グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ゲンゴロウなのかなと思えたマッチョなムシを見た。

2015-02-05 18:22:53 | Weblog
ゲンゴロウなのかなと思えたマッチョなムシを見た。


農業用のパレット置き場ではじめてみたときは、「夜にでも飛んできていた
水生昆虫のゲンゴロウかな?」 なんて思わされた、この翅[はね]のない
マッチョな虫・・。

体長こそ4センチほどですが、幅は2センチに迫り、なんといっても特徴的
なのは そのぶ厚い胸板。

ロードウォーリアーズのアニマルや、かつての ブルーザー&クラッシャー
全盛期を連想させるほど。な かんじでした。

のののののののの
サツマG

・・・なんて書くと、まさかこの虫がゴキブリの一種だと思われなかった方
も多かったのではないでしょうか。

そうなんです、この虫の名前はサツマゴキブリ。鹿児島や南西諸島を中心に
野外に生息していることが多い南方系の種なのです。

上の角度からみたら、足を隠していたとしたら、そして触角がみえなかった
としたら、ほんとにほかの種であるように思えてしまいますよね。

基本的には、宮崎県ではまずみない虫なのですが、この写真を撮影したのは
おもいっきり宮崎県内。ということで、いわゆる温暖化に伴って鹿児島から
北上してきたのではないのかと推測しています。

ただ、本年は寒いので、ちょっと冬越しにはむずしいかも。。
参考として → 見かけなくなった侵入害虫の回は こちら 。



◎  このサツマ。じつは飼われている方も多いという一面もあるみたい
  ですね。

 51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染