eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

よく事例として出てくる分岐回線の高圧ケーブルシース線の零相変流器(ZCT)貫通...。

2024年03月27日 | eつれづれ

高圧ケーブル等で地絡事故が起きた場合、零相変流器(ZCT)を貫通して接地させないと地絡を検出出来ない。

高圧ケーブルシース接地をケーブル支持金具に直接、工事やは行っていたので指摘して貫通する様に手直しさせた。通常、方向性地絡継電器(DGR)試験では、高圧ケーブルシース接地線貫通の有無は関係ないので継電器はマトモに動作する。

竣工時、高圧ケーブルの端末状況を確認しておく。


令和6年(2024年)度、保護具、防護具耐圧試験風景...。

2024年03月26日 | eつれづれ

10kV.1分間の交流耐圧試験風景。

電気用ヘルメットの耐圧試験。

(株)双興電機製作所TVD-1000Kの電圧計基板パンクに付きテスターで印加電圧確認。80V以上でオレンジ画面に変化。

二次側充電電流mA確認。右の電圧計は指示無し(基板パンク)

高圧ゴム手袋の耐圧試験。

デスコン棒、約20本の耐圧試験。

耐圧試験完了した電気用ヘルメット。

例年、依頼されている66kV、特高変電所の保護具、防護具耐圧試験。

SUS水槽は事業所で用意、2時間程度で終了する...これで判った

保護具、防護具耐圧試験のツマラナイ実体。

TVD-1000Kの修理は明日、メーカー本社に送る。