続々と、民主党候補当選の報が届いている。宮城県でも、我が2区も投票箱が閉じた時間に、斎藤やすのり氏の当確が出た。開票作業は9時半からなのに、出口調査結果は、これまでの世論調査以上に圧倒したのでした。1区・5区も同時刻に当確が出て「万歳!!」の連発。追って1時間以内に3区・4区も当確。我が民主党は宮城県下6区のうち、5区までを独占。自民はわずか一つの区のみとなった。
2区の中で特筆すべきは、私の地元・泉区の投票率の高さである。仙台市内他区より10%も高く、70%超という高さ。今日はどこの投票所も混んでいたとの情報が確かに多かった。
まだ開票作業中。この後、票数がどこまで伸びるか楽しみである。今回の選挙の事実をもって、即、県知事選挙の準備も始まる。現職の村井知事は、必死に自民党候補者を応援していたが、この結果である。宮城県では比例の復活者は誰もいない模様。自民党の国会議員が参議院の2人とあわせて僅か3人。我が民主党は7人である。こんな国政選挙はもう2度とないだろう。
我が生涯に一度の歴史的選挙に私は、宮城2区選挙事務所の事務局長を担当させてもらった。事務所を手伝ってくださったすべての人たちに感謝したい。ありがとうございました。
奥山仙台市長も斎藤当選の報に駆けつけた。明日から地方議員も、政権与党の地方議員である。当たり前のことだが、与党の地方議員として地方分権の時代に、責任与党の仙台市議としてしっかりやっていこう。問題は明日からである。
64回目の終戦記念日に心から哀悼の誠を捧げさせていただきます。
戦後64年。戦争体験者も年々減っています。遺族の高齢化も進み、九段で挙行される戦没者追悼式に、昨年から戦没者の親の参加はないとのこと。
8月15日の前後にはNHKなどで放映される番組は戦後世代にとって貴重な教材です。300万人以上の国民の命が犠牲になった先の大戦。物量と戦術に圧倒的に優る欧米列強国を相手に、何故、時の為政者は国家総動員で戦争する道を選択したのか。市議会議員として10年、政治に携わってきた視点では戦争を決定した張本人を特定することはできない。
なぜなら、先人の犠牲の上にある今の平和な時代に生きている私が、冷静に客観的に観た立場で理想論や正論をいくら吐いたところで、結局は私はその時、その時代環境とは全く別の世界にいるからです。
戦争選択をしなければならない立場、敗戦が濃厚となっても止められなかった立場、無謀以外の何物でもないと十分承知していても、秀逸な青年達を特攻に送り続けていた立場。召集され戦地に送り込まれる父親や息子たちの立場。番組を観ている私はどの立場に重ねたとしても、64年前の事実に、居たたたまれなくなるばかりでありそれ以外のなにものでもない。
立場で人は作られるという。時代環境とその時の状況で人は考え行動していくもの。その人が誤りなく考え判断していけるかどうかは、政治体制の在り方にかかっている。正確に国民の民意を汲み取っていける社会体制が担保されているかどうか。3日後に迫った「衆議院選挙」を前に、歴史的国政選挙の前夜だからこそ、考え深く想いは至る8月15日の日です。
64年前の今日から、日本人は絶望の淵より這い上がり、世界の先進国へとひた走って経済大国となった。
そして今、日本は最早経済大国ではなく、生活保護世帯が120万世帯を超え、自殺者は3万人を超えてしまっている。社会保障制度をはじめ、国民のこれから先の将来への不安感は現状のままでは益々募るばかり。
戦後64年の日を私たちは心に刻んで、新たな政治体制を築き始めて、人が生きることの幸せとは何か、新たな幸福観/価値観を育む社会を作っていかなければならないのです。
最後に、国立追悼施設の建設も報じられていますが、兎に角「靖国神社」に代わるものをの発想が建設の目的だとするならば、私は異論あり。わだかまりの解消に建設するとは何ぞ。
宮城一区/二区の衆議院選挙立候補予定者9名が一堂に会して、討論会が行われた。主催は泉JCと仙台JC。会場は、仙台駅隣のアエル5階のホール。各種世論調査では衆議院選への関心は高く、マスコミではマニュフェスト論戦も連日放送されているところでもあり、相当の聴衆が来るものとの期待は残念ながら外れてしまった。会場にはJC関係者と各陣営関係者がほとんどで100名には至らず。
選挙を1週間後に控えた貴重な日程の中、6時半から9時までの2時間半。自民の現職お2人は、さすがと言うべきか8時に揃って到着。1時間のみの参加で、「最優先は経済対策だ」と雄弁になり、「反省すべきは反省し、しっかりやっていく」と力強く語っていた。
そもそも、子供や孫たちへの借金の付回しとなる国債乱発の緊急経済対策を2度3度と繰り返さなければならない程、国内経済を壊してきた張本人は誰なのか。自分で壊しておいて、直すことに全力で頑張っているのだと自画自賛する姿は見苦しい限り。「前を向いて成長していくのだ」と言う。聞かされている側の不快感を少しは慮れないものか。衆議院議員は多数いれども、花の選挙区と言われている選挙区の代表がこの程度かと唖然とした。この討論会に参加した意味を見付けた。
9人の顔ぶれは、新興宗教系政治団体の2人、共産党1人、言葉遣いも知らない大学院休学生1人、「第三局だぁ」と叫び続ける危ない1人、そして民主党2人と、最後の1時間だけやって来た自民党の2人である。
その中で唯一、光を放っていたのは気象予報士の斉藤さんであった。言葉のインパクトは強く主張が明瞭で、聴衆に聴かせていた。斉藤やすのり氏はこの1年4ヶ月の間、着実に政治家としての実力を蓄え、進化してきたことをはっきりと確認できた討論会であった。
新しい政治家の姿を具現していくことができる「斉藤やすのり氏」の9月以降に、大いに期待したい。身内ながら率直にそう思った。有権者の良識ある判断によって政治は正され、社会には光明がさしてくるのです。実力なくても運と都合だけで政治家になれる時代も終焉にしよう。
毎年8月は6日7日8日が仙台七夕まつり。仙台市も補助金を3000万円以上出して街を彩る「三大祭り」の5月・青葉まつりと8月・七夕は今年も雨に泣いた。七夕の3日間のうち2日は雨が落ちてきた。
それでも今年は末広がりの八日は土曜日。インターン生と子供たちと一緒に、足早に観に行ったが、ETC効果だろう。駐車場には関西以西からのナンバーも見られ、人出は多かったようだ。
けれども商店街への経済効果はどうだろうか。人出はあっても財布のひもは固いように思う。高速料金が安い分、到着先でしっかりお金を落してくださいよ、お互い様ですよ。
インターン大学生の渡邉君と
西日本からまた大雨前線が北上。子供たちの夏休みも半分過ぎたけれど、梅雨明け無く酷暑なく雨多し。「夏」休みらしい作文も書けなくなっている夏の日々は子供心に地球環境問題を投げかける。この事態の深刻さの一片を親が子供に伝えよう。
これからお盆を迎え、終戦記念日を迎える。そして総選挙となる。歴史的な衆議院選挙が平成21年の8月。NHKでは連夜、公共放送ならではの力作が放送されている。時代背景と社会の風潮と時の組織体制とともに国民の生活はあるものなののだと、視て診て看ているところです。終戦記念日前後の(報道)テレビ番組は、真夏の学校です。