あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

消防防災ヘリコプタ―に体験搭乗しました

2013-11-22 | 国際・政治

1 131122022防災・減災調査特別委員会で消防ヘリコプターに搭乗し上空より視察しました。
4 3_3 大震災により荒浜の航空隊基地が被災したため現在は仙台空港横の民間ヘリポートに間借りして運用中。3_21311220628年度には利府町のグランディに近い林野に新航空隊基地(消防防災ヘリポート)を整備予定。

委員は2班に分かれて、
ヘリコプター機は基地を発13112207
仙台空港から沿岸部の防潮堤再建状況、がれき処理場3ヵ所の稼働完了と整地状況、蒲生干2_3潟の沈下浸水状況、地下鉄東西線荒井駅と区画整理事業、車両基地と復興公営住宅の建設状況、利府町のグランディ上空から新ヘリポート整備予 定地を確認し、泉中央方面へ、ユアスタ、2_2七北田公園を眼13112210
下にして八木山竜ノ口渓谷の東西線橋梁を視て、基地に戻る約30分の上空からの管内視察でした。
航空隊の渡邉隊長以下隊員にお世話になり調特委員会として貴重な体験搭乗視察となりました。ありがとうございました。

1_9 1班搭乗中は他の待機機により機材等の説明を受けました。24時間、生死別れる緊急事態に対処する航空隊の業務にあらためて敬意を表します。

委員会として航空隊基地の再整備が予定通り進むよう支援していきたいと思います。


民主党東北地方自治体議員フォーラムに参加しました

2013-11-11 | 国際・政治

民主党東北地方自治体議員フォーラムに参加してきました。
11月10日・11日 に盛岡市内で開催。以下に概要を報告します。

基調講演が3本
1.「防災と東日本大震災」黄田川徹 衆議院議員
2.「東北が主役のエネルギー戦略」階猛 衆議院議員
3.「日本再生の処方箋」桜井充 参議院議員(党政調会長)

13111113分科会に分散
第1「防災」
第3「経済」
第2「環境」の概要
福島県の議員から政府と党の原発政策に対する意見が多くあった。
原発事故当該自治体としての意見。
自然再生エネルギー(風力、水力発電等)、蓄電・送電システムへの意見。

民主党東北ブロック協議会/県連幹事長・政策責任者会議

フォーラム決議文(原発事故の早期収束、復興法人税の前倒し廃止と復興財源の確保等)の承認
各県首長、自治体議員選挙の報告
次期衆議院選挙公認候補一次締切について
組織体制の強化を目的とした行政区支部制度の設立について
次年度フォーラムは福島県連担当で開催を確認。観光フォーラムを山形県連担当で開催(東北六魂祭開催前予定)することを確認

1311112講演「慈悲深きユーモリスト新渡戸稲造」新渡戸稲造会事務局長 藤井茂氏
“我太平洋の橋とならん”
生涯 言い訳をしない態度 熱心なクェーカー教徒
台湾でサトウキビの収穫量を数10倍に拡大。
「武士道」著へ米国大統領が賛辞 自分をして日本人を欧米人に魅せる姿勢を常に意識。

1311113民主党幹事長代行 中川正春衆議院議員から党方針等の話
(三重県議3期の後、衆議院議員6期)
地方の声、地方自治体議員の声を党の政策と活動により反映させる組織。政調会と地方都道府県連とのWEB会議の実施。
次期統一地方選挙へ向けて。
組合組織内外のバリアフリー化と数の拡大。
ローカル・マニュフェストづくり立案を。
行政区支部の設立に関して(協議中)

1311114最後に、[第12回フォーラム決議]を決定し閉会。

東北6県の地方議員同士として各自の地元の復興に力を注ぐとともに福島県の再生と再興へできる限り応援していきたい。次回福島県での開催が少しでも明るい話題に満ちているようにと祈ります。

今回の自治体議員フォーラムは岩手県連の担当であったが、岩手県連では所属県議会議員が夏以降に4分の1に減るなどにより、東北ブロック協議会の事務局長岡本あき子議員が今回フル稼働で東北議員フォーラムを担当した。いつもながら岡本議員の働きに感謝します。


仙台・マレーシア交流協会

2013-11-09 | 国際・政治

仙台マレーシア交流協会でマレーシア人留学生(東北大)と昼食交流会がありました。

13110915月下旬に八島会長、伊藤副市長ほか市議会議員有志7名でマレーシアを訪問し、現地で元留学生たちと交流して以来のマレーシアとの交流会。
5月に訪問したメンバーでは伊藤副市長と私、加藤けんいち議員の参加。日下副議長も同席。

昼食メニューは、留学生たちの希望により鍋も入った純日本食をいただく。彼等の故郷を春に視ているだけに、これまで以上に留学生たちへの親近感が湧いた。将来の母国を担う逸材の彼等が、仙台でより実り多い学生生活を送って欲しいと願う。
  仙台市とマレーシア・ペトロナス社(天然ガスLNG)との供給契約は2018年までだが、次期契約更新(10年間予定)にむけて先日交渉に着手している。それは当然ながら第一に安定供給であり価格効率との見合いである。


健康福祉常任委員会視察を行いました

2013-11-07 | 国際・政治

健康福祉常任委員会視察で、静岡、京都、大阪、神戸市の障がい福祉・児童福祉施設等を調査しました。以下にその概要を紹介します。

1.静岡市心身障がい者ケアセンター、静岡市地域リハビリテーション推進センター

1311071市役所がある駿府城公園の城郭跡の東側、国立病院の移転跡地に整備。
土地と建物で60億円。但し土地代は半額譲渡。
1311072市内3行政区の中の葵区の拠点化施設。運営は開設当初から指定管理者制度を導入。済生会が受託し運営。運営委託費6100万円/年の5年契約。
リハビリテーションセンターは、仙台ウェルポートが進化形であると知る。1311073計画としては、市内他の2区に同様施設を整備予定。

健康体操として、でんでん体操(手足に重りをつけた筋トレ体操をJリーグ清水エスパルスの人気キャラクターがモデル体操)を展開中

2.京都市子育て支援総合センター こどもみらい館

城下総務課長に対応いただく
1311071_2教育行政と保健福祉行政の協働施設。H11年12月に長年の悲願として開館
職員は児童福祉、教育とも市職員の立場のまま。
1311072_2年間40万人が利用。本日も多くの親子連れが来館中。
研究事業。研修事業。相談事業。情報発信事業を柱として保育園、幼稚園、小学校の異世代連携プロジェクトも実施中。
徒歩5分の御所内で親子遊び体験。乳幼児と母親のエアロビ運動。
こどもに関する様々な取り組み事業を、保育幼稚学校そして役所内組織の垣根を超えて総合的に能動的に実践重視で行っている。
1311073_21階の遊び場「元気ランド」の運営担当は登録ボランティア。図書館も同様。1回3時間程度、20のセクションを担当。研修修了証が登録の条件。45名。

3.大阪市動物管理センター(おおさかワンニャンセンター)

イメージ向上の目的があって公募により名称を決定した。場所は、堺市に近く市の南西端。
1311072_3真田所長の挨拶では、楽天イーグルスは、近鉄バッファローズが前身であったこともあり大阪でも阪神の優勝同様の注目度であったとお祝いをいただく。
地域ねこ対策モデル事業を開始、22年度より現名称に。
1311071_4管理センターの主要事業は、動物愛護精神の啓発を目的に各種ふれあい事業。引き取り。負傷愛護動物の収容、保管。
愛犬教室と譲渡会の開催。

4.神戸市総合児童センター(こべっこランド)

1311071_51311073_3村田所長、療育担当課長に対応いただく。
ハーバーランドに8階建て専有棟、国道二号線とハーバーランドの角のアクセス至便な場所。昭和末より26年目。
神戸市社会福祉協議会が指定管理者  市内117児童館のうち66館の指定管理。
1311072_4
低層階が児童相談所、遊べる階、音楽・造形などの体験階、ホール・研修階(500席)トレーニングと休憩階の8階構成。
大学生ボランティアを積極登用、シニアサポーター制度

療育指導(発達支援クリニック)感覚統合理論の実践と研究。
大学研究グループとの相互連携。
1311074発達障害児の居場所づくり事業“きらきらルーム”が浸透中
放課後児童デイサービス事業者がここ数年4倍増に。
子育ち親育ち講座の展開。親子関係の見直しと従来イメージの払拭

以上。相沢委員長以下、委員および議会事務局並びに随行の斎藤、鈴木両部長お疲れ様でした。今回の4市での視察内容を今後の委員会活動に反映していきたい。

尚、今回は関西の三大都市を訪れる機会ともなり、先週遣欧後の視点で三都市それぞれの個性と違いを私なりに考察できた点も少なくなかった。