついうれしくなったり、うきうきし
たりさせられるのには、そんな虫や鳥などから枝分かれして生きてきた
生き物としての過去の記憶が甦るのかもしれません。そう、進化の過程
でそんな花の色にひきつけられてきた昆虫であったころの遺伝子が、き
っと騒ぐ。さまざまな色彩で昆虫を操ってきたお花と、操られてきた昆
虫であったころの記憶が甦るのにちがいない/笑。

今回は「お花の色」という顕著な例をあげたわけですが、ことほどさよ
うに色というのは、われわれ生物に影響をあたえるものだとわかります。

余談ですが、そのようなわれわれに及ぼす色の影響についてのひとつの
考察、それが「オーラソーマ」。色を生活に取り入れることによって、
癒されたり・治癒にもちいられるセラピーで、1983年、イギリスの
女性ヴィッキー・ウォールによって創始された手法です。

ハーブ、とくにラベンダーの香りの魔法にかかって、各種ラベンダーを
育てている自分にとっての “香りのアロマテラピー”があるように、こ
の色に関する「オーラソーマ」というのも じつに興味深いものです。

ちなみに自分は、ラベンダーの香りを別とすれば・・・ブルー系のラベ
ンダーのお花よりも、ピンク色系のラベンダーの花色のほうが好きです。

などと寄り道しながら、次回 白いお花の色のはなしに つづく・・・。


晴れ べつだん、花色には興味がないといわれるあなた。。
  それは 分解系の昆虫としての記憶がつよい?あるい
  は 吸血系の昆虫かも 笑。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 

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