あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

定例議会が閉会

2009-10-10 | 国際・政治

2_31か月間の会期で開催された第3回定例議会の閉会日

冒頭に、故相沢芳則議員の追悼演説を同期当選の鈴木繁雄元議長がおこなった。傍聴席には奥様が来席されていた。あらためて相沢先生の御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。

副市長の選任が提案され、稲葉信義氏が承認された。稲葉さんはガス事業管理者。私が初当選した時、稲葉さんはワールドカップサッカー2002開催へ向けて、ベガルタ仙台J1昇格へ向けた所管局の市民局次長。イタリア代表チームの仙台キャンプ実現にも奔走。ベガルタ仙台サポーター歴15年(旧ブランメル時代から)。奥山市長の補佐役として、フットワーク善く職責を果たしていただきたい。

議案についての採決では、決算認定の他、数件について共産党から反対討論があったが、全議案は原案のとおり可決成立。

国への意見書一本「改正貸金業法の早期完全施行等を求める件」は、全会一致で決定。悪質な貸金業者を徹底して排除することを目的とした同改正法の完全施行を、来年6月まで待たずに、年内に前倒しすることを仙台市議会の意志としてから国会に求めるもの。

その後、天皇陛下御即位20年をお祝いし陛下に賀詞を奉呈する件では、共産党と社民党2名が退席して採決。12月初めに配布する今議会報告の「市議会だより」一面に賀詞の文面を掲載します。

奥山市政が始まって初の議会が閉会しました。第一会派と第三会派が再編され、民主クラブ仙台も2名離脱し10名でスタートしましたが、相沢議員の急逝により9名となり、第三会派と同数となりました。しかしながら奥山市政与党の中心会派として、政権交代後の民主政権与党会派として、仙台市民最大多数の最大幸福を絶えずの目標として精進していくのみです。

前政権が選挙対策に繰り出し続けた、緊急経済対策にかかる補正予算の決定では、前政権政党側からタラタラと未練いっぱいの発言がそこかしこに出た。無理も無かろう、あれだけ強気で気高き政権政党が急転直下、民主主義の正義から現実を突き付けられたのだから。

我が会派と我が政権与党は、安定した長期政権となるよう日々謙虚に努力するばかりです。賢明な有権者の力によって、確かな民主政治が確立されることを証明するのが、民主党の使命であると考えています。

奥山恵美子氏をトップとして仙台市当局は、落ち着きを取り戻して、現下の山積する市政課題に挑戦していく環境を取り戻したのだとの印象を、私は今議会で持ちました。市長の答弁はいずれの場面でも、実に的確で安心して聞けて期待がもてるものでした。これからは、如何に答弁どおりに実務を実行していけるかだと思います。したがって我が会派も、市民の生活が第一か否かを判断軸として、緊張感をもって奥山市政を支援し、正すものは正して行こうと確認しました。

閉会後、木村代表と日下幹事長が会派を代表して外郭団体の整理・統合について」市長に申し入れました。内容は、具体的に外郭3団体については整理・統合をすべし、また役員報酬は適切な基準とすべきというもの。昨年度我が会派では外部調査機関に委託して、市の外郭団体のうち20団体について調査しました。その調査結果をもとに会派で調査し協議した結果をもって、会派から市長に申し入れを行いました。


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