【環境費】は2名のみ
・騒音、振動対策について
騒音や振動による苦情件数は、また新幹線による市民からの苦情状況は?
128件は騒音苦情であり振動苦情は20件程度あり、新幹線による苦情要望が1件あり。環境基準の70デシベルを超える地点が西中田と岩切の2地点(72デシベル)あり。西中田の当該地区において13ヵ所の調査測定を行ったが最大値82デシベルの測定数値であった。
今後も苦情を寄せる市民の声に耳を傾けて寄り添い丁寧な対応にあたっていきたい。
・原発事故により発生した指定廃棄物の処分について
宮城県知事は近々に選定にむけた現地調査を受け入れると発言。市内の指定廃棄物量は?
8000ベクレル以上の廃棄物は本市内に200kg存在している。
8000ベクレル以下の廃棄物は県内に数万トン規模であるようだが、これを焼却処理するなら濃度は10倍以上に高まる高濃度汚染廃棄物になるが、今回宮城県内において国内に未だ一カ所も存在しない最終処分場を決定しようとするものであり市はその重大性を認識しているのか?
福島で廃棄物の焼却処理施設の事故事例あるが把握しているか?
処理施設のコンクリートの耐久年数は65年から200年と示されている。
仙台市としては最終処分場に関する課題をどう認識しているか?
長期間一時保管されている現状を憂いつつも、最終処分場建設については風評被害等の課題は多いものと認識している。
閣議決定された基本方針に基づいて、発生都道府県内において処分するとされている。
発生元は福島県内でないか、なぜ飛んできた先の宮城県でその処分場を負担するのか納得できないが?
宮城県市町村長会議のこれまでの経緯は?
24年度内から開催され候補地の選定基準を協議し、昨年12月の第4回会議で基準を決定した。そして今年1月に国から処分場の選定指針が示されて今日に至っている。
会議は第3回から会議名が「選定促進会議」に改名されているが、出席した副市長の認識は?
名称についてはあまり意識しなかった。
最終処分場に対する奥山市長の所見?
候補地選定の手順が市町村長会議で決定したことの重みあり。国が主体性を持って進めるべきであると考えており、その考えを会議の場でも述べている。
【経済費】に4名、そのうち2名は我が会派から
・農業復興費について
営農再開に必要なものを認められずに被災農家は困っているが?
事務所や格納庫は必ずしも再開に必要なものと認定せず事業対象からは除いている。
生産対策交付金の基準が厳しく被災農家同士の土地の争いが起きているが?
特定個人の資産形成は認められず、3名以上の集団営農に資するものが条件になっている。
県道亘理線の嵩上げ県道の用地買収により生まれた三日月用地の扱い(幅50m距離500m)は、市が買い取るなりすべきではないか?
市による直接整備は考えていない。
加藤けんいち議員
・有害鳥獣対策について
過去3年間の対策費の推移は?
過去3年間の決算額は3000万円台から7000万円台と幅あり、国の助成事業により額が異なる。
25年度は被害面積が拡大しているが?
防護柵の設置や捕獲報償金(1頭8000円)を行っているが、生息域の拡大により被害面積も額も拡大している。
防護柵や箱穴の設置を進めるとともに、地域ぐるみの捕獲対策を推進しており、今後は鳥獣対策協議会に対応を移行させたい。
電気柵や防護柵の設置状況は?
平成20年より総延長は電気柵100kmkm、防護柵は123km整備してきた。
捕獲数は24年度まで90頭台だったが25年度は300頭になっている。
・観光施設運営管理について
奥新川のハイキングコースの復旧の状況は?
奥新川ラインは今年五月に一部通行止めは解除。
新川ラインでは8月に転落死亡事故が発生したが安全対策を?
事故は市の管理区域ではなかったが、コースから外れないように注意喚起のサイン整備を検討したい。
青葉区としてもパトロールを実施し安全対策は万全を期したい。
木村勝好議員
・観光交流事業について
過去の仙台宮城ディスティネーションキャンペーンの実績、
「仙台経済デザイン」におけるキャンペーンの評価、
目指せ入り込み数2300万人計画、
決算年度の外国人宿泊者数と目標数とのギャップ、
経済成長デザインの4つの数値目標の意味、
来仙修学旅行児童生徒の把握と仙台への将来的吸引、
来春の国連防災世界会議開催をチャンスに
・農業費について
農業用水路、道路の改良修繕事業の状況、東部地区の復旧状況は今年から全域作付けが完了、平成13年策定の坪沼地区だいはち山ふーらんど構想のその後等
【土木費】には14人予定
・道路維持管理、街路灯について
道路パトロールは業務委託により幹線道の毎月定期点検をしている
道路の陥没箇所は大半を市民からの通報を受けて対処している。
道路照明等の修繕は青葉区では580件を市民からの通報により行っている。
街路灯にはNo.プレートがあり番号の確認通報により対処している。
本市管理の道路は仙台東京間を5往復する距離の道路管理であり、市民からの通報による対処が修繕の基本になっている。
・生け垣づくり助成制度について(植栽づくりの3分の2助成)
泉区の申請が多かったが近年、申請は全市的に減少傾向にある。
住宅再建を考えている市民に対しては復興定期便の掲載や年2回市政だよりに掲載、また各種会合の際にも同制度の紹介をしている。
・みちのく湖畔公園の整備負担について
これまで51億円の管理費と整備費負担を本市は負担してきたが?
毎年70万人の入園であり仙台市民の利用は70%と算定。今年グランドオープンしており、これ以上の市の負担はない模様。
・雨水排水について
雨水枡工事費助成制度の利用、浸透枡、貯留タンク整備助成、浸水地域の拡大と地域環境の変化、設置助成エリアを全市に拡大を
土木費は2人まで行い、本日散会。5時2分
なお質疑の詳細は市議会ホームページの議会中継をご覧ください。