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ケニー・ロバーツ・ジュニア。(番外編vol.343)

2013年09月20日 09時01分12秒 | Weblog
言わずと知れたケニー・ロバーツ選手の長男「ケニー・ロバーツ・ジュニア」選手ですよ。

92年に本国アメリカのアメリカンスーパーバイク選手権(AMA)250ccクラス参戦を皮切りに、

93年から父親のチームケニーロバーツよりWGPフル参戦を果たします。

96年より最高峰の500ccクラスで戦いますが大した成績は上げれず、

99年に満を持してのチーム移籍を計りスズキワークスへ。

ここで才能を一気に開花させ総合ランキング2位に。

そして翌年、00年には念願のワールドチャンピオンに輝きます。

また親子でのGPチャンピオンは史上初の出来事です。

なかなか偉大な親を持つ子供というのは注目こそ浴びますが、

親を超えるような偉業をなし得る人は少ないですよね。

それを考えると「ケニー・ロバーツ・ジュニア」選手場合は素晴らしいです。

彼のライディングの特徴は何と言ってもフロント加重な乗り方。

ヤマハのバイクで戦っていた時代はこの乗り方が逆効果となり、

序盤こそ上位を走っていてもフロントタイヤの摩耗が始まってしまうと、

どんどん後方に追いやられてしまうというパターンが続いていました。

スズキのRGVガンマ500はそれに上手く適したバイクだったようで、

そのまま良い成績につながったようです。

モトGPに変わり4ストバイクになってからは、

スズキワークスもホンダやヤマハのように開発が上手くいかず苦戦を強いられます。

このことで「ケニー・ロバーツ・ジュニア」選手も思うような成績が得られず、

06年には古巣のロバーツチームに移籍しますが、

時遅しといった感じでかつての速さは見ることが出来ませんでした。

偉大な父親を持ちながら自分自身も素晴らしい結果を残した良い選手でしたね!