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コーク・バリントン。(番外編vol.338)

2013年09月14日 08時56分16秒 | Weblog
最近は毎日懐かしのライダーを書いていますが、逆に今の現役ライダーのことは、

ほとんど分からないことに気づかされてます。(笑)

考えてみれば80年代から90年代の頃のボクは毎月いろんなバイク雑誌を買いあさり、

隅々まで読んでたんですよね。

そんな感じで、今日は南アフリカ出身の「コーク・バリントン」選手ですよ。

76年にスポットで初参戦を果たし78年から本格的にフル参戦するのですが、

250ccクラス、350ccクラスのダブルエントリーで早々に同時チャンピオンに輝き、

翌年も2年連続で同じくダブルタイトルを獲得します。

当時、参戦していたカワサキファクトリーで走っていたのですが、

このクラスではホンダやヤマハより性能が高かったことが伺えます。

80年から同じくカワサキより500ccクラスに参戦しますが、

元々、2ストに弱いカワサキだったこともあり、

排気量の大きい新型マシンは開発と実践とを並行して行っていたため、

さすがの「コーク・バリントン」選手でも思うような成績を収めることは出来なかったようです。

2度ほど表彰台に上がりますが、シリーズ全体で見ると総合8位が最高で、

ヤマハのケニーロバーツ選手やホンダのスペンサー選手にまったく及ばなかった結果となります。

82年のシーズンを持ってカワサキがWGPから撤退すると同時に、

「コーク・バリントン」選手も引退してしまいます。

彼の走りはとにかく攻撃性の高いスタイルで、

複数のマシンからなる接近戦から、最後に優勝というパターンが多かった気がします。

古い乗り方ではありましたが、バリーシーン選手に近いイメージでしたね。

たらればですが、もしホンダもしくはヤマハから500ccクラスに参戦していれば、

結果は大きく変わっていた気がします。

ボクより一世代前の選手ですが、当時、古い雑誌を読みあさり

こんな選手のことも調べていましたね。