以下に質疑要旨を紹介します。A:は答え趣旨
委員会前に、本会議があり。先決議案の採決がありました。
議案の内容は復興事業にかかわることと、国際センターの新展示室の建設の件。共産党から反対討論ありましたが、起立多数で可決しました。
予算審査委員会は昨日に続いて、総務費を残り2名が質問
震災復興事業費について
復興事業費の予算を抑制し被災者の生活再建予算を削っているのではないか?
職員への教育について
研修はどのように行っているか。技術継承はできているか。市職員の年齢構成は?
A:年代別では、50代以上が32%になっている。適宜適切な研修を実施している。
表彰制度はどのように行っているか? 江東区の取り組みは参考になる。職員のやる気を引き出す手法として有効でないか。
職員から提案し表彰された案件は予算がつくことになっているが仙台市でも参考にならないか。
職員のスキルアップを図り復興が前に進むように求める。
同議員の個性文言「どのように、どのように」と100連発!
次に、市民費に入り、我が会派から始まる質疑
岡本あきこ議員
市民との協働の推進について
町内会との協働のあり方
まちづくりに学生を取り込む取り組みについて、
市内各学校区毎の地域情報ファイルの活用、
市民活動を公平に評価する対応を、
新年度からの生涯学習支援センターの役割と市民活動サポートセンターの連携について
安孫子雅浩の質疑趣旨は以下のとおりです。
スポーツ振興について「スポーツコミッションの設立」
過去4年来コミッションの設立を求めてきたが新年度に叶うことになった。ベガルタ20年、イーグルス10年の節目に羽生君の金メダルが被災地への最高のプレゼントとしてもたらされた。スポーツが持つ可能性の拡充にコミッションは必要であり、本市では正に今回である。多いに期待し、その運営体制・組織、資金計画を伺う。
スポーツを支える各種市民ボランティア団体は市の財産であり、その市民財を活かした組織・運営の検討を求める。
また市民、企業、商店街等が協賛しやすい「スポーツ市民応援団基金」のような資金フレームを検討してはどうか。
コミッションとなれば、経済局サイドの関わりもより強く求められる。外郭団体の観光コンベンション協会も含めて、スポーツイベント開催における経済効果の最大化へ取り組むよう求めたい。
東京五輪へカウントダウンが始まっているが、サッカー予選の他にロンドン五輪でメダリストとなった卓球、フェンシングなどの誘致も取り組むべし。スポーツ振興計画の出番が正に今であり、これまで仙台市のスポーツ施策に精励してきた市民局武田次長には同志としての感慨がある。最後にこれまでの取り組みも含めて新年度の取り組みを伺う。
空き家条例に基づく市内空き家対策について。各区の相談対応状況は?
A:最も多いのは太白区で相談198件、解決困難42件。少ないのは、宮城野区で相談31件。管理不全な空き家は市内440件以上を把握している。
今後、条例をもとに運用基準を設け、市役所組織内の対応体制の確立を求める。
A:従前より対策の必要性が議会からも指摘されてきた。実効性をあげるよう関連局が連携して新年度に進めたい。
自転車対策について
利用ルールとマナーの徹底への取り組み
事故の防止のためのハード面(走行環境)の整備は。
幹線道路の交差点では[歩者分離信号機]を導入すべき。
自転車利用を促進する目的の「杜の都自転車プラン」であるが?
A:新年度に自転車対策の課を新設して市としても安全対策面も含めて取り組んでいきたい。
空き家対策について
国からの新たな支援制度への期待もあるが、本市として対策推進の予算が必要だ。
議員提案した議会側の責任もあるので、要綱や規約の策定作業には議会側にも打診するよう求める。
対応困難件数はこの間も増え続けている状況にある。(3人目の質疑となったため質問予定項目に重複あり)
条例により如何に空き家対策を進めていくか進められるかの主旨で質問。
空き家を市営住宅に転用することを検討してはどうか。
自転車対策について
交差点の対応では宇都宮市に好例あるが?
A:自転車の交差点直進走行については今後、関係機関と検討していきたい。
自転車の走行レーン幅を1メートルに狭めるのも良策でないか?
A:自転車は車両であることの周知を図り、指摘のような基準の見直しも検討したい。
以上、4時45分閉会。
市民費では、議会提案条例の空き家対策に関することと、自転車対策について三者が重ねて質問しました。