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青木拓磨。(番外編vol.342)

2013年09月19日 09時03分06秒 | Weblog
バイクレース界では有名な青木三兄弟の次男「青木拓磨」選手ですよ。

兄は宣篤選手、弟はWGP125クラスチャンピオンに2度もなった治親選手です。

90年代初頭、この3兄弟はこぞってバイクレースで速く、

今のボクシング界でいう亀田兄弟のような存在でした。

才能にあふれた英才型ラーダーで、幼少の頃からバイクに乗っており、

エリア選手権などで多くの優勝を飾っています。

特に今回注目する「青木拓磨」選手は個人的にも好きだったライダーで、

3兄弟の中でも一番才能がある選手と思っていました。

8歳でポケバイに乗り、その後ミニバイクと乗り継ぎ、90年にロードレースデビュー。

すでに兄の宣篤選手は頭角を現しており、その弟ということで、

デビュー早々から注目を浴びていました。

93年、94年と全日本ロードレース選手権GP250でランキング2位。

95年、96年と全日本ロードレース選手権スーパーバイクチャンピオンに輝きます。

97年からWGP500ccクラスにフル参戦を果たしデビューイヤーにして総合5位を獲得。

さあこれからという98年シーズンの開幕前テスト中、

事故で脊髄損傷してしまい、下半身不随となったためそのまま引退に追い込まれていまいます。

その後はホンダレーシングの助監督を努めたり、

カートや4輪レース、ラリーなどにドライバーとして参戦しています。

これはボク個人の想像ですが、

「青木拓磨」選手がもし事故に合わずそのまま現役を続けていたなら、

WGPでチャンピオン、もしくはそれに近い成績を残していたのではと考えてしまいます。

それぐらい、高い期待を持たせてくれたライダーだったと思うんですよね。