あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

4月30日 往く四月/世界の危機に立向う

2009-04-30 | 国際・政治

4月末日の早朝、実践倫理の朝起き会場に向かう途中で、ラジオからWHO(世界保健機関)チャン事務局長の記者会見が聞こえてきた。新型インフルエンザは世界的大流行(パンデミック)が差し迫っていると表明、警戒水準を5に引き上げると。各国政府に対して、感染防止へむけ速やかな対策を講じるよう警告したのだ。

0904301世界同時金融危機で世界は経済的危機にある道程で、生命の危機にも曝される事態がやってきてしまった。新型インフルエンザは、人とモノの動きも止めることになり、世界は生命と経済の二重の脅威に直面することになる。

仙台市ではこの日を想定して、検疫専門官である岩崎女史が副市長の任にある。梅原市政がまた問われる重大な事態がやってきたが、政治は危機的状況下では政治体制の変化を求めなくなるもの。したがって今日の危機的現実が、明日からの政治状況にどう波紋を投げかけていくのか。

国政は、国難からの救国を目的とした政治態勢づくりへと向かうのか。国民の命と財産を守るのが、政治の使命であり政治家の責任である。政治の原点も試されていくことになる。未経験の想定外の大難題に私たちは直面することになった。

09043022日前47歳になった私。限られていく時間の中で、他者のために地域のために仙台市全体のために何ができるのか、何をしなければならないのか。危機に直面する中、明日(5月)から更に強く問い続け走り続ける日々には代わりなし。

穏やかな陽気に萌ゆる宮城県陸上競技場【グランディ21】周辺。


4月28日 誕生日

2009-04-28 | 国際・政治

月28日、子育てふれあいプラザ「のびすく泉中央」が誕生した。場所は泉区図書館の3/4階。3階が乳幼児一時預かりもできる、就学前の子供と親のためのひろば。4階は多目的室や活動室、ホールがある中高生と子育て支援者の活動の場。プラネタリウムなど子ども宇宙館があった場所を活用。

Cimg4918運営は、一般社団法人マザー・ウイングが指定管理者として担う。代表理事の出雲洋一氏が副館長となり、常勤8名のスタッフと30名のパート職員。広瀬通りガスサロン建物の最上階で展開している「のびすく仙台」のノウハウを継承。泉区内の乳幼児/未就学児と保護者にとって、中学Cimg4923 生高校生の居場所づくりとして大いに期待します。

その後、泉区社会福祉センターへ。所長は民間人採用の泉田和雄さん。泉田さんは元大手流通業の営業部長。仙台のスポーツボランティア界では有名な方。現在はSV2002「仙台スポーツボランティアネットワーク」の代表。私が議員になる前に仙台都市総合研究機構(SURF)で共に市民研究員として2年間一緒に活動し、「スポーツクラブとまちづくり」を研究報告した先輩。

泉田さんのフットワーク/ネットワーク、豊富なアイデアで旧泉市時代からの福祉を継承する泉区社会福祉センターが、さらに発展していくことを期待しています。今日は私47歳の誕生日。天国の父と心配掛け通しの母に感謝しつつ、老若男女みんなが笑顔で暮らせる泉区/仙台市に


地球温暖化防止等調査特別委員会第7回委員会

2009-04-25 | 国際・政治

Cimg4904 私が委員長を務める、調査特別委員会の最終委員会を開会。六月定例議会開会日に本会議で報告する報告書作成に向けて、委員同士の意見交換を行った。

委員会は、一年を調査期間として設置されている。本委員会は、昨年10月からの家庭ごみ有料化導入も含めた、本市の温暖化対策等について調査を行ってきた。議会各会派から環境政策に課題意識の高い議員が委員会を構成していたのは幸いでした。また、環境当局にも調査活動について実に適切な対応をしていただきました。

Cimg4907 委員からの意見としては、公共交通機関への移動手段の転換を促進する。地域資源を活用した地域完結型エコの取り入れ。本市の特徴から家庭部門・民生部門の排出抑制に焦点を当てて、「目に見える」かたちがより必要。環境先進都市を目指す財源措置が必要。環境対策へ補助金等の充実を、議会も力を入れていく。他都市と連携して、国に対し更なる法的整備を要望していく。市民レベルで入りやすい取り組みとして「アイドリングストップ」などのPRをもっと打ち出す。市民レベルの排出抑制への取り組みは行政と市民の協働であること。等々の意見が出た。

委員会一年間の開催経過と意見をとりまとめ、報告書を今後作成していく。従来から相克関係にあった経済と環境が、今「環境革命」の時代に入った。世界経済の活力再生のカギを握るのは「環境」であり、米国も日本も「グリーンニューディール政策」を打ち出している。

杜の都仙台市は、環境革命の新たな時代に相応しい「杜の都」となるよう今後「低炭素都市仙台」づくりを構築していく。議会もその目標に向けて駆動輪になっていきたい。


4月21日 広報委員長に就任しました

2009-04-21 | 国際・政治

広報委員会委員長に就任/常任委員会開催日

0904211_310時に赤間議長から広報委員委嘱状を受け、8名の委員で構成する、議会広報委員会の委員長に就任しました。委員会の担当業務は年4回の定例議会議会だよりの発行、議会開会広報ポスターの選定、子ども議会の開催、議会テレビ・インターネット中継などです。早速第1回委員会を開会。

0904212_3年間11回の委員会開催予定を確認し、議会開会広報ポスターの業者選定を行いました。年4回のテーマは「市制120年、政令市20年を迎えた仙台」6月のポスターをお楽しみに!

0904213協議事項では、4月8日の議員協議会の中継録画を市議会ホームページへ掲載する件。5時間に渡った市長タクシー券問題についての議員協議会でした。「議会」ではありませんでしたが、市議会のホームページで録画視聴を可能にするかどうかの判断。

赤間議長からご指名をいただき、今年度の委員長を拝命しました。各会派から選出された委員の皆さんと、英知を集めて適切な議会広報活動に努めて参ります

健康福祉常任委員会が1時から開会。4時半まで精神保健福祉「ハートポート」について、新市立病院建設計画について、待機児童対策/子育て支援施策についてなど熱心な質疑が続いた。

私からは、精神保健福祉行政について、今後の市立病院の経営形態について、外観計画について質疑した。

子育て支援への積極的な施策を応援しながら、一方で、これだけのきめ細やかな児童福祉の施策展開を高齢者福祉/介護保険にもあったならと思う。福祉は最重要な行政施策であり、一般会計予算4000億円の内の4分の1、1000億円の福祉予算の中で、児童/高齢者/障害/生活保護/健康保健などの五本柱の施策展開が容易ではないのです。施策の優先順位の難しさは福祉施策の中にあります。

0904214さて、同時進行で開会されている「総務財政委員会」では、タクシー券問題で再び市長を呼び、加えて企画市民局長と市博物館長まで呼んで、6時過ぎまで質疑が続きました。健康福祉委員会閉会後、傍聴に行きました。市民傍聴者も多い中、市長は変わらずに「記憶が不鮮明、思い出せない、記憶にない」を繰り返す。非生産的なやり取りが、100万都市仙台の心臓部で延々と続いていることの虚しさ、虚脱感は絶望的である傍聴することも居たたまれずに私は退室。

このままでは、仙台市が全国区の笑い者になる。市民の代表である議会は、できるだけ速やかに本件に決着をつけなければならない。


4月17日 葉桜に!

2009-04-17 | 国際・政治

Dcf_0098 今週末に地域では「桜まつり/花見」を企画しているところが多いのに、残念ながら満開は先週だった。今朝は冷たい雨が降る中、通学路の子供たちは手袋をつけた手を振ってくれていた。あ~桜は葉桜になっていく。

議会で3件の打ち合わせと協議。先ず、広報委員会正副委員長の打ち合わせ。21日から私は市議会広報委員会の委員長に就任することになりました広報委員会は議長からの委嘱委員会で、「議会だよりの発行や議会ポスターの決定、子供議会の開催、議会テレビ中継などを担当します。委員は各会派から選出され顔ぶれは三期、二期、一期生議員。

21日の第一回委員会の開催について、議会事務局調査課と打ち合わせ。当日は年間スケジュールの確認、議会ポスターの選定、先日の「議員協議会」テレビ中継の録画中継を議会のホームページに掲載するかどうかの協議を予定している。

次は、24日開会の地球温暖化防止等調査特別委員会の正副打ち合わせ。これまでの委員会協議経過や市内視察、県外視察の内容をもとに、当日は委員会報告書の取りまとめに向けて、委員間の意見交換を行う。

環境局に追加資料として、家庭ごみの収集データーの報告をお願いした。本委員会設置理由のひとつは、ごみ減量化と有料化が背景にあるからだ。経済環境常任委員会でも報告されるが、あえて本委員会でも資料として報告を当局に求めた。昨年10月以来、家庭ごみの排出状況は減量化の目的を達成してきている。しかし、まだまだ担当局は気を緩めず市民との協働作業を続けていこう!

環境先進都市を目指したまちづくりを一層進めていくために、議会もしっかり勉強/調査していく場として委員会の設置。6月定例議会開会日に、一年間の委員会報告をすることになります。

そして、会派にて日下幹事長、私、岡本副政調会長の三者で「会派外部委託調査報告書」について協議。調査内容は「市の外郭団体」。3月に委託調査会社から最終報告を受けた。第三者から市の外郭団体20団体を評価した内容。この報告書をどう具体的に会派として市政に反映させるか。内容の精査に加えて、総務局行革担当課長と意見交換/資料請求をした。次回は当局からの資料をもとに協議する。来月の会派全体での協議前に三者で協議を続け、方針を固めていきたい。