朝6時、仙台はせくら倫理法人会(深松努会長)の朝礼が始まり、セミナーの講師を私が担当させていただいた。テーマは「これからの仙台市の都市像」ただ今、市で策定中の仙台市の新しい総合基本計画の資料をもとに、人口、少子高齢化の進行、都市基盤、公共交通、医療・福 祉、都市個性、文化スポーツ、環境行政などについて解説しました。
金曜日の朝6時から7時の時間帯にも関わらず、44名の皆さんは、眠い顔なく私の話を聞いてくださいました。仙台市内には倫理法人会が9組織ありますが、はせくら会は設立されて一年、会員の年齢は30代が中心と、これから20年以上第一線で活躍する方々。仙台市のこれからの10年20年先の新しい都市構想の当に担い手です。会員の職種は様々ですが、それぞれに一日一日を一生懸命に働いて生きている姿に出会いました。良い機会を与えていただきありがとうございました。皆さんの意欲と能力が十分に発揮できる経済社会を造るのは政治の役目です。
介護の社会化を進める1万人市民委員会宮城県民の会総会。会は介護保険制度の歩みとともにあり、県内介護保険施設の第三者評価も積極的に実施している。24年度からの制度改正にむけて全国区の運動を展開、保険料負担の上昇と限界点、介護職の待遇向上と技術の蓄積、介護報酬と制度設計の見直し等々を提起。
改正への課題は多く、始まって10年にして制度の不安定さは相変わらずで、ますます増える高齢者にとって、介護保険制度が安心装置になっていないのでは仕方なし。制度の公費負担と保険料負担、利用負担のあり方を根本問題として、今後迎える超高齢社会に備える、永続的で安定的な制度に大きく見直さなければなりません。その大本は、医療/年金制度との共生であり、そのための財源の確保なのです。
消費税の増税により社会保障関連の財源を確保して、国民が誰しも老後を安心できる制度の構築に向けて、政治が闘わなければならないのです