市民フォーラム仙台から1名
木村勝好議員
市営バスの経営状況
●仙台市営バスと他の政令市の公営バスの比較について
他の政令市では、横浜、川崎、名古屋、大阪、京都市、神戸の6市が市営バスがある。
平均乗車密度は仙台9.5に対し他政令市13.0、平均営業係数は仙台147に対し他政令市108と大きく異なる。バスの系統数は仙台が232、他政令市の平均は108であり、京都、大阪、神戸はいずれも仙台の3分の1の82~86系統数(路線数)となっている。
●仙台市営バス232系統の中で黒字路線と赤字路線の状況について
黒字路線はゼロであり、全て赤字路線となっている。ワースト3は作並駅への八森線、八乙女と旭ヶ丘駅を結ぶ東黒松線、田子と高砂駅を結ぶ余目線が営業係数(100円の利益を上げるのに金額比)は2230、958、544となっている。
●営業収益に対する一般会計補助金額の割合について
仙台市は一般会計から32億円を入れており割合は42%であるが、他の政令市では平均7.6%で京都市は1%未満、横浜市は1.6%となっている。
●他の政令市でバス事業と鉄道事業との両方を営んでいる状況について
仙台市同様にどちらも営んでいるのは横浜、名古屋、大阪、京都、神戸の旧5大都市のみである。
●将来、資金不足比率が20%を超えて経営健全化団体に陥ってしまう危険性について
#最後に市長から市民の足は守らなければならないという趣旨の答弁にて質疑を閉じた。質問のポイント・組み立て方・詰め方は、さすが木村節であり、質疑モデルとなるもの。
公明党から1名
バスと地下鉄の乗り継ぎ
●八木山動物園公園駅のバス結節の状況について
●次回、バスダイヤ改正時の利用者要望の反映について
●全市的な乗り継ぎ時刻表の作成について
次に【水道事業】に入り
社民党から1名
仙台のおいしい水「ごくり*きらり せんだい」
●販売実績、アピール活動、映画「さばいばるファミリー」について
●水道メーター交換の談合情報について
急遽、入札を延期し公正取引委員会へ通報した
●水道メーター交換取り替えについて
メーターは計量法により8年毎の検査をすることになっている。市内48万戸のメーターは毎年6万戸程度を更新しており、経費はメーター代と交換作業代とで計4億5千万円。水道事業収入の1%程度のコスト比率となっている。
●安心安全な水道水の安定供給について
水道水をそのまま飲める国は世界で15ヵ国程度と言われているが、仙台市では国基準より厳しい水質管理数値をもって杜の都のおいしい水の品質管理に務めていきたい。
共産党から1名
配水管整備事業
●事業費予算と国庫補助について
61億1000万円余であるが政令市のような規模の自治体には国庫補助なし。
●本市の水道管の中で法定耐用年数を超えた管路について
403キロメートルあり、逐次、更新工事を進めている。
人材育成と技術継承
●大震災の断水からの復旧を記録した「水道復興の記録」を評価。市内23万世帯50万人の断水を3週間で完全復旧させたスーパー水道マンの活躍。宮城沖地震を教訓としてブロック化配水システムを築いた。それらを継承する技術職員の育成について
みやぎ型管理運営方式
●村井県政が進める広域水道の民営化(コンセッション方式)は大問題であり、業界団体と一緒になって進めようとしているみやぎ型管理運営方式の阻止へ仙台市は物申すべし
【会派総括質疑】
自民党会派より
経済分析
●本市経済の現状認識と今後の見通しについて
歳入の確保
●市民税の積算根拠、家屋評価額の減少と固定資産税の関係について
沿岸部災害危険区域の利活用
●住民登録人口の推移
震災後の707名が現在は92名となっている。
●災害危険区域の利活用の考え方、400年前慶長三陸大津波後の政宗公の考え方
国際姉妹都市交流
●市長が施政方針で取り上げた米ポートランド、伊ボローニャと姉妹都市になっては
ガス事業の民営化
●民営化に向けた取り組みについて
事業者の動向と全国的な自由化の動向を視て準備を進めていきたい。
都市計画
●コンパクトシティの考え方と外縁部に住宅地形成した誤謬について
政令市移行前からの経緯もあるが現在は、集約型の都市形成に方針を転換している。
県市調整会議
●これまでの協議について
一回開催したが交流人口の拡大に関しての意見交換を行った。
●県と市の救急医療システム統合についての協議
地域防災計画の見直し
●計画の見直し時期について
県の計画見直し内容を確認した上で、市としての計画見直しを進めていきたい。
災害対応法制の見直し
●実務検討会における協議状況について
課題の整理について意見交換を行なっているところ。
市立病院の跡地売却
●市の所有土地処分の仕組みについて
市が委託した土地鑑定評価額をもとに価格審議会に図り公募価格を決定している。
●土地価格から差し引いた土壌汚染対策費の根拠について
●審査基準としての価格評価を全体の4割と低くした根拠について
●価格上限を44億円に設定した根拠、価格評価の基準を36億円とした根拠について、長町の移転用地は91億円で購入しているが
●市立病院跡地が非課税法人でなかったなら税収は、
固定資産税と都市計画税で年3100万円の税収となる。
●市有地の売却と税収を
市民フォーラム仙台
岡本あき子代表
施政方針での市長の思い
●「山また山の中に一筋の陽光を見る」と本市の市民力の可能性について
●目指す都市として例示した欧米2都市のまちづくりを市職員が共有することについて
県費負担教員人件費の移譲
●移譲に伴って仙台市独自の教育環境づくりをしていくことについて
●いじめ・貧困・学習等への対応に追われる教員の負担感の緩和について
まちづくりの方向性
●まちづくりの視点を重心にした市役所本庁舎の現地建て替えについて
●市内5区の地域特性とまちづくりについて(5区長が答弁)
●学院大移転元(泉区、多賀城市)地域への対応について
青葉山公園整備
●国際センター展示棟にネーミングライツを提案
●仙台城址と青葉山公園計画には歴史考証重視か観光資源創出重視かについて
インバウンド・交流人口の拡大
●コンベンションとインバウンド双方施策の促進について
●東京五輪イタリアホスト都市としてキャンプ誘致について
政策プロセスの公開
●企画提案型方式による選定過程の透明性確保について
●市の重要施策の策定における透明性の確保について
#会派各議員の質疑の回答も踏まえるなど会派総括質疑らしい質疑。市議会屈指の女性スマート議員として存在感を示したの評価あり。
以上、本日17時18分延会。明日は総括質疑続き5会派の予定。
木村勝好議員
市営バスの経営状況
●仙台市営バスと他の政令市の公営バスの比較について
他の政令市では、横浜、川崎、名古屋、大阪、京都市、神戸の6市が市営バスがある。
平均乗車密度は仙台9.5に対し他政令市13.0、平均営業係数は仙台147に対し他政令市108と大きく異なる。バスの系統数は仙台が232、他政令市の平均は108であり、京都、大阪、神戸はいずれも仙台の3分の1の82~86系統数(路線数)となっている。
●仙台市営バス232系統の中で黒字路線と赤字路線の状況について
黒字路線はゼロであり、全て赤字路線となっている。ワースト3は作並駅への八森線、八乙女と旭ヶ丘駅を結ぶ東黒松線、田子と高砂駅を結ぶ余目線が営業係数(100円の利益を上げるのに金額比)は2230、958、544となっている。
●営業収益に対する一般会計補助金額の割合について
仙台市は一般会計から32億円を入れており割合は42%であるが、他の政令市では平均7.6%で京都市は1%未満、横浜市は1.6%となっている。
●他の政令市でバス事業と鉄道事業との両方を営んでいる状況について
仙台市同様にどちらも営んでいるのは横浜、名古屋、大阪、京都、神戸の旧5大都市のみである。
●将来、資金不足比率が20%を超えて経営健全化団体に陥ってしまう危険性について
#最後に市長から市民の足は守らなければならないという趣旨の答弁にて質疑を閉じた。質問のポイント・組み立て方・詰め方は、さすが木村節であり、質疑モデルとなるもの。
公明党から1名
バスと地下鉄の乗り継ぎ
●八木山動物園公園駅のバス結節の状況について
●次回、バスダイヤ改正時の利用者要望の反映について
●全市的な乗り継ぎ時刻表の作成について
次に【水道事業】に入り
社民党から1名
仙台のおいしい水「ごくり*きらり せんだい」
●販売実績、アピール活動、映画「さばいばるファミリー」について
●水道メーター交換の談合情報について
急遽、入札を延期し公正取引委員会へ通報した
●水道メーター交換取り替えについて
メーターは計量法により8年毎の検査をすることになっている。市内48万戸のメーターは毎年6万戸程度を更新しており、経費はメーター代と交換作業代とで計4億5千万円。水道事業収入の1%程度のコスト比率となっている。
●安心安全な水道水の安定供給について
水道水をそのまま飲める国は世界で15ヵ国程度と言われているが、仙台市では国基準より厳しい水質管理数値をもって杜の都のおいしい水の品質管理に務めていきたい。
共産党から1名
配水管整備事業
●事業費予算と国庫補助について
61億1000万円余であるが政令市のような規模の自治体には国庫補助なし。
●本市の水道管の中で法定耐用年数を超えた管路について
403キロメートルあり、逐次、更新工事を進めている。
人材育成と技術継承
●大震災の断水からの復旧を記録した「水道復興の記録」を評価。市内23万世帯50万人の断水を3週間で完全復旧させたスーパー水道マンの活躍。宮城沖地震を教訓としてブロック化配水システムを築いた。それらを継承する技術職員の育成について
みやぎ型管理運営方式
●村井県政が進める広域水道の民営化(コンセッション方式)は大問題であり、業界団体と一緒になって進めようとしているみやぎ型管理運営方式の阻止へ仙台市は物申すべし
【会派総括質疑】
自民党会派より
経済分析
●本市経済の現状認識と今後の見通しについて
歳入の確保
●市民税の積算根拠、家屋評価額の減少と固定資産税の関係について
沿岸部災害危険区域の利活用
●住民登録人口の推移
震災後の707名が現在は92名となっている。
●災害危険区域の利活用の考え方、400年前慶長三陸大津波後の政宗公の考え方
国際姉妹都市交流
●市長が施政方針で取り上げた米ポートランド、伊ボローニャと姉妹都市になっては
ガス事業の民営化
●民営化に向けた取り組みについて
事業者の動向と全国的な自由化の動向を視て準備を進めていきたい。
都市計画
●コンパクトシティの考え方と外縁部に住宅地形成した誤謬について
政令市移行前からの経緯もあるが現在は、集約型の都市形成に方針を転換している。
県市調整会議
●これまでの協議について
一回開催したが交流人口の拡大に関しての意見交換を行った。
●県と市の救急医療システム統合についての協議
地域防災計画の見直し
●計画の見直し時期について
県の計画見直し内容を確認した上で、市としての計画見直しを進めていきたい。
災害対応法制の見直し
●実務検討会における協議状況について
課題の整理について意見交換を行なっているところ。
市立病院の跡地売却
●市の所有土地処分の仕組みについて
市が委託した土地鑑定評価額をもとに価格審議会に図り公募価格を決定している。
●土地価格から差し引いた土壌汚染対策費の根拠について
●審査基準としての価格評価を全体の4割と低くした根拠について
●価格上限を44億円に設定した根拠、価格評価の基準を36億円とした根拠について、長町の移転用地は91億円で購入しているが
●市立病院跡地が非課税法人でなかったなら税収は、
固定資産税と都市計画税で年3100万円の税収となる。
●市有地の売却と税収を
市民フォーラム仙台
岡本あき子代表
施政方針での市長の思い
●「山また山の中に一筋の陽光を見る」と本市の市民力の可能性について
●目指す都市として例示した欧米2都市のまちづくりを市職員が共有することについて
県費負担教員人件費の移譲
●移譲に伴って仙台市独自の教育環境づくりをしていくことについて
●いじめ・貧困・学習等への対応に追われる教員の負担感の緩和について
まちづくりの方向性
●まちづくりの視点を重心にした市役所本庁舎の現地建て替えについて
●市内5区の地域特性とまちづくりについて(5区長が答弁)
●学院大移転元(泉区、多賀城市)地域への対応について
青葉山公園整備
●国際センター展示棟にネーミングライツを提案
●仙台城址と青葉山公園計画には歴史考証重視か観光資源創出重視かについて
インバウンド・交流人口の拡大
●コンベンションとインバウンド双方施策の促進について
●東京五輪イタリアホスト都市としてキャンプ誘致について
政策プロセスの公開
●企画提案型方式による選定過程の透明性確保について
●市の重要施策の策定における透明性の確保について
#会派各議員の質疑の回答も踏まえるなど会派総括質疑らしい質疑。市議会屈指の女性スマート議員として存在感を示したの評価あり。
以上、本日17時18分延会。明日は総括質疑続き5会派の予定。