あびこ雅浩の日記

仙台市議会議員あびこ雅浩の活動日記。

知事選が終わりました。勉強してきます。

2009-10-26 | 国際・政治

091024_193148 投票日の夜8時を回り、早々と現職・村井知事の再選が決定した。民主党が最大限応援した遠藤候補は惨敗となった。

最終日のマイク収め前(市内中心街)

遠藤さんは大変な苦労人だけに人間的にも大変すばらしく、コツコツと努力して積み上げてきた経歴も申し分なく、ふるさと宮城出身の逸材には違いなかったが、選挙には負けてしまった。選挙戦期間中を通して、遠藤さんの人間像に感動していた。戦い終わった直後でまだ分からないことだが、本当にいい人なので金輪際となるならば何とも寂しい。

遠藤さんは、民主党が政権交代を果たした8月末まで、国連の機関で要職にあり、ふるさと宮城に急遽40年ぶりに戻ってきたのだった。ご本人は、どれだけ宮城県政の状況を把握して帰ってきたのだろうか。生粋の宮城県人ではあるが、幾久しく離れていた立場。方や相手は、県外出身とは言え、県議会議員として10年を経て、4年前に知事になった立場。そしてあの人柄の柔らかさは最大の武器。人格では遠藤さんも引けを取らないとお見受けしてきたが、女性票の獲得も差が開いた。

衆議院選挙大勝利の勢いで、知事も交代/県政の刷新をと、岡崎参議院議員を先頭に9名の県選出国会議員が共に戦ったが、民主党支持層の過半数は相手方に流れたという。地方自治体選挙は国政とは異なることを、国会議員団の先生方は実感したのではないか。それは今選挙のただひとつの成果かもしれない。また、情勢が厳しいほどに、大票田の仙台市内対策に集中させた戦略も今となってはどうだろうか。

宮城県政にあれば、よりしっかり県下を見なければならず、その場所は票探しの仙台市内では無いと思う。県南/県北/海沿いこそ、重点的に票の掘り起こしをすべきだったと思う。

今年3戦目となる選挙の総括会議には私は出られないが、県議会会派のこれから/宮城県連の新たな人事/党本部からの評価など、祭りは終わり、これからがどうなるかどうするか心配です。

私は、今日これから、市民皆様の貴重な税金を活用させていただいて、未来・将来の仙台市のために、勉強に行って参ります。行き先はデンマーク・ベルギー・オランダ3国の5都市です。テーマは、子育て支援・教育・高齢者福祉・医療政策・環境行政・都市開発と交通・産業振興などです。団員は7名。3会派の若手グループで構成し、私と同期の3期生が3名、2期生2名、1期生2名です。

仙台市は、向こう10年先までの「総合計画」策定に着手する中、市議会若手チームとして、近い将来の仙台市政を展望した施策の参考事例を、海外の先進地から学んで参ります。団員それぞれが視察先を分担して担当し、報告書も取りまとめます。行って参ります。


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