所管の健康福祉委員会として、先日15日に工事が完工したばかりの新市立病院内を、病院事業管理者、院長他、設計を担当した山下設計が同行し説明を受けまし
た。
一階正面玄関エントランスホール。屋上階のヘリポートに上がり地上50mの屋外に。屋上緑化も合計1000㎡。
次に、10階精神科病棟を見学。この病棟内へ
はIDカードが必要。保護室内部、身体合併症患者用病室とナースステーションの動線。(肝心の医師の確保には触れず)
5階は個室、特別室、4床室、乳児用集中治療室。乳児集中治療室には多くの機器がこれから入る(右写真)。
4階は手術室と集中治療室。手術室も8室あり。医療機器のメンテナンス室。壁面いっぱいにコンセントが並び電源が病院の生命線を語る。
2階は外来診察室群とスタッフ用移動通路。
食堂はホッとステーション。食堂名はけやきの杜、事業者は味の金魂 とのこと。
1階南側には50人定員の院内保育所あり。新病院の看板のひとつである休日夜間こども急病診察所はデザインも工夫されて。
地下階には、先端機器の放射線治療リニアック室、3億円超の高額医療機器。放射線治療の要塞入り口。機器を使う技師の鍛錬もこれから。
予定時間を超過して、以上のように各階各部屋や施設を視てきました。最先端の病院施設が市立病院として整うことになり、関係各位の建設完工までの尽力には敬意を表します。
そして課題はこれから。これだけ整った施設環境を十二分に活かすには病院スタッフの順応性が肝心であり、そのための充分なトレーニングが11月1日の開院に当たり必要になるものと感じました。
一流の器に見合う人的な熟度の高さを市立病院の全職員に期待するとともに泉区からも応援していきます。