安物バイクの中古は気をつけろ！（番外編vol.833）

今日も個人的なお話を、もういっちょ。（笑）


昨日の続きになりますが、一旦「RZ250R」は廃車にして保管し、

社会人1年目はバイクに乗らず、クルマに専念します。

しかし、バイク好きは変わらずで、春が近ずくにつれて腹の虫がなり始めます。

で、2年目にボクにとっての2台目のバイクを購入することにします。

とは言え、安月給な上、クルマにかなりのお金を投入してたので、

新車を買うのはあきらめ、中古で探すことに。

いろいろショップを巡ってる時、あるお店で格安のバイクを見つけます。

中型免許を取得した時からずっと憧れていたヤマハ「FZ400R」です。

当時（1988年）の中古相場は約30万円以上。

そこに置いてあった「FZ400R」はジャスト25万円、フルカウル付きで見た目もまぁまぁキレイ。

これは安い！と試乗もせず速攻で購入しました。

…しかし、これが間違いの始まりでした。（笑）

納車された当日に、まず突然エンジンがストップ。

何がなんだか分からず、ショップに連絡して結局引き上げてもらうことに。

何日かしてようやく「治りました。」ということで再納車。

しかし、その後もどうも調子がよくない…。

特にエンジン系です。

ツーリング中に突然ドバっとオイルが漏れだしたり、

ミッションギアがケース内でボロボロになってたり散々なことが続きます。

1年経ち、耐えきれなくなり車検のタイミングで違うショップに持ち込み

エンジン交換してもらうことに。

しかし、このエンジンも中古で、しかもサーキット仕様！

とにかく強烈してしたが、やはり使い込んでいるせいか、

排気漏れを起こしたり、オイル漏れを起こしたりで、不運はなお続きます。

せっせとカスタムもしてたので峠に持ち込んで走ってましたが、

どうにもキャブ・セッティングがとれず満足な走りが出来ません。

結局、2年乗ってイヤになり次のバイクの下取りに出します。

下取り価格はたったの2万円。チーンッ！！（泣）

当時はヤフーオークションもなかったので、お宝パーツも含めて「さよなら」です。（笑）

皆様、絶対に中古を購入する時は十分に吟味して買いましょうね。

安いだけで、すぐに飛びつくとボクみたいに大変な目にあいますよ！（笑）