宮城県介護福祉士会は宮城県下の有資格者2万人の中で現在350名を会員として組織された団体。これまで介護保険制度の発足とともに、任意の団体として運営されてきたが、今回、理事者の尽力により22年度から「一般社団法人」に衣替えしてスタートすることになりました。佐藤前会長、今出川新会長、佐藤前事務局長、雫石新事務長、清野顧問をはじめ他理事皆さんの奮闘により、無事に社団化となりました。
設立祝賀会には、日本介護福祉士会から石橋会長(香川県)、田中雅子名誉会長(富山県)、小泉副会長(北海道)も駈けつけてくださり、会に華
を添えてくださいました。また会場(国際ホテル)には宮城県/仙台市/医師会/社会福祉士会/老人福祉施設協会/大学、専門学校等々から多数代表者が来賓として出席くださいました。
介護の現場を担う専門職(介護福祉士)による職能団体である介護福祉士会は、全国都道府県に支部組織がありますが、現在日本介護福祉士会の働きかけにより全支部の社団化を促進しているところです。介護現場の最前線にある介護福祉士が専門職の職能団体として更に向上していくよう社団化を弾みとすることを会員相互が確認した日。
職能団体の社会的地位の向上には、どうしても政治の力学が必要ですが、今日介護の業界から国政にあるのは御一方のみ。次期介護保険法の改正に向けて介護の現場側から積極的な擁立が求められて当然ですが、前回の参院選の経緯もあり現実は厳しいようです。現職の維持に躍起となる一方で、施設サービス/在宅サービス/ケアマネージャー/介護福祉士/居宅支援事業団体等々それぞれの立場もあり「介護保険サービス業界」として一本化して戦略的に全国攻めをするに未だ前夜にあり。
介護の現場に一斉に
桜咲く日を