あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

桜満開の日に秋保地区

2010-04-28 | 国際・政治

Cimg8638_2 Cimg8639_2 四月下旬の連休前にやっと仙台市内の桜は満開になりました。広瀬川に架かる宮沢橋に咲き誇る桜は一段と輝いて。中学校の屋上で晴天の中を泳ぐ鯉のぼり。日本の春景色

Cimg8649_2 Cimg8646_2 秋保・里センターでは、秋保の歴史と文化を伝える展示があり、田上踊りはユネスコの世界文化遺産に登録されました。秋保電鉄の模型や昔遊びも懐かしく。里センターからは磊磊峡への遊歩道も続いている。週末には季節毎に様々なイベントも実施しています。同センターは仙台市で設置し、秋保地区の団体が指定管理者となって運営されています。

Cimg8652秋保 工芸の里は、仙台箪笥、こけし、漆器などの工芸作家が制作工房兼住居、店舗を構えた工芸家の集落。それぞれの職人が木細工の伝統を伝える里。伝統文化の伝承者(匠)は地域の宝なのです。

Cimg8657 宮城県と山形県を分つ峰から降りてくる水を集めて落ちる秋保大滝。秋保温泉の宿泊客も足を延ばす観光スポット。太古の時代から涸れることなく滝が勢いよく落ち続ける自然のエネルギーを数値に換算すれば人智の及ぶところにあらず。Cimg8659

整えられた仙台市秋保大滝植物園も里山の新鮮な空気と自然空間を満喫する癒しの園。

Cimg8669大滝からさらに5㌔西に進むとCimg8664 仙台市秋保ビジターセンターがあります。車両の相互通行道はここまで、ここから先は一車線となり二口渓谷・二口キャンプ場へ。ビジターセンターは自然公園の紹介とともにキャンプ場の管理と大東岳(1366m秋保の最高峰)の入山者カード記入所にもなっています。Cimg8661

館内には展示やパネルにより自然公園を紹介する展示ホールや写真や絵画などのギャラリー、「秋保の四季」をスライド映像で紹介するレクチャールームなどがあるのでした。

Cimg8672 大滝の近くに起つ「慈眼寺じげんじ。御住職は奈良県大峯山にて一千日回峰行と九日間無飲食寝臥の四無業を満行した塩沼亮潤大阿闍梨。現代の生き仏ともいわれる大阿闍梨の境内に足を踏み入れると表現のできない清廉で静謐な空気に身が包まれたように感じました。


マニュフェストミーティング

2010-04-25 | 社会・経済

民主党第二区総支部マニュフェストミーティング・会場のびすく泉中央交流ホール(元プラネタリウム室)にて

Cimg8615 外は桜麗しい春晴れの日に30名が出席。14時開会  冒頭より斉藤やすのり衆議院議員の進行と説明、意見聴取を実施。昨夏の衆議院選挙への政権交代マニュフェストの進捗状況についてパワーポイントにて説明。斉藤議員は仕分けチームの一員として「厚生労働省」を担当中。成長戦略チームにも所属。

平成22年予算編成のポイントを説明。税収見込みが21年度46兆円から22年度37兆円に大きく落ちこんだ現実の上で22年度予算を編成した。そのため国債発行額は33兆円から44兆円に増加となった。昨年の夏の公約「コンクリートから人へ」の予算編成をした。社会保障費を24.8兆円から27.2兆円に拡大し、一方で公共事業費は7兆円から5.7兆円に縮減した。また地方交付税は七年ぶりに増額させた。国の財布の情況を家計に例えれば、毎月40万円の収入に対して77万円の支出をして生活している状態。

Cimg8613 次にマニュフェストの進捗状況について説明。実は全178項目のうち、150項目(85%)は着手済みであり、達成済みは20%となっている(毎日新聞報道) 子ども手当てのあり方については多くの議論があるところ。医療診療報酬は増額にし、介護従事者の月額4万円給与アップは4年内に実施していく方向。雇用では製造業の派遣労働の禁止、緊急雇用対策を最優先している。経済では農業の戸別所得保証制度の実施、暫定税率の廃止はならず申し訳なし。高速道路の段階的無料化については各地域事情あり、ただ今議論沸騰中。

環境部門では斉藤議員が地球温暖化対策法案の担当者。消費税5%は任期中に上げないとしてきたが、今後23年度以降マニュフェストの実現に13兆円の財源が必要な計算。高齢化が加速して社会保障負担(年金と医療の膨張)が激増していく中、実施財源の確保は目下の現実的な課題である。

次に、下記のような意見を会場からいただいた。

・職場内保育を含めて保育園(保育量の拡大)を充実を求めたい。

・普天間の解決が心配である。

・党結党以来、ずっと応援してきているが現在の民主党のあり方は残念である。議員定数の削減を強く打ち出すべき。

・野菜が大変高くなっているが露地栽培ばかりでなく水栽培による野菜生産などについても政策として打ち出しては。#農業基本計画において国内自給率を5割に高める目標を掲げている(4区石山衆議院議員が担当)

・官房機密費は新政権になりどうなったか?

・子ども手当ては現物給付として保育所の預け時間の延長を進めてほしい。

・寺院の寄付金処理と宗教法人への課税検討は、法人を守る立場でお願いしい。

・宗教法人への課税をしっかりやりマニュフェストの実行財源に充てるべきである。

・厚生年金の三号被保険者に負担を求めるようにしてもいいのでないか。

・45年間、民社党時代から民主党を応援してきたが、年金の負担と給付のあり方を見直していくべきでないか。

・テレビの軽薄なコメンテーターの論に振り回されずに正すべきを初志に基づいて正していって欲しい。

・民主党の議員には、明確な国家像を示して欲しい。民主党の議員にはそれを期待して応援しているのだ。

・世界から新幹線に注目されているが欧州ではTGVが注目されているが日本の技術のPRが弱いのでないか。

・国会議員の秘書はあくまでも国会議員活動のための秘書であり、選挙対策活動は秘書にやらせない制度を作るべきでないか。

・国債の発行よりも消費税を増税して財源の確保策とすべきでないか。

・事業仕分けによって、所属している地球温暖化対策に資する団体の活動が支障をきたしている。#今夏の宮城県は冷夏になり関東は猛暑になり、ゲリラ豪雨も要注意である。環境委員会では産業界との調整が難題である。

以上にて、閉会15時50分 終始、斉藤議員ができるだけ分かりやすく来場者に伝えようとする姿勢に会場から好感あり。政権政党の若手議員が直接有権者と対話して説明していく機会を多く持つほどに、現状から脱して国政への明るい展望が啓けていくものと信じます。斉藤やすのり衆議院議員は国会で日々しっかり勉強しつつ議員活動をおこなっていることが理解できました。入り口の知名度はいずれ褪せるものです。スタートラインに立った後は、日々研鑽を重ねて向上している代表者のみが、政治家としての暦を重ねていくものと思います。がんばって斉藤さん。


宮城県介護福祉士会が一般社団法人化に移行しました

2010-04-25 | 社会・経済

宮城県介護福祉士会は宮城県下の有資格者2万人の中で現在350名を会員として組織された団体。これまで介護保険制度の発足とともに、任意の団体として運営さCimg06581れてきたが、今回、理事者の尽力により22年度か「一般社団法人」に衣替えしてスタートすることになりました。佐藤前会長、今出川新会長、佐藤前事務局長、雫石新事務長、清野顧問をはじめ他理事皆さんの奮闘により、無事に社団化となりました。

Cimg06571   設立祝賀会には、日本介護福祉士会から石橋会長(香川県)、田中雅子名誉会長(富山県)、小泉副会長(北海道)も駈けつけてくださり、会に華を添えてくださいました。また会場(国際ホテル)には宮城県/仙台市/医師会/社会福祉士会/老人福祉施設協会/大学、専門学校等々から多数代表者が来賓として出席くださいました。

介護の現場を担う専門職(介護福祉士)による職能団体である介護福祉士会は、全国都道府県に支部組織がありますが、現在日本介護福祉士会の働きかけにより全支部の社団化を促進しているところです。介護現場の最前線にある介護福祉士が専門職の職能団体として更に向上していくよう社団化を弾みとすることを会員相互が確認した日。

100425_094126職能団体の社会的地位の向上には、どうしても政治の力学が必要ですが、今日介護の業界から国政にあるのは御一方のみ。次期介護保険法の改正に向けて介護の現場側から積極的な擁立が求められて当然ですが、前回の参院選の経緯もあり現実は厳しいようです。現職の維持に躍起となる一方で、施設サービス/在宅サービス/ケアマネージャー/介護福祉士/居宅支援事業団体等々それぞれの立場もあり「介護保険サービス業界」として一本化して戦略的に全国攻めをするに未だ前夜にあり。介護の現場に一斉に桜咲く日を


広報委員会と常任委員会

2010-04-23 | 国際・政治

Cimg8558_2 第12回議会広報委員会を開きました。6月定例議会から1年間の道筋を次期委員会に示して引き継ぐための最終委員会でした。年4回の議会開会ポスターの業者選定コンペを実施し、本委員会の1年間の活動総括内容を確認して、最後に正副委員長挨拶にて閉会しました。各会派からの委員の皆さん、そしCimg8573て適時的確な事務を行ってくれた担当の議会調査課の皆さんもありがとうございました。おかげ様で、今後の地上デジタル化移行にむけても、市議会中継はその質を確保してより積極的で多面的な議会広報の展開が進められていく方向性を当委員会では示すことができました。

Cimg8579午後、市民教育委員会が開会。年度当初なので、市民局/教育局の新任職員の紹介あり。市民局は局長以下大方が新任。教育局も青沼教育長他新任紹介。

意見書案「協働労働の法律化を求める」件については、ずっと継続審査状態でしたが、会派間の調整つかずに提出会派「社民」から取り下げの申し出あり。我が会派では賛成の立場であっただけに残念です。

審査事項は「仙台市消費生活センター」でした。悪質勧誘販売、マルチ商法、振り込め詐欺、多重債務問題等が一向に減らない中、5か年の「消費者生活基本計画」も22年度は最終年次になります。

私からは、最終年次としての取り組み/次期計画の策定課題/消費者教育・特に小中学校から始める消費者教育の重要性と学習指導要領改訂後の充実した取り組み/行政サービスとしての範疇などについて質疑しました。

報告事項では、Cimg8580地域情報データファイルの公表」についてあり、私からは、市内小学校区毎の人口、年齢層、地域資源などをはじめとした地域情報が市内一円で共有できることになることは、地域政策を重視していく上で入り口であると理解するが、データーの管理と公表後の運営については、各学区毎の情報内容に格差が広がらないよう検討すべき、また地域情報の取得については十分な精査を行い、データファイルの趣旨が曲げられないように管理していくべきと質疑しました。

次に、「仙台ハーフマラソン大会開催」については、私から20回大会記念イベント(定禅寺通り800mファンラン)が残念ながら低調であることについて質疑しました。ハーフマラソン大会を過去に出場した経験からも、仙台ハーフ大会の醍醐味は仙台市内中心部の青葉通りや定禅寺通りを自分の足で駆け抜けられることであり、年中車が満杯の道路を走る快感は他に代え難いものがあること。しかし今回定禅寺通りを走るイベントが予定の半数の参加者となっている。距離が中途半端であり、今後はできれば通りをぐるりと一周して約2キロの距離にできないか、その為にも、委員会室にいる皆で走って体感してみませんか?と質疑しました。

その他、エルソーラ運営の見直しについての意見交換会の口頭報告があり、2女性委員から批判的/中立的な質疑がありました。 #年間3億円超の管理費は大きい

市民教育委員会に所属して1年になりますが、地域課題への対処と教育行政のあり方、文化スポーツ施策の充実などが行政課題として大きくなっていく中、6月からの新たな委員会所属については、当委員会所属を継続すべきか健康福祉委員会に戻るべきか迷うところです。

尚、消費者トラブルでお悩みの方の相談先

仙台市消費生活相談ダイヤル022-268-7867なやむな までご相談ください。


将監中央コミュニティセンター開館式、池田友信市議30年報告会

2010-04-23 | 国際・政治

Cimg8585泉区内に17館目となる将監中央コミュニティセンター将監殿地区に開設し、開館式が行われました。将監中央学区地区待望の施設の開館、誠におめでとうございます。高橋泉区長からコミュ二ティ推進協議会山田会長に館の鍵が渡される。

Cimg8588当コミセンが、将監中央学区民皆さんの地域活動拠点施設として、地域とともに成長していくことを祈っています。まだ新しい殿町内会と従来からの町内会とが、共に学区内の施設として活用が推進されますように。#私も松陵西コミセン推進協会長を只今務めています。

仙台市ではこれまで、政令市に移行以来、市内全小学校区にコミュニティセンターもしくは市民センターの設置を行ってきました。泉区には30の小学校区がありますが、本センターの開館によって、コミセンもしくは市民センターが区内には30施設設置されたことになります。仙台市内5区の中でも、泉は旧泉市時代からの社会資源が継承された経緯もあり、施設数は整うこととなりました。これら公設自治運営の地域活動施設が地域コミュニティ活性化の拠点施設として真に利活用が進むことが期待されます。

Cimg8597 池田友信議員市議30年活動報告会宮城野区選出8期連続当選)が開催されました。池田議員は、これまで地元梅田川地区の浸水対策と浄化活動や道路環境の整備に地域住民の先頭に立って頑張ってこられました。また自動車の「仙台ナンバー」実現も、池田議員が長年取り組んできた成果です。私も会派の中で11年前からご指導いただいてきましたが、先ず現場での実践ありきが地方政治家その活動姿勢にあらためて敬意を申し上げます。市議会きっての文化芸術に造詣が深い池田議員でもありまして、会場の舞台後方には書家・池田友信のが報告会に華を添えていました。

Cimg8610私の 政治の兄、櫻井充参議院議員はただ今、民主党マニュフェスト制作の中心で作業中です。現在の政治的閉塞感を打ち破る可能性を大いに秘めた桜井議員は、国政になくてはならない人です。国政は政党政治でありますが、只今のカタチのままの二大政党によって日本国の将来は大丈夫なのか。国と地方の関係も改革が進められて行く中で、地方議会にあっても危機意識を高めて日々臨んでいかなければならないことを今日思います。